「ランドナーで峠へ」~かめおか霧のテラス~
こんにちは、前野です。
厳しい寒さが続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の「ランドナーで峠へ」は京都市内から手軽に行ける雲海スポットを紹介します。
前回の最後に「冬場でも楽しめる京都周辺の峠を紹介します」と書きましたが、今回のスポットは登りますが峠ではありません。
京都市の西に隣接する亀岡市にその雲海スポットはあります。
JR亀岡駅から南に数キロのところにある「かめおか霧のテラス」。亀岡カントリークラブがある竜ケ王山に2018年に設置された亀岡市公認の雲海スポットです。
昨年末に初めて訪れたのですが、手軽に行ける場所にありながら壮大な雲海を見られることに感動して今回紹介することに決めました。
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亀岡の市街地は霧で真っ白
雲海と言いますがそれは標高の高い場所から見たときの表現であり、中に入れば霧です。雲海が出る日の亀岡は霧で真っ白になります。
亀岡盆地はその地形上、霧が発生しやすく晩秋から初春に発生する霧は「丹波霧」と呼ばれています。隣接する京都の市街地も盆地なので同じように霧が出てもおかしくないのですが、京都は都市化が進み緑が減ったことで霧の発生は減少していったようです。
かめおか霧のテラスへの入り口
JR亀岡駅を出発して10分ほどで京都縦貫道亀岡ICの分岐に到着、IC入り口の信号を左折します。
少し進むと縦貫道を渡る橋があるのでここが登り口になります。
写真の看板から2.9㎞は少し急な登りが続きます。カーブが多く、ゴルフ場へ向かう車も通るのでくれぐれもコーナーは注意してください。誰もいないと思って登っていると濃い霧の中から車が急に現れます…
標高が高くなると急に視界が晴れる
登り始めてしばらくは真っ白な霧の中を進むことになるのですが視界が急に晴れてきました。
霧は地面近くに発生するので霧の上まで登ってきたことになります。
標高の高い信州の峠を走っていると同じような体験をすることがありますが、まさか亀岡でこの切り替わりを体験出来るとは思いませんでした
登り途中の展望スポットから雲海と愛宕山を望む
かめおか霧のテラス手前、登りの途中にも雲海を見渡せる展望台があります。こちらは愛宕山を正面に見渡すことが出来ます。
雲海と愛宕山の雄大な眺め
登りの途中にある展望台からの眺めも壮大なのでここで満足して下らないように。もう少し頑張ればさらに奥行きのある雲海を堪能できます。テラスまでもう少し!
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霧のテラスに到着!
亀岡カントリークラブの入り口を過ぎてすぐのところに霧のテラスはあります。道路に面した場所にあるので見落として通過してしまうことは無いはずです。
どこまでも続くかのような雲の海
圧巻の雲海。おにゅう峠の雲海はそこに至るまでの経過を含めての絶景でしたが、亀岡の雲海は奥行きが凄い。手軽に来れる場所ながら感動しました。
人が少ないので撮影もしやすい
こんなにきれいな雲海を見れるのに人はまばら。土日の雲海が出る日は混むのかもしれませんがほぼ貸し切り状態です。
静かに雲海を堪能できる
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雲海が晴れてくると亀岡盆地を見渡すことが出来ます。
霧のテラス手前の展望スポットから愛宕山方面を望む
実は一面の雲海を見ることが出来たのは2回目に訪れた時で、初回は家を出た時間が遅かったので霧が晴れて雲海の名残を見ただけでした。
霧のテラスから亀岡盆地を眺める
雲海が晴れてもいい景色
テラスにはベンチが設置されています。軽食を持ってきて景色を眺めながらのんびりしたら最高の午前中になると思います。
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今回のコース
かめおか霧のテラスホームページからライブカメラで雲海の出現状況を確認できます。
早朝に雲海が出ているのをチェックしてから亀岡駅まで輪行すれば確実に雲海を見れますよ!
駅から霧のテラスまで6㎞弱なので冬場の弱った足にも優しいです。
雲海を見た後は西山の峠を走るのも楽しい
雲海を見た後はさらに南へ走れば京都西山の峠を楽しむこともできます。この時は善峯寺の激坂を経由して京都市内まで帰りました。
亀岡盆地一帯に発生する丹波霧は晩秋から初春にかけて見ることが出来るので是非一度足を運んでみてください。
次回も京都周辺の峠を紹介できたらと思います。
寒い日が続きますが怪我無く楽しく乗っていきましょう!
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~最近の入荷情報~
長い期間在庫を切らしていたハンドルが日東さんから入荷しています。
まずはグランボア平行マースバー
今回、霧テラスに行く際に乗っていたブリヂストンユーラシアにも使っているリーチが長めのドロップハンドルです。ハンドルのショルダーとドロップ部分がほぼ平行に曲げられ、美しいラインを形成しています。
フランス型ランドナーバー、フランス型マースバー、そして平行マースバーの定番3種類を使用してきましたが、このハンドルが握る場所によるポジションの変化が最も大きいです。
自分は平行マースバーを700Cロードとユーラシア、そしてグランボア1×11ランドナーの3台に使用しています。握る場所の役割がそれぞれ明確で、横から見たときの端正なシルエットが気に入っています。
コンパクトなサイズ感のパスハンターなどにおすすめのフラットハンドルです。
グランボアのオールラウンダーバーはテクトロオポジットレバーが取り付けられるようにバーエンドの内径を19mmに設計しています。もちろん一般的なダイアコンペ135ブレーキレバーなども使用可能です。
ドロップハンドルを使うことが多いグランボアの完成車での採用例は多くないですが、スポーツ用自転車に乗るのが初めての方や手の力があまり強くない方におすすめです。
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