アイズの独り言

2023.03.30

ブルべ:BRM312守山200km

こんにちは、前野です。

今年最初のブルべを走ってきたので紹介します。

参加したのはオダックス近畿主催のBRM312近畿200km守山
おなじみいつもお世話になっている滋賀ブルべです。

スタートは午前8時で自宅からスタート地点まで35km程なので自走で向かいました。この日はびわこマラソンがあったので交通規制が心配でしたが、早朝なので問題なく大津の市街地を通過。近江大橋を渡ってゆったりと走って守山のスタート地点に到着しました。

今回乗る自転車は1月のハンドメイド展で展示したブルべの為のグランボア650Bランドナーです。

 

コースはJR守山駅近くを発着する200km

守山をスタートして南東へ進み伊賀上野、名張を抜けて曾爾村、御杖村を通って三重県側から青山峠を登って守山に帰ります。前半の曽爾村や御杖村を走るのは久々ですが、後半の青山峠以降は昨年のBRM924茨木600kmと重複している区間が多々あります。がっつり登るのは青山峠のみ、獲得標高も200kmのブルべとしては平均的で難易度は高くありません。

 

 

3月12日 8:00 スタート 守山えんまどう公園

スタート地点に到着すると受付と車検を済ませてスタート前のブリーフィングが始まるのを待ちます。

一緒に走る同期のSと後輩のI君も到着して今日の予定などを話し合います。I君は前日に淡路島を1周してきて脚が残っていないとか。ブルべ前日に張り切りすぎでしょ…
3人とも今年最初のブルべなので10時間程度で守山に戻ってくるプランで走り始めました。

 

8:34 甲賀市 天気は曇り

一緒に走るSはカーボンのディスクロードに最低限の装備。夜間走行が無く天気を読みやすいコースの200kmブルべだと超軽装で走る人も珍しくありません。

 

9:21 伊賀の辺りで通り雨に合う

順調に走っていると顔に雨粒が当たり始めました。僕たちが通過する前に雨雲が通過したようです。本降りの雨にあたる前にやみましたが、予報になかったので驚きました。
雨が上がった後も名張に抜けるまでは路面が濡れていたので泥除けとマッドフラップが役立ちました。
雨の日に一番厄介なのは顔に向かって飛んでくる路面からの水しぶきです。

 

10:15 60km地点、名張の市街地で少し休憩

名張に入るころに路面は乾いて青空になりました。
スタートして2時間半くらいでしたがこの後しばらくコンビニが無いので小休憩を挟みます。
フロントバッグの中には多めの補給食を入れてきたので自分は特に買い物をする必要はないのですが、3人で走っていると休憩中の雑談が楽しいのです。

 

10:57 青蓮寺湖沿いを走る

名張の市街地を抜けると少し登って青蓮寺湖ダムを通ります。
この辺りまで来ると交通量が減り快適に走れます。

 

 

 

11:10 香落渓を走る

名張から曽爾村へは香落渓(かおちだに)を抜けます。紅葉の季節に走ってみたいです。

 

この日は3月上旬にしては気温が高く、早朝に自宅を走り始めたときで既に10度以上ありました。
標高の高い曽爾村でも最高気温は20℃近くあります。

朝から気温が高かったので服装はあまり迷わずに決めることが出来ました。
メリノウールの半袖ジャージ、半袖インナー、靴下に夏用のビブショーツを基本とし、気温に応じてアームウォーマーとレッグウォーマーを着用します。フロントバッグの中にはウインドブレーカーを兼ねたレインジャケットとベスト、長指の手袋もあるので幅広い気温に対応可能です。

曽爾村へ

香落渓を抜けると曽爾村に入っていきます。曽爾村と言えば曽爾高原が有名ですが今回のコースでは通りません。曽爾高原も久しく登っていないので今年の秋、ススキの季節に行きたくなりました。
香落渓と合わせて秋のツーリングコースが組めそうです。

 

11:42 フォトコントロール1 85.8km 掛公園

この日最初のチェックポイントに到着。このブルべのチェックポイントの配置は少し独特で、通過時間に制限のあるPCが1箇所のみで残り2か所は指定された看板や景色と一緒に自転車を撮影することで通過証明にするフォトコントロールになっています。
大量の花粉が舞う中走っているので花粉症のI君はしんどそうです。自分もくしゃみが多いような…

 

12:10 御杖村を通って津方面へ

この日は調子よく踏めていて登りでは自分が先行することが多くなりました。そういえば今日はインナーリングにチェーンを落としていません。

新しい自転車のアウターは小さめの44Tでリアスプロケットが11-28Tなので、緩やかな坂であればフロント変速無しで走り切れてしまうのです。

 

12:30 フォトコントロール2 104.0km 伊勢奥津駅

名松線(めいしょうせん)の終点、伊勢奥津駅が今日のコントロールポイントの2つ目です。
松坂駅からこの伊勢奥津駅までの約43kmの短いローカル鉄道です。ここからのんびりと輪行で帰るのも良さそうですが今日はブルべ。通過証明用に写真を撮って一息ついたら次のコントロールポイントに向けて出発します。

 

13:30 PC1 128.6km 花粉で黄色い時計

しばらく下り基調が続き、1時間ほどでPC1のコンビニに到着しました。時計や靴下を見ると花粉で薄っすら黄色くなっています。目安にしている10時間以内のゴールは充分間に合うので30分ほど昼食休憩。豚まんとコールスローサラダを食べました。

 

14:33 この日の山場、青山峠

コントロールのコンビニを出発するとすぐに登りが始まります。今日のブルべで唯一しっかり登る青山峠です。
チェーンをインナーリングに落とすか迷いましたが、峠の序盤から一緒に登っていたロードの方といいペースで峠まで行けそうだったのでフロント変速をせず踏み続けます。
テンポよく踏み続け、結局アウターのまま峠のトンネルまで登り切りました。短い時間でしたが一緒に登ってくれたロードの方ありがとうございました。

青山峠を越えると伊賀コリドールロードのアップダウンが続き、往路との重複区間に入ればあと少し。

 

17:24 202.3km フィニッシュ

9時間24分で完走となりました。
往路と重複する後半は交通量が多く、3人ばらけてしまいましたが全員無事にゴール。Sは残り6kmでパンクしてしまいましたが素早いリカバリーで戻ってきました

新しい自転車の走りは軽やかで快適。今回は200㎞なので明るい時間に終わってしまいましたが、前後のダイナモライトが活躍する400~600kmのブルべを走らせるのが楽しみです。

そうそう、今日のブルべではチェーンをインナーリングに入れずに走り切りました。後半は意地になって踏んだ場所もありましたが、実質フロントシングルで走れたのも小さめの44-28Tならではと言ったところでしょうか。ロードのコンパクトクランク50-34Tでは厳しかったでしょう。

 

 

毎年楽しみにしているオダックス近畿のピンバッジ

ゴール後に受付で買えるオダックス近畿のオリジナルピンバッジ。ACPのメダルは4年に1度の更新ですがオダ近ピンバッジは毎年デザインが変わります。オダックス近畿20周年になる今年のモチーフは道路標識だそうです。去年は200×1、300×1、600×2を走ってSRを取ったので400を持っていません。今年は4種類揃えたいところです。

 

 

次のブルべは4月8日の近江八幡300km。身体の調子を整えながら来月もブルべを楽しみたいです。

アイズバイシクルではブルべを走るためのランドナーのオーダーもお待ちしています。是非お気軽にご相談ください。

 

4月は3日と13日がアイズバイシクルの定休日になります。

まえの

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