留萌から宗谷 ~サロベツ原野~
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9月8日
羽幌から天売島へ渡るつもりが船の欠航で渡ることができず、急遽、遠別に宿をとったわけですが、次の目的地の天塩の宿までほんの20kmしかありません。いくら熟年夫婦ののんびりツーリングと言ってもさすがに時間を持て余します。で、今回のプランから外していた「オトンルイ風力発電所」へ足を延ばしてみることにしました。本来なら通り過ぎるだけの場所でしたが、周回することによってまた違ったオトンルイを見ることができましたよ。
遠別~天塩~オトンルイ~下サロベツ~天塩 約78km
まず、この日は国道を行かず、親方が5万図を眺めていて見つけた海沿いの農道を行くことにしました。すると、これが大正解。
車も少ないうえ、海も近く、まさしく自転車の為の道が12kmほど続きます。
電柱もしばらくは視界から消え、遠くにうっすら利尻も見えました!
ただ、12kmなんてあっという間。お昼前には天塩の宿についてしまいそう。そこで、またもや親方が近くに宇野牧場という牧場が営むカフェがあることを発見。
向かい風の中ソフトクリーム目指して方向転換。
ところが、開店時間前で泣く泣くホテルへ。。。
でも、その先に立ち寄った道の駅てしおでも宇野牧場の乳製品は買えたので焦らなくても大丈夫! もっと言えば、利尻島のホテルの売店でもここのアイスは売ってたりしますよ。
有名なんですね。
さて、ホテルでパニアバッグなどの余分な荷物を預かってもらって再出発。
昼食をとれる食堂なども無さそうなのでセイコーマートでおにぎりなどを補充してから道道106稚内天塩線(日本海オロロンライン)へ。
お、見えてきました。左に利尻、右にオトンルイ。
利尻山もようやくはっきりと見えました。
この道はやはり車やバイクが多い。
でも、確かにこれだけ並んでいると壮観ですね。
目立つものがほとんどない原野の地で利尻山と並ぶランドマークになるのも頷けます。ただ、このオトンルイ風力発電所も稼働から20年がたち、来年春から順次取り壊し、新しい大きなものへと建て替えていくのだそう。この景観を楽しめるのもあとわずかだと考えると良いタイミングでした。
お昼はサロベツ原野駐車公園で食べて、せっかくだから幌延ビジターセンターにも立ち寄って、国道232へと戻るわけですが、途中またもや農道を発見。
私たちはこっちのオトンルイの方が好みかな。
※私たちが走ったルートはサイクルグランボアのRideWithGPSでも公開しています。
良かったらご覧ください。
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9月9日
前日にこの地を旅する人たちのメインルートをすでに走っていたのでこの日は内陸へと向かうことにしました。そして選んだ道は前の日に目星をつけておいた天塩川左岸堤防のダート道。これがまた素晴らしかった。ランドナーだからいける道。それに、なだらかなアップダウンが連なる大規模草地育成牧場もホント気持ちの良い場所でした。
寄り道はトナカイ牧場、幌延深地層研究センター、工房レティエ、宮の台展望台など。
下サロベツ(幌延)~豊富町大規模草地育成牧場~上サロベツ(豊富) 約73km
このコース、おススメです!
まずは天塩川を渡る「天塩河口大橋」の手前の道を入ります。
この日の利尻は雲が全くかかってなく美しかった。オトンルイもその先にすっきり見えています。
このダートは天塩川に沿って14kmほど。
釧路湿原の新釧路川右岸堤防を思い出しますが、オトンルイが常に見えているのでまだ人間界とのつながりを感じることができます。
今なら新旧の風車を見渡せますね。
ご存じですか。トビは背中が美しいんですよ。
ダートを離れて国道232から国道40号へ。そのあと、道道256から道道121をを進みトナカイ牧場へ。これもオロロンルートと呼ぶそうな。
トナカイの餌200円。柔らかいお口でした。
お昼ご飯もここでいただいたのですが、まあ、ラーメンが驚くほど美味しかった。
合鴨100%で出汁を取るという白湯塩ラーメン。チャーシューもアイガモなんです。絶品でした。また食べたい。
そして、この施設のお隣には幌延深地層研究センターがあって、施設の一部が見学可とのことで見学させていただきました。こんなところでこんな社会見学ができるとは思っていませんでしたが、日本が抱えている大きな問題の一つの研究がこんなところでされているんですね。核廃棄物の処理の大変さをあらためて感じることができました。
時間に余裕があれば是非寄ってみるのも良いですよ。
オロロンルートからサロベツリフレッシュロードへと進むと広大な大規模草地育成牧場へと誘われます。
今回の旅の最中、ここだけ雨に降られました。雨具も要らない少しだけですけど。
それでもこの景色は素晴らしかった。
余談ですが、この牧場は吉永小百合が主演を務めた映画「北の・・・」シリーズのひとつ、「北の桜守」の空襲の場面や「坂の上の雲」のロケ地だったとのこと。
牧場を降りて今度は上り返しがありましたが、その途中に牧場が営むアイスクリームとチーズのお店があるのを親方がリサーチ済みでした。ただし、営業時間が15時までとのことでいつになくハイペースで走ることに。
親方、こんな時、めっちゃ速いんですよ。。
最後は宮の台展望台へと上り返し。
ここも上り返しになるので悩むところですが、とっても良い展望台でした。
で、サロベツ原野を突っ切るように走り、ようやくお宿にチェックイン。
17:30。
そして月も美しく。この日の翌日が十五夜でした。
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9月10日
この日でサロベツ原野は最後。もういちど上サロベツから下サロベツへ回りながらパンケ沼にも立ち寄りました。そのあと再び海沿いの道を北上し抜海を目指しました。
寄り道は豊富町のアイスクリーム屋「フェルム」、こうほねの家など。
天塩~抜海 サロベツ湿原センター、パンケ沼、幌延ビジターセンター経由 約76km
朝、4時に目が覚め、そっと宿のリビングへ。
夜明け前でしたが空は明るくなり始めていて湿原はすっぽりと霧でおおわれていました。宿の窓からこれが見れるのですから「あしたの城」素晴らしいです。
宿のお庭。
望遠で撮影するとこんな感じ。
さて、のんびりとスタート。
サロベツ湿原センターの木道散策。すっかり秋。
すばしっこい小鳥。産毛フワフワの幼鳥のようですが何かな。。。ベニマシコ?
パンケ沼
幌延ビジターセンター展望台
で、あっという間に再び道道106オロロンラインへ。
北緯45度のモニュメント。
振り返れば道はまっすぐ。
行く道もまっすぐ。。。海と空に消えていくよう。
お山もキレイ。
でも、こーゆー道はちょっと苦手かも。。。
次はいよいよ島に渡ります。
旅の準備
また大きな台風が来ていますが、今日の京都は良いお天気に恵まれています。気温は30度を超え、風は微風、なんとなく秋を感じる日差しです。
あれだけ大きな台風ですので直撃されれば大変ですが、昼のニュースだと台風はなんとなく逸れていきそう。
でも、どこかで被害を受ける方がいるんだろうな。
山火事、洪水、台風、戦争。
世界中が大きな力に翻弄されていて、毎朝のように誰かの泣いている姿がニュースになっている。
今朝はパキスタンの洪水のニュースに言葉を失いました。
防ぎようのない悲劇があちこちにあって、誰もがいつその只中に放り込まれてもおかしくない時代。
平穏な日常を過ごせていることにただただ感謝です。
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明日から親方とまた旅に出ます。
今度はなんと10泊!
2019年のランブイエでのコンクールで製作したバッグに、今年はJBTでパニアバッグを新たに追加して、それらをこの1か月前からいろいろ修理しておりました。そして、親方の分も新たに製作。
縫ってはほどき、縫ってはほどき。
ようやく昨日すべてが完成!
パニアバック一個78グラム。
お、2個でほぼ倍!
適当にサイズを決めている割に概ね正確ですよ。
生地はリップストップと撥水性のある布を組み合わせて作っています。着替えはすべてジップロックに小分けして圧縮して入れていきます。
全部そろうとこんな感じ。
カメラは雨具やウインドブレーカーが入っているフロントバッグにピッタリ収まります。サドルバッグには輪行バッグと工具。
今回はヴィンディングシューズをあきらめてオンオフ両用の靴で行くことにしたので靴を持っていく必要がありません。なので10日も行く割に荷物が少ない気がします。。。
今夜もう一度再チェックですね。
パニアバッグの中にはリュックも入っています。
これはいつものように輪行時にはパニアバッグ2個分を収める用です。
旅先のトレッキングにも使えるので便利ですよ。
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【入荷のご案内】
しばらく欠品扱いとしていました輪行用のヘッド小物が諸事整って再販開始しています。
そして、大物。
良いサイズのエルスのタンデム。
2008年にお納めしてからずっと大切にされてきたのがわかる素敵なコンディションですよ。
店頭に置いていますので是非ご覧になってご検討いただければと思います。
秋の小旅行
こんにちは、スタッフの前野です。
今年はブルべに殆ど参加することなく10月を迎えました。昨年はPBP参加のために毎月何処かへ出かけていましたが、今年は新型コロナウィルスの影響でイベントに参加せず一人で走ることが多くなりました。
京都北山を走るのはもちろん楽しいのですが、知らない土地へツーリングに行きたい…。
自分の中のツーリング欲が高まっていました。
コロナを取り巻く状況が少し落ち着いたように感じたので、1泊2日の小旅行に出かけてきました。もちろん感染症対策は怠らず。
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行先は兵庫県の奥地にある瀞川氷ノ山林道。4年前の11月に京都から一人で走りに行った林道です。
日本海に面する兵庫県香美町と養父市にまたがり、関西では最長規模約50㎞の総延長と未舗装路では珍しい約1.2㎞の見通しのいいロングストレートがある林道です。
同行してくれたのはアイズバイシクルにアルバイトとして来てくれている井越君と、彼と同じサイクリングクラブのOBであるI君。I君と僕は集合地点であるJR八鹿駅まで自走し、輪行でやってくる井越君と合流します。

午前3:30に京都を出発して約130㎞、9:40分頃にJR八鹿駅に着きました。そしてその数分後、井越君の乗った電車が到着。
彼は20代前半ながら昭和のサイクリストの佇まい。ニューサイクリング誌を読み漁り、当時のサイクリストの服装の研究に余念がありません。

八鹿駅の駅舎は歴史を感じる趣ある造りになっています。このガラス窓なかなか見ない形ですね。

走り出す支度を整えて午前10時すぎ八鹿駅を出発!
市街地を離れると飲食店やコンビニは殆どないので、街中で明日の食料も買い出しを済ませます。

養父市関宮から香美町村岡までは国道9号線で峠(トンネル)を越えます。登りの途中にループ橋があるのは珍しいですね。

八鹿駅から約30㎞、13時半頃に瀞川氷ノ山林道の入り口に到着。途中で昼食を摂ったり道の駅ハチ北に寄っていたのでのんびりペース。僕とI君は朝が早かったのでこの時点でまあまあ消耗していました。
若干の眠気と疲労感があるものの、4年越しの再訪と前回は到達できなかったダートのロングストレート区間にわくわくが止まりません。

林道起点からしばらくは舗装路が続きます。ダートはまだかまだかと舗装路を登り続けていると県道に合流。少し走ればダートが始まると思っていたので拍子抜けしました。

林道起点から始まる北端の区間は全舗装で、89号線との交差以南からダートが始まります。なのでダート区間を走るのが目的なら北端の林道起点には行かずに道の駅ハチ北から89号線で林道にアクセスした方が楽しいと思います。
北端の林道起点から89号線までの区間はひたすら登りで展望もあまりないので、もし再訪するなら北端の区間はカットします!

89号線との交差から少し登るとダートが始まりました。待ちに待ったダートに歓喜の声が上がります。砂利の上を泳ぐような感覚が堪りません。

少し走って空気圧を調整。プシュッ!プシュッ!とバルブを数回押して空気圧を下げます。
下げすぎるとリム打ちパンクのリスクが上がるので注意!

ダートと舗装の登りを繰り返して最初の展望ポイント、はちまき展望台に到着。
これから向かう林道南側は灰色の厚い雲に覆われていました。

林道を南下するにつれて霧に包まれ幻想的な雰囲気に。
ロングストレートまでの区間は砂利の粒が大きく、登り勾配が厳しいので脚を削られます。楽しいけど苦しい!
この林道は太いタイヤと砂利の上を駆け上がるテクニック、パワーがものを言います。650×32Bや700×30Cでも走れないことはないですがしんどいかも。

念願叶ってロングストレートに到着!これが見たかった…!
この区間は砂利が少なく、路面も締まっているのでとても走りやすいです。北側からは緩く下って登り返します。登り返しは斜度が厳しく、粒の大きい砂利に覆われているので気を抜いているとあっという間に失速します。
楽しくスピードを出せるのは一瞬。


名物のロングストレート区間の後も基本的に登り基調。疲労が蓄積して思うように前へ進めません。砂利道の勾配がきつくなると漕ぐのをあきらめて押し歩きすることも。

林道の途中で休憩。霧に包まれて景色は見えませんが普段味わえないシンドイけど楽しい感覚。
辛いけど楽しい!辛いけど楽しい!

最初は大喜びで走っていた砂利道も後半になってくると苦行の道に… 今度は舗装路が現れると歓喜の声があがります。
霧の間から見える景色が開けてきました。ハチ北スキー場が近づいてきた証です。

スキー場の施設が見えてくれば後はもう少し。舗装路を一気に下って日没前に東鉢伏の宿に到着することが出来ました。

今回のように霧の中や予定よりも走行時間が伸びて日没を迎えてしまうような場合でも、バッテリー残量を気にすることなく使えるSONのダイナモシステムが心強いです。
こんな林道でも車やバイクが走ってくることがあるので、フォグランプ代わりに常時点灯させておくと安心です。
僕が使っているのは定番モデルSON28ハブダイナモとEDELUXヘッドライト。ライトの方はより明るくワイドな配光になったEDELUX2にバージョンアップして販売されています。

1日目は京都から八鹿駅まで130㎞と下のルートを走って全行程186㎞。疲れた……。
余裕をもって林道を楽しむなら輪行しましょう!
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2日目
翌日はメンバー全員疲労困憊。予定していた瀞川氷ノ山林道南半分の走破を諦めて最短ルートで砥峰高原を目指します。
I君は調子が優れないので養父駅から輪行で帰ることに。井越君と2人で砥峰高原を目指します。

養父市出合から大屋まで舗装林道で峠越え。


県道6号線で砥峰高原の入り口まで南下します。冨士野トンネルまでは長い登り坂。

冨士野トンネル入り口で小休止。前日がハードだったので二人とも疲れ気味。


今回のツーリングに使用した自転車はいつもと同じくコンクールマシン2017の際に制作された親方製フレームの1本。メインコンポーネントはSRAMフォース1、1×11スピードのフロントシングルです。
今までと違うのは先日発売されたサンクフィーユ・ナローワイド40T。この自転車では約2年間サンクフィーユ・ナローワイド試作版42Tを使っていたので少しだけ小さくなっています。

リアスプロケットが従来のまま11速11-42Tなので最小ギア比は1以下。舗装路でギア比1以下になると歩くのと同じかそれ以下の速度になってしまうので必要性を感じないギア比ですが、今回のような砂利道の厳しい登り坂などではトラクションを維持しながらクランクを回すことができるので効果的です。砂利道を走らないのであればフロントはサンクフィーユナローワイド40T、リア11-40Tの方が使いやすいでしょう。
ちなみに変速機はSRAMフォース1ですがチェーンとスプロケットはシマノXT(M8000 系)を使っています。変速はとてもスムーズ、消耗部品のコストも抑えられます。
走りの要となるタイヤは650×42B。舗装路、ダートどちらも走る場合は2.5BARくらい。舗装路に重きを置くなら少し高めに、未舗装路をスムーズに走りたいならもう少し低めに。
外ではエアゲージを使うことはないので、状況に応じてちょうどよく感じられるように空気を抜きます。空気圧を大まかに把握しておくならタイヤゲージが便利です。ちょうどいいと感じられた空気圧で走った日にタイヤゲージで空気圧を測定してメモに残せば気持ちのいい空気圧の再現は簡単になります。
さて、砥峰高原への登りも自転車乗りに優しくありません。終盤は花背、百井峠並みの勾配が続きます。

急勾配の坂道を上っていると木々の間からひらけた景色が見えてきました。

すすきが眩しい砥峰高原に到着!砥峰高原はすすきが見ごろで素晴らしい景色でした。
高原を少しだけ散歩して帰りの電車の時間が気になるので早めに出発しました。電車を逃すと次がなかなかありません…

砥峰高原から神河町方面へは豪快なダウンヒル。下りの途中に見えた長谷ダムが立派でした。下りながら見える景色も爽快。写真に残したい景色は下り途中のような止まれない、止まりたくない時に突然現れたりしますね。

砥峰高原から下りきると長谷から川沿いの道を北上して生野駅で輪行して帰路につきました。

そうそう、輪行の時にサッと広げられるグランボアサコッシュが便利です。
僕はスマホや飲み物、軽食など輪行時にすぐに取り出したいものをまとめるのに使っています。
サコッシュは今回使用している輪行袋オーストリッチSL-100と同素材で出来ていて、超軽量ながら安心感のある丈夫なレオナWリップ65ナイロンが使われています。輪行以外にも買い出しをして一時的に荷物が増えた場合や、着替えの仕分けなど用途は様々。一枚持っているといろいろ使えますよ。

2日目は充実の80㎞。距離にしてみると短いですが内容の濃い80㎞でした。
旅の〆は生野駅からのんびり普通電車の旅。3時間半かけて京都まで帰りました。
今回のツーリングの主な目的は瀞川氷ノ山林道のロングストレートを走ることでした。二日目に通った舗装林道や砥峰高原など自分の知らない兵庫県を知ることができた楽しいツーリングでした。
特に瀞川氷ノ山林道周辺には他にも面白そうな道があります。また来年行こうと思います。
11月は久々のブルべでSR600紀伊山地の世界遺産を走る予定です。
紅葉の紀伊山地を楽しもうと思います!
PBP前最後の600㎞ブルべ~BRM622紋別600km~
こんにちは、スタッフの前野です。ジャパンバイクテクニークの翌週に北海道で開催された600kmブルべに参加してきました。
今回参加したのはオダックスジャパン北海道主催のBRM622紋別600㎞。8月のパリブレストパリ前最後の600㎞ブルべとなります。コースは信号が少なく、PC以外で余計な停車をする必要がないので補給さえ失敗しなければ完走は容易なコースです。そして前回の記事でも書きましたが信号だけでなく獲得標高も少ないので2016年8月の宗谷600㎞で記録した25時間49分の更新を狙って北海道へ向かいました。

コースは札幌市郊外の丘珠空港近くからスタートして富良野、美瑛などを経由してオホーツク海に面する紋別まで行き、名寄、士別、雨竜を経由して帰る607㎞の道のりです。
6時過ぎにスタート地点に到着。ブルベカードを受け取りブリーフィング、車検のいつもの流れです。スタート地点では2016年の宗谷600kmでお会いしたAさんと3年ぶりに再会!!3年前はロードレーサーでしたが今回の愛車は旭川の蝦夷サイクルのスポルティーフ。それもオールメッキです。DHバーが着いているのが北海道のランドヌールならではですね。

7:00にスタートして10㎞程走ったところで本格的な雨に。ここから紋別に到着するまでの大半を雨の中走ることになります。

単独で千望峠を越えて上富良野町へ。
ウェット路面をグループで走ると先頭以外は前走者の水しぶきを浴び続けます。前走者と走行ラインをずらせばいいのですが、前に2人、3人いるとラインが重なりどうしようもありません。空が晴れていても路面が濡れていたら、雨が降り続けているのと変わらないくらい濡れます。砂利交じりの泥水が口に入ってくることもあるので雨に打たれているよりも不快です。これは前後フルサイズのマッドガードがあっても完全には防げず、リアのマッドガードに路面すれすれの長さがあるマッドフラップを付けて初めて解決されます。今回は600㎞のほとんどを単独で走ったのであまり問題にはなりませんでしたが、仲間と走るときはリアにもマッドフラップが必要だと感じました。

千望峠上富良野側の下りは小雨の中。

美瑛名物パッチワークの路は大雨。晴れていたら最高の景色をバックに自転車の写真を撮れたことでしょう。

牛の横断で小休止。本州では遭遇しない光景です。
雨の音しか聞いていなかったのでこちらを見ながらモーモー鳴いている牛さんに和みました。

紋別手前70㎞地点でスマホが水没。スマホケースとして使っていたジップロックの口を開けたままにしていたのが原因でした。

紋別に到着。ここまで310㎞を13時間。まあまあのペースで折り返しまで来ましたが雨で消耗して立て直しが必要だったので予定外のホテル泊です。風呂、夕食、衣類の乾燥、睡眠で7時間ほど滞在しました。水没したスマホも乾燥させてどうにか使える状態に。
自分が到着したときはまだ少なかった自転車もチェックアウト時にはこの通り。コースレイアウトとPCの配置的に紋別で宿をとる人が多かったようです。

【2日目】
3時半にホテルから再スタート。空が明るくなり始めていました。今回、ライトの明かりを頼りに走ったのは初日の約1時間だけ。いつもなら夜明けの瞬間に感動するものですが、今回は寝ている間に明るくなってしまったので600㎞を走っている感じがしません。オホーツク海の日の出を見ながら海岸線を興部まで進み、そこから内陸の名寄へ向かいます。

先週ヒグマが出没したようです。川の対岸や遠くから見てみたいと思いますが鉢合わせは勘弁……

1日目と対照的に快晴。灰色一色に見えていた景色は鮮やかに色付き最高のサイクリング日和になりました。ただ、日影がほとんど無いコースで日焼け止めを塗りなおさなかったので真っ赤に焼けてしまいました。

二日目は最初から最後まで単独で走り続けて33時間34分でゴール。当初の目標25時間台前半のゴールは出来ませんでした。雨の中24時間ぶっとおしで走り続ける力は今の自分には無く、1日目の状況から判断してホテルに入ったのは適切な選択だったと思います。もし紋別で宿に入らず走り続けていたら、かなり苦しい600㎞になったのは確実です。同じ状況で数年前の自分なら、紋別のホテルに入った時点で心が折れてDNFの電話をかけていたと思うので冷静に立て直せるようになったのは成長したと思います。今回の雨天走行の経験を今後の装備や走り方に活かし、PBP本番で悪天候に見舞われても乗り越えることが出来そうです。

京都から北海道に行くにあたり関空から新千歳まで飛行機輪行しました。飛行機輪行用にハードケースやクッション材付の輪行袋を持って京都から関空までを電車で輪行するのは荷物のサイズ的に困難なので、普段と同じ軽量輪行袋で飛行機輪行をすることにしました。
飛行機輪行が普段の輪行と違うのは自分以外の人が自転車を運び、場合によっては横置きになる可能性があることです。以上を踏まえて使用した輪行袋はオーストリッチSL-100 。最近はウルトラSL100ばかり使っているので出番がなかったのですが、より強い生地を使っていて安心感があるので抜擢です。それに加えてフロントフォークには日東の用心棒を装着しています。これも万が一横置きになった場合などにエンドが歪むのを防ぐためです。ペダルとリアメカは外しておきます。フレームとホイールの隙間に衣類の入ったスタッフバッグを詰めて、残りは電車で輪行する時と変わりません。

空港に到着したら自転車は預け荷物としてカウンターで手続きをします。ちなみに今回利用したのはANA。
重量とサイズがチェックされますが、受付の人も慣れているのか特に煩わしいことはありませんでした。一点注意する必要があるのはスプレータイプのチェーンオイルやバーナーのガス缶などは預けられません。この辺りは細かい規定があるので空港で預ける前に航空会社のホームページなどでチェックしておくとよいでしょう。

飛行機に輪行袋が積み込まれていきます。このように横倒しになる場合があるので、受付時に横倒しにする場合の向きなども確認されました。新千歳空港到着後、ベルトコンベアではなく係員の方が直接輪行袋を運んできてくれます。ちなみに行きの飛行機では僕以外に2人が普通の輪行袋で自転車を預けていました。
行き帰りとも袋の破れや自転車の損傷はなく、前述のとおり自転車を丁寧に扱ってもらえるので行動範囲を広げてくれる普通の輪行袋を使った国内線の飛行機輪行は今後も積極的に利用したいと思いました。LCCや航空会社によっては対応も変わってくると思いますが、飛行機輪行に対して高いハードルを持つことはないと思いますよ。今度はほとんど走ったことがない東北に飛行機輪行で行きたいです。

【今後の予定】
8月18日のPBPまであと1か月になりました。PBP前最後のブルべは滋賀県守山市から姫路市を往復する300㎞。スタートが夜というPBPのスタートに似た条件なので本番を想定した時間割を組んで確実に完走したいです。
そして守山300㎞が終われば残るはパリブレストパリ(CONCOURS DE MACHINES 2019)のみ。残りの時間を大切にしてフランスで納得のいく走りが出来るよう頑張ります。
BRM727守山300㎞
8月18日 PBP1200㎞
京都から1000㎞どこまで行ける? ~BRM503京都1000㎞~
こんにちは、スタッフの前野です。
先月のBRM420近江八幡400㎞でSRを獲得できたので満を持して初の1000㎞ブルべとなるBRM503京都1000㎞に挑戦してきました。今回は写真多めでお届けします。
スタートは京都の三条大橋、ゴールはなんと岩手県花巻市です。1000㎞ブルべの制限時間は75時間。600㎞までのブルべは平均速度15㎞/h以上で完走できる制限時間に設定されていますが、1000㎞は制限時間が緩和され、約13.3㎞/h以上で完走できるように設定されています。(厳密には600㎞以降の制限時間が緩和されています)
スタートは5月3日午前5時。制限時間をフルに使うと花巻に着くのは6日の午前8時になります。今回、走行プランとして計画したのは60時間以内のゴール。8月のパリブレストパリ1200㎞は並行開催されるCONCOURS DE MACHINES 2019にグランボアのライダーとして参加する予定です。PBPは60時間を目標に計画しているので、今回の1000㎞は今まで経験したことがない長時間走行に慣れる意味もあります。以上の理由から今回の1000㎞はPBPの目標時間と同じだけ走ることを目的として、目標タイムを60時間と定めました。60時間以内のゴールは平均速度16.7㎞/h以上で走れば達成できます。16.7㎞/hというと普通の日帰りサイクリングなら余裕で達成できそうな速度ですがこれには信号、休憩、仮眠などで停車する時間も含めた平均速度なので、行程が延びるほどに難易度が上がっていきます。
今までの経験から、夜間は速度が低下するのは確実なので元気な昼間に距離を稼いで夜間の休憩時間を確保することにしました。
今回、ドロップバッグという荷物預かりのサービスがあります。スタートで預けた荷物をスタッフカーでゴールまで運んでもらえるサービスで、タイミングが合えばPC1、PC5、PC7で預けた荷物にアクセスできます。着替えなど花巻到着後に必要なものは全て預けたので、自力で運ぶ装備は600㎞ブルべとほぼ同じです。
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5月3日 1日目

午前4時過ぎ、京阪三条駅近くで車検とブリーフィング。5時ちょうどにスタート。蹴上、山科、小関越えを通って琵琶湖の湖岸へ。さすが1000㎞、参加者は皆SR獲得者なので小関越え程度では集団はほとんどばらけませんでした。

スタートから79.2km地点PC1ファミリーマート米原駅西店まではグロスアベレージ27㎞/h越えの爆速集団で7:52に到着。PC1出発後しばらく単独で走っていましたが、岐阜の市内で後ろから来た集団に混ぜてもらい、165㎞地点PC2道の駅平成に11:42に到着。改元直後で道の駅平成はお祭り状態。通過証明になるレシートを取得するのに少し時間がかかりましたが楽しいPC2滞在となりました。

岐阜の山中を進みます。

岩屋ダムの自販機で給水。もう一本のボトルに水はあるが、自販機で冷えたジュースがおいしい。

緩やかに上り続けるので無理のないペース配分で進みます。何せゴールまで800㎞以上残っているのです。


253.7㎞地点PC3ローソン高山久々野店に16:16到着。これから野麦峠を越えて松本まで90㎞コンビニがないのでフロントバッグにぎっしりと補給食を詰めて出発です。ミニあんドーナツ1袋、モナカ2個、おにぎり、そしてラムネ。これだけあれば100㎞以上先のPC4まで無補給でも耐えられるはず。

日没が迫る中、野麦峠へ向かって登ります。途中、気温が下がってきたのでアームウォーマー、レッグウォーマーを着けて寒さ対策をしました。向こうに見える雪山は乗鞍。下呂から一緒になった大阪のYさんと共に進んでいきます。(Yさん撮影)

Yさんの装備は1000㎞を走るには信じられないほどシンプル。カーボンバイクに小さなサドルバッグと小さなバックパックのみのファストランスタイル。ドロップバッグすら使用していません。話を聞いて驚いたのは、3日前まで岡山の1000㎞ブルべに参加していて獲得標高12000mのコースを52時間で完走したそう。滅茶苦茶速い。今日はその疲れが残っていてしんどいそうです。いや、そりゃそうでしょう・・・、中3日で1000㎞2本は強すぎです。


そんなYさんとポツポツしゃべりながら登っているうちに野麦峠到着。日没を迎え、あたりは真っ暗です。峠のお助け小屋で松本までの長い下りに備え、防寒具を着込んでホットコーヒーを流し込みます。

野麦峠からジェットコースターのような下りを経て松本市の郊外に到着。夕飯をしっかり食べることに決まりファミレスに約2時間滞在。休憩後、外に出ると気温が下がって寒さが堪えましたがまだ想定内の気温。ナイトランを続け、386.8㎞地点PC4ローソン大町木崎湖店に1:58到着。

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5月4日 2日目

PC4を出た後、しばらく走ってコンビニで大休憩を取り、木崎湖と長野市の中間、小川村で夜明けを迎えました。朝を迎える瞬間は本当にほっとします。

447.5㎞地点PC5セブンイレブン 小布施雁田店に6;37到着。ここでは補給のほかに、夜間装備から昼間装備への切り替え、ドロップバッグを引き出せたので不要と判断した輪行袋などを預けて軽量化。

小布施のPC5から少し北上した先にある「たかやしろ・見晴らし街道」。交通量は少なく、展望が効いて景色がいいのでおすすめです。

飯山線沿いに走って魚沼市へ向かう。

Yさんと先頭交代をしながら距離を稼ぐ。二人で走ると向かい風や登りでタレる区間の速度を落とさずに走れるのでメリットが多い。


555.8㎞地点PC6ローソン広神並柳店に11:58到着。緩やかなアップダウンが続くが街並みや遠くに見える山がきれいで景色に飽きません。PC6ではパスタで昼食を済ませました。昼食後、走り続けていると食べ過ぎたのか、眠くなったので気分を変えるためにグローブを外してポケットへ。1時間ほど素手で走り、もういいだろうとグローブを嵌めなおそうとしたところ片方が見つかりません。フロントバッグの中も探しましたが結局見つからず、ここからゴールまでの400㎞を夜間を除き素手で走りました。

淡々と走り続け、日没前の18:08、661㎞地点PC7ホテル丸井に到着。新発田の街で中華料理屋を見つけたのでYさんと夕食に入りました。ファミレスや町の飲食店をブルべ中に利用したのは今回が初めてでしたが、補給だけでなく気持ちも落ち着くのでコンビニに飽きたらこういうのもいいかもしれません。岡山1000㎞から連戦のYさんはPC7のホテルに宿泊していくことになったのでここでお別れです。下呂からここまで約400㎞、Yさんの存在には本当に助けられました。ゴール後お会いできなかったのですが、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

新発田から山形までは山間部を通ります。割と交通量の多い道でトラックにひっかけられないかひやひやしましたが無事に通過。小国町付近を通過していた深夜は0度近くまで気温が下がり、野麦峠の下りとは比にならないほど寒さに苦しめられました。防寒対策として昼間の装備にアームウォーマー、レッグウォーマー、上下レインウェア、ネックウォーマーにビーニーを被って万全のつもりでしたがこれでも東北の夜は寒かったです。

途中、足湯があったのでたまらず停車。とにかく寒かったのでこれには助けられました。シューズカバーを持ってこなかったのでつま先が寒くて仕方なかったのです。新発田から山形までの約120㎞は寒さと眠気でかなりペースが低下し、この区間にかけた時間は10時間。コンビニでの休憩数回、更には歩道でサドルに跨ったまま寝てしまうこともありました。
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5月5日 3日目

2回目の夜を耐え、蔵王を見渡せる丘で夜明けを迎えました。787.5㎞地点PC8ファミリーマート山形駅東口店に5:03到着。

3日目も景色に変化があり、走っていて飽きることはありません。東北は学生の頃、日本海側を走っただけなのですべてが新鮮に感じられました。


888.1㎞地点PC9ローソン大崎鳴子温泉店に10:46到着。PCのコンビニを見落として2㎞程行き過ぎてしまいました。交通量が多く、PCは反対車線側にあったので気が付くのが遅れたのだと思います。

3日目の朝からくしゃみと鼻水がひどく、PC9を出てから体の倦怠感も感じるようになっていました。気分も少し沈んでペースが落ち、60時間以内のゴールが少し怪しい状況に。くしゃみと鼻水で路肩に止まっていると後ろから追いついてきた女性の方に声をかけられました。事情を話すと「薬ありますよ!」とアレルギー薬を分けていただきました。薬を飲んでこの方に牽いてもらう形で再スタート。徐々に調子は戻ってきてゴールに近づくにつれて脚が軽くなっていきました。後になって気が付いたのですが、この時の鼻水とくしゃみはアレルギーではありませんでした。この時、薬をもらってから徐々に脚が回るようになったのは飲み薬より、一緒に走る相手がいたことで気持ちが奮い立ったのが特効薬になったようです。

残り80㎞からゴールまで共に走ったIさんも剛脚。900㎞以上走ってきたのを感じさせないパワフルなペダリングでゴールまで突き進む。こちらの調子が戻ってからは先頭を代わってゴールへ向かいました。

944.2㎞フォトコントロールの厳美渓。GWで人だらけ。
ここまでだいぶ踏んだので60時間以内のゴールには余裕が見えてきました。それにしても最後まで一人で走っていたらペースを上げることはなかったと思うのでIさんと合流できたのは本当に助かりました。
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陽が傾いてきた16時29分、1008㎞地点ホテルグランシェール花巻に到着。タイムは59時間29分でほぼ計画通りゴールすることができました。初の1000㎞完走は意外なほどにあっけなく、楽しく終えることができました。多くのブルべはスタート地点に戻ってくるコースレイアウトですが、今回はゴールが遠く花巻ということで普段よりも旅情を感じる3日間になりました。
そして、1000㎞という壁を越えたことで、PBP1200㎞に自信をもって臨めそうです。

ゴール後、緊張が解けたのか体の倦怠感が急に増して夜は寝込みました。夜間の寒さで風邪をひいていたようです。休暇はまだ2日あったので、ブルべ翌日は仙台あたりまでツーリングをしようと目論んでいたのですが次回のお楽しみとなりました。
今回の1000㎞で効果を実感できた物をご紹介。
今までブルべを走る際に悩まされていたのがチェーンの油切れでした。普通のサラサラしたチェーンオイルを使うと200〜300km程度(モノによって差はありますが)でチェーンの油膜が切れてきて音鳴り、抵抗を感じるようになりその都度停車して注油していました。逆に、ドロっとしたものは潤滑性能は長持ちするのですが汚れを拾いやすくチェーンとスプロケットが真っ黒になって輪行袋を汚したり、掃除に手間がかかるのが難点でした。そんな両立しなかった長距離の使用に耐え、尚且つある程度汚れにくい製品を見つけました。

今回使用したフィニッシュラインのセラミックウェットチェーンルブは1000kmブルベの最後までチェーンを滑らかに潤滑し、汚れは写真の通り最小限。今回、3日間晴天だったこともありますがこれだけの距離を走って途中で注油をしなかったのは初めてです。ルブ自体は白いトロミのある液体で潤滑性能が長持ちするだけでなく、チェーンノイズが静かで非常にソフトな感触になります。ノズル型の容器はスプレータイプより無駄が少なく、丁寧に作業が出来るので扱いやすいです。
いいことばかり書きましたが、本当にこれといったネガティブ要素がないのでPBPもこのルブを使うと思います。
値段も手頃なのでブルベやツーリングに試してみてはいかがでしょうか。

それと、今年のブルべ200~1000㎞全てを共に走ったTypeER650Bの長距離走行におけるメリットも再確認することが出来ました。今使っているフレームは2年前にフランスで開催されたコンクールマシン参加時に2本制作された親方製軽量フレームの内の1本で、10000㎞以上舗装未舗装問わず様々な道を走りました。

カイセイ4130Rを使用したしなやかなフレーム、硬すぎない剛性感のクロモリステムとフランス型ランドナーバー、大きなエアボリュームの650Bタイヤなどが組み合わさり、非常に快適な乗り味と安定感をもたらします(自分が使用しているTypeERはセミオーダーモデルとパイプやジオメトリが若干異なります)。特にハンドルは途中でグローブを無くして400㎞近くを素手で走りましたが、ゴール後も手の痺れは無く快適でした。
フレームと色が違うフォークは1月の淡路200㎞の後、オフセット違いのものに交換しています。オフセットを短くしたことでロードバイク寄りのハンドリングを手に入れ、極上の乗り心地はそのままに30㎞/h近辺で巡行するのが楽な自転車になりました。走りの軽さを支えるタイヤは2月頃からチューブレスで運用して3000㎞近く走行。ツーリング、ブルべ用途に於けるチューブレスのメリット、デメリットがわかってきたのでそのうち紹介出来ると思います。
自分のようにランドナーで速く走りたい場合はTypeERのセミオーダーではなく、フルオーダーで走り方に合わせてフレームを設計した方がいい場合もあります。土、日は自分の4号車を店先に置いていることが多いので身長170㎝近辺の方であれば試乗していただくことも可能です。オーダーで悩まれている方はどうぞお気軽にご相談ください。

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次のブルべは北海道で開催されるBRM622紋別600㎞です。この600㎞はタイムを意識して3年前のBRM806宗谷600㎞で記録した25時間49分の更新を狙って走ります。
【今後のスケジュール】
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM622紋別600㎞
BRM727守山300km
8月18日パリブレストパリ1200㎞























































