アイズの独り言

新しい色が入荷しました!

今までグランボアでは取り扱いのなかったブラウンです。淡い色の自転車にもよく似合いそうですね。今後、今まで取り扱いのあった3色(黒、ナチュラル、コルク)とともに取り扱いしていきますね。
 
 
 
ジルベルトゥのサドル、初めて乗ったときに驚いたのは革の厚みです。

個体によって微妙に違いはありますが、およそ5mm厚というところでしょうか。革サドルは使っていくうちに自分のお尻の形に合わせて変化していくので、長く使えば使うほどどんどんいいサドルに育っていきます。厚手の革を使っているので、少しずつ少しずつ体に馴染んでいきますので形崩れすることなく自分にぴったりの形へと変化していきます。

 
 
そして、天然の素材のみを使用して鞣した革サドル、とてもきれいです。

レザーの風合いが変わっていくのも革サドルのお楽しみ。
去年のラリーグランボアで見せてもらったナチュラルカラーのWさんの革サドル。頻繁に1日ツーリングをされるということで、半年と経たずにこんなにアメ色になっていました。素敵!

ちなみに、鋲はすべて取り外しができるようになっています。たくさん走って革が延びてきたら、鋲を外して革をぴんと張り直して、ずっと長く使うことができるんですよ。
 
 
 
グランボアで普段から取り扱いしているジルベルトゥのツーリングにおすすめサドルは全部で3種類です。スタンダードなモデルのアスパン。チタンベースで軽量化を図ったアラヴィは、ブルべなどより長距離を走られる方にぜひお勧めしたいサドルです。また小柄な方や女性向けには、アスパンのスペックはそのままに、長さを3cm小さくしたマリーブランク
普段から在庫していないものでも、お取り寄せにてご注文をお受けしています。ジルベルトゥのホームページもぜひチェックしてみてくださいね。
なんだか座り心地がいまいち・・・と思ってらっしゃる方、ぜひ。

なっぱ (2021年退職)


こんばんは。
またしても雪予報・・・残念ですが、2月の朝サイも中止です。楽しみにしてくださってた皆様ごめんなさい。京都の冬は思っている以上に厳しいのかもしれません!?

朝サイは中止でもアイズバイシクルは平常運転です。
リムとかジルベルトゥのバックサドルキムラのテールライトとか、品切れだったものがいろいろ入荷しています。遊びにいらしてくださいね。

なっぱ (2021年退職)


あともう一台、ハンドメイドバイシクル展でお披露目した自転車。満を持して親方が自らフレームから製作した一号車。

 

 

 

ホィール組はチョコ、フレームの仕上げは拓未、組立は大介店長と。親方が年末年始のお休みのすべてを費やして一人で作ったフレームをスタッフ総出で仕上げます。

 

フレームでは形にはなったものの、実際に組んでみないと細かな点はうまくできているかわかりません。皆ドキドキワクワクしながらその工程を見守りました。案の定、組み始めてみるとアウター受けの高さが間違っていたようで、フォークをフレームにセットするのに数時間。。。ですが、結果的に苦戦したのはその点のみ、ホィールも真直ぐ装着でき、泥除けもキャリアもピッタリ美しく狙ったとおり。ひとつだけ親方があとから「あーっ、しまった。。」と言った事はチェーンフックをシートステーに付けておくのを忘れていたこと。

最初の一本にしては上出来でした。

 

しかも、最初からラグレス、ブレーキワイヤー内臓。IRIBEさんには「神業やな。」とひやかされたり。。

シートステーの先端やフレームエンドなどの部材はグランボアではオリジナルのものをすでに用意していました。

 

 

細かな仕様やクリアランスもピッタリ。

 

フォークはERでお馴染みの二枚肩のタイプで輪行簡単仕様となっています。

普通のクラウンを使ってのフォーク単体はもう既に何本か製作し、実装テストも済んでいますが、この板から作成するERフォークは初めてでした。そのためにプレス機まで導入したんですよ。

 

それに、見てください。

フォークの曲げにこだわりのある親方は2本同時に曲げる道具まで独自に作ってしまったんです。。。

 

 

*****

 

全体像

MTB用変速機を使ったフロントシングル38T×リア10速11-36T。前後には実は少し違う試作のカンティブレーキ。

パーツのセレクトは好き嫌いの分かれるところですが、軽量で無駄の無い、今後のツーリング車を模索したひとつのチャレンジです。この形はまだまだグランボアモデルとしてブラッシュアップしてゆく予定です。お楽しみに!

 

つちやはるみ


2017.02.04

春の歓び

今日は立春。春の初日。

我が家の周りもあれだけたくさん積もった今年の雪は大方融けてしまいましたよ。それにしても雪が無くなると隠れていたものが出てくるわけですが。。。

 

2階からの雨どいがすべて雪の重みで破損。

駐車中の軽自動車のミラーが屋根からの落雪で破損。

普通車がアイスバーンで制御不能となり、縁石にぶつかり要修理。

3匹の猫たちが順番に下痢と嘔吐。(今は元気)

親方のコンピューターのバッテリーが壊れる。

という具合に、我が家の今年の冬の被害は甚大です。。。とほほ。

 

だから、なおさら今年の春は嬉しい! それに、もう、間もなく長らく抱えていた一つの計画が完成を迎えようとしています。先日のハンドメイドサイクル展と昨年のサイクルモード幕張でそれぞれサンプル展示させていただきましたあの泥除け!

 

サイクルモードでマラストーニに付けたイタリアンスタイルとはまた違う、使いやすいバージョンでもセット販売することが決まりました。アルミポリッシュそのままでも、フレームカラーに合わせて塗り分けても素敵。とても個性的な一台になりますね。

 

 

そして、全体像は。。

今回の展示会で泥除けの展示のために組み立てたこの自転車、実は私の昔から使っているデモンターブルをモディファイしたものなのです。スラムのワイヤーレス変速機はデモンタ輪行を更に簡単にしてくれるでしょう。見た目はクラシックでも機能は最新。実にグランボアらしい仕上がりとなりました。

「で、乗ってみてどうだった?」って必ず聞かれるのですが、実はまだ一度も乗れていません。なんだかいけませんね。地道に下すタイミングがまだなくて。。。今年のパンフレットが完成したらこれでツーリングに行くぞ!

 

今日明日は親方も店にいます。ぜひ、実写を見に来てくださいね。

 

つちやはるみ


関西が大雪に見舞われた先週末、東京で開催されましたハンドメイドバイシクル展に出展してまいりました。

自転車文化センター主催で競輪の補助事業として運営されるこの展示会は、今年の出展者数47社、2日間の来場者数3,172人とこれまで出展してきたサイクルモードなどに比べると規模はとても小さいものでした。ですが、出展社数、来場者数ともに年々アップしているこれからが楽しみな展示会です。特に大きな展示会にはまず出展されないベテランのビルダーさんだけでなく、若手のビルダーさんもブースを出していて間近にその勢いを感じる事ができます。私たちもたくさん刺激をもらって帰ってきましたよ。

 

遠くから我がブースを目当てにご来場いただいた方も何人もいらっしゃってありがたい事です。「親方のフレームはどっち?」なんて本当にたくさんの方にお尋ねいただきました。

会場はとてもアットホームで、日頃お話しする機会の無いベテランのビルダーさんや若手のビルダーさんともご挨拶できてとても有意義でした。また備品やパネルなども主催者で用意してくださって、お弁当まで出してくださって、出展無料、入場無料は嬉しいことばかり。競輪ありがとう。自転車文化センターの皆様、大変お世話になりました。初めての出展でしたが何の不安も無く終える事ができました。ありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします!

 

*****

あと最後に、グランボアの製品をふんだんに使った素敵なランドナーを展示してくださったエム、マキノサイクルファクトリー様。スタンドまで使っていただいてありがとうございました!

生地フレームでの展示が流石です。

 

グランボアの出展車の詳細はまたボチボチとご紹介しますね。

つちやはるみ


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