こんばんは、前野です。
明日11月23日(水)勤労感謝の日に開催を予定しておりました、「タンデム学会」は残念ながら雨天予報のため12月4日(日)に延期となります。
久しぶりのタンデム学会ということで楽しみにしていたのですが、天候ばかりは仕方がありません。
みんなでテルテル坊主を作って12月4日が晴れることを祈りましょう…!
ちなみに延期の日程なら参加できるという方いらっしゃいましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただきますようお願い致します。
親方から集合場所、時刻などをお知らせさせて頂きます。
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というわけでタンデム学会が延期になりましたので明日は通常営業となります。
それでは12月に皆様と走れることを楽しみにしています!
こんにちは、前野です。
11月18日発売のサイクルスポーツ1月号には「再びのランドナー」という題でランドナーがピックアップされています。
今回の企画ではグランボア/アイズバイシクルも取材していただいて親方のインタビュー、私前野がアイズバイシクルスタートでライターの田村さんと走った50kmほどの輪行サイクリングが紹介されています。
普段サイスポを読まれていない方も、この機会に書店などでお求めいただけたら嬉しいです。
ランドナー特集だけでなく、普段触れないジャンルの情報を見ていると思わぬ発見があるかもしれません。
こんにちは、前野です。
今日は当店で新たに取り扱いを始めた新商品をご紹介します。
こちら、何だかお判りになりますか?
ぱっと見は黒いゴムチューブに半透明のレンズ…?
親指の第一関節くらいのサイズ感です。
これならわかりやすいでしょうか?
赤く点滅するライトです。後方に向けて取り付けるモノですね。でもどこに付けますか…?
答えはベルクロテープを使ってヘルメットの後部に取り付けます。
ライダーの頭部に取り付けることで自転車本体のテールライトよりも高い位置になり、後方から迫る車やトラックのドライバーに視認されやすくなって安全性が高まります。
高い位置に点滅灯があるとトンネルの通過や夜間走行の安全性が高まるはず。
アイズバイシクルのある京都だと、京北に行く国道162号線の笠トンネルをやむを得ず通過する際などに点けておくと安心ですね。
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今回ご紹介するLindenのBK-02はヘルメットなどに装着する超小型充電式自動点滅の後方警告灯です。
小さなテールライトならネットで検索すれば無限に出てきますが、こちらは光センサーとUSB type-C 充電ポートを備えた自動点滅かつ充電式のテールライトになります。重さはなんと5グラム…!
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「こんな補助灯がほしかった!」という記事タイトルにしているのは訳があります。
自分が長年楽しんでいるサイクリングの一つに長距離を走るブルべが有ります。
ブルべのルールの1つとして400km以上ではヘルメット尾灯(点滅でも可)を装着することが定められています。自転車本体にはもちろんテールライトが必要なのですが、夜間走行時の安全性を少しでも高めるための処置として、日本のブルべを走る際はヘルメット後ろのテールライトはほぼ必須装備となっています。
ブルべに参加するためにヘルメットにテールライトを装着していたのですが、正直なところ理想的な製品を見つけられずにいました。
理想のヘルメット用テールライトを探して…
自分がヘルメットに装着するテールライトに求める要素
・頭、首への負担軽減の為なるべく軽量。
・夜間走行中はONにしたままになるので駆動時間は最低でも12時間以上。
・昼間もトンネル通過時などに点灯させたいのでスイッチはなるべく押しやすく。理想はランドナーに 付けているハブダイナモライトと同様に光センサー搭載で自動点灯してくれるもの。
・使い捨てのボタン電池でも良いが、充電式なら尚良い。
・長時間の走行、様々な気象条件に耐えうる耐久性。
・どんな形状のヘルメットにも取り付けられること。ヘルメット以外にも取り付けられたら尚良い。
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全てを満たす製品は存在しない(少なくとも自分は見つけられませんでした)ので上記の要素をなるべく多く満たす物を選んで使ってきました。軽くてコンパクト、作動時間が長いものは存在しましたが、コンパクトかつ充電式で自動点滅機能付きの物はありませんでした。
トンネル通過の際に後頭部に着けたライトのスイッチを操作するのはとても面倒です。それに、後頭部のライトが点いているかどうかは単独行ならヘルメットを外さないと確認できません…
自動点灯の充電式テールライトは存在しますが、自転車に装着することを前提としたデザインなので重量は20g以上(ヘルメット重量250gの1割程度)ありますし、ヘルメットに着けると外観の異物感が半端ないのです。
しっかり光って夜目立つのはいいのですが、明るい場所でも外観で主張するのはイマイチです。あからさまに外観を主張する自転車取り付け用のテールライトをヘルメットに着けるのが嫌だったのです。
そんな感じでどうにか妥協できる製品を使って今までブルべに参加してきたわけですが、ようやく全てを満たす製品に出会えました。
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2022年春にLindenの長さんとのやり取りがスタート。
自分は長さんが作った試作品をお借りして通勤やブルべ、日帰りサイクリングなどで使用してきました。
600kmブルべの夜間走行で視認性の良さを確認
最初の試作品は6月のBRM618米原600㎞で快調に動作してくれました。スイッチの操作感や点灯モードと点滅モードの切り替えには改善できる部分がありましたが、スタート時にスイッチをONにすれば走行中はテールライトの操作を考える必要が無くて快適でした。
豪雨の中走った200kmブルべで試作品は故障
続く7月のBRM709大津200kmでも継続して使用。ただ、このブルべの後半約2時間はゲリラ豪雨の中の走行となり、それ以降試作品の調子が悪くなってしまいました。
これをLindenの長さんに伝えたところ、既に同様の症状を把握されていて改良版の試作品を提供いただきました。回路定数を見直して、さらに防水シール処理もしっかり施し雨対策は万全に。スイッチの操作感も改善して点灯モードは無くし、点滅モードのみのシンプルな構成に。
こうして僕の手元に来た2個目の試作品はLindenのロゴがプリントされた製品版とほぼ同じものとなりました。
10月のBRM1015守山300kmで早速改良版を使用。未明のスタート地点までの自走からブルべ中盤の敦賀半島トンネル、日没後の交通量が多い湖岸道路まで快調に作動してくれました。
敦賀半島トンネルで一緒に走っていた友人が撮影してくれた動画をご覧ください。
どのように見えるか写真よりもわかりやすいと思います。
ちなみに自転車のテールライトはキムラTL-06D。ハブダイナモ給電のフレームに直付けされたテールライトです。
防水性が改善されたほか、使い勝手の面ではスイッチのクリック感なども改良されてオン・オフの切り替えがわかりやすくなりました。
本当に細かい部分ですが、とても使いやすくなりました。点滅パターンも丁度いい感じです。補助灯として割り切っているので点滅モードのみとしたのもシンプルで扱いやすいです。
300kmブルべ後に何度か雨の中も走りましたが問題なし。最近は仕事が終わって店を閉めると真っ暗になっているので帰り道の頼れる小さな相棒として活躍しています。
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と、ここまで自分の使用感などを中心に書いてきましたが、Lindenを立ち上げた長さんから開発経緯などを伺っているので紹介していきます。
所有するアレックスサンジェにBK-02開発のきっかけが
Lindenの長さんがBK-02を作ったきっかけは愛車のサンジェとサイクリングをする環境にありました。
以下、長さんの文章そのままです。
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BK-02を作った経緯はというと~
事の発端はサンジェのリアライトにあります。
私のサンジェはリアライトが左側のチェーンステー下に付いてます。
フランスでは問題ないですが日本の道路を走るときは歩道側となり、走行中の
自動車の陰になっちゃいます。ワゴンとかトラックだと運転席が高いので
さらに見えにくいじゃん! となります。
静岡の梅ヶ島方面のサイクリングでは、トンネルが3か所ありますが、大型バイク、
自家用車のほかに、工事用ダンプやトラックも通ります。
そこを自転車で走る必要があり、後ろから走行音が聞こえるだけで…大丈夫とは
思っていてもかなり怖いもんです。
まして、サンジェのように反対側の下部のライトでは見えてない可能性が限りなく大
です。
まあ、そんな理由から生まれた警告灯なんです。
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「ヴィンテージのサンジェに乗っている人が何故ヘルメット用ライトを作ったのだろう?」と初めてお話を聞いたときは疑問に思いましたが、こんな理由があったのです。それに、BK-02はベルクロテープの貼り付けさえできればヘルメット以外の場所にも取り付け可能なので工夫次第ではサドル下への装着なども可能です。(付属するベルクロテープのシール面はとても強力です)
重いライトは首への負担が増えるのでとにかく軽い部品を使って最小限のサイズ、構造で作られたそう。極めてシンプルなBK-02の外観にも訳があるのです。
そしてヘルメットに取り付けるということで安全性にも配慮されています。
万が一転倒などでライトがつぶれたり変形したりしても発火しないように電源も小型のリチウムイオンキャパシタを選択。リチウムイオン電池などに比べて発火、発煙などに対してはとても安全になっています。
岐阜羽島サイクルフリーマーケットにて長さんと奥様
LindenのBK-02は長さんの手で1つずつ手作りされています。
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Linden BK-02のスペックはこちら。
特徴
①小型軽量(本体5グラム、全長3.5㎝)
②充電時間約10分!(USB-C USB-PD使用可)
③動作時間約24時間(点滅時間)
④光センサーによる自動点滅オンオフ
⑤水没させても動く防水性
Linden BK-02はアイズバイシクル店頭、グランボアオンラインストアとLiden the shopからご購入いただけます。
日照時間の短い季節だからこそ、Linden BK-02を身につけてサイクリングに出かけませんか!
皆様、昨日の皆既月食、ご覧になりました?
夕焼けもきれいでしたし、とても神秘的なお月さまでしたね。
天王星食はちょっと確認できませんでしたが、赤い月はとても印象的でした。
そんなお月様が出ているさなかに親方は久しぶりに台湾へと出かけて行きました。やっと海外への出入国の制限が解除されると分かってすぐチケットを取っていたんです。これでいろいろ企画しているプロジェクトが動き出すかな。11日の夕方に帰国する予定です。
そして、明日は店長もアトリエ長もお休みという事でメカニック不在となります。
お店は開けますので何かご入用の方はどうぞご来店ください。
こんにちは、前野です。
11月3日文化の日に開催したコンセントレーションおにゅう峠は予想以上に多くの方にお集まりいただきました。
ご参加いただきました皆様、楽しい時間をありがとうございました。
取り急ぎではありますが、コンセントレーションおにゅう峠の一日を時系列順に写真でご紹介します。
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午前2時半、雲海サイクリングチームは宝ヶ池近くのコンビニに集合
午前6時前に峠の展望スポットに到着するのが目標です。
ちなみに雲海サイクリングの参加者はメールで連絡いただいたOさんと元バイトのI君、そしてその友人のY君と自分の4人。
国道367号線の途中越え、花折トンネルを通り久多から781号線で北上します。霧が出てきたので雲海が期待できそうです。
おにゅう峠手前、針畑の公衆トイレで休憩を挟み5時20分ごろ林道小入谷線の入り口に到着。麓は濃い霧が出ているので雲海確定です。
5時半ごろの展望スポット付近。
多くのカメラマンと車が集まっています。前夜でもベストポイントには待機している人がいるとか。
午前6時すぎ、日が昇ってきました
Nさんの峠茶屋
峠に到着するとコンセントレーションおにゅう峠に参加されるNさんが補給所を開設してくださいました。なんと峠に前泊!驚きです。
入れていただいた暖かい紅茶が身体に染み渡ります。寒い中ありがとうございました。
Oさんは峠で京都に折り返します。なかなかハードなルートでしたが楽しんでいただけたでしょうか。また一緒に走れたら嬉しいです!ご参加いただきありがとうございました。
僕たち3人は小浜港で朝ご飯を食べるために福井県側へ峠を下ります。
7時半ごろ、福井県側下りの途中にある展望スポットで休憩。日本海までよく見渡せます。
雲海がメジャーになった滋賀県側が注目されがちですが、山深い福井県側もおすすめですよ。
8時半ごろ若狭小浜お魚センターに到着。刺身や海鮮丼の五右衛門で朝食です。
15分ほど待てば刺身定食を出していただけるということなので全員刺身定食を注文。
新鮮で美味しかった~
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9時半ごろ小浜をスタートしておにゅう峠を登り返します。多くの方は朽木側から登っていたので、福県側で参加者の方に会えると嬉しいです。
小浜側の登りは判っていたことですがとてもハードです。下りと登りでは見える景色が違うので走っていて飽きません。
本日2回目、小浜側の展望ポイントに到着。峠までもう少し!
本日2回目のおにゅう峠に到着しました。もう少しで集合時刻の12時になるので滋賀県側を登ってくる皆さんに会うべく朽木側に下ります。
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滋賀県側では次々に登ってくる参加者の方とすれ違いました。全員綺麗に撮影出来たらよかったのですが、写っていない方ご容赦ください…!
来年は同じ場所に留まって撮影しようと思います。
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12時半を過ぎたころには殆どの方が峠に揃って雑談タイム。
30人以上の方にお集まりいただきました。集合写真を撮るときの掛け声は何がいいのでしょう?
何か面白いことを言えたらいいなあ(笑) おすすめありませんか?
最後は親方の挨拶でコンセントレーションおにゅう峠はお開きとなりました。
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コンセントレーションおにゅう峠が終わると皆さんそれぞれのルートで解散していきます。小浜側に下って輪行する人、熊川宿経由で朽木に帰る人もいれば、滋賀県側を下って朽木久多方面へ向かう人など色々です。
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僕は朝から一緒に走っているI君、Y君と共に久多峠、花背峠経由のコースで京都市内に帰ることにしました。朝走ってきた367号線をそのまま帰る方が楽ですが、祝日の夕方で交通量が多そうなので車が少ない道を通ることにしたのです。
久多(能見)峠
花背峠
日没前に京都に帰ることが出来ました。
序盤にGPS故障してログが無いのですが、以下が僕たち雲海組が走ったルートです。
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ご参加いただいた皆様の一日はいかがでしたでしょうか。感想など教えていただけると嬉しいです。
今回好評だったので来年以降も定番行事になるのかな?
おにゅう峠は標高830mと誰でも気軽に来れる峠ではなかったので、今度は時期をずらしてどなたでも参加できるコースのコンセントレーションが出来たらいいなと思いました。
でも、来年も11月3日文化の日は雲海と紅葉のおにゅう峠に行きたいですね。