商品入荷のお知らせ
イデアルからサドルなどが入荷しましたのでお知らせします。
そして、悲しいお知らせ。
今回の入荷分から円安の影響が大きくこれらも近日価格を上げざるを得ない状況です。今月いっぱいは「おすすめコーナー」に掲載する予定ですが、それ以降は価格が変わります。ご購入を悩まれている方はこの機会に是非。4月中は旧価格の5%引きです。
国内メーカーも材料費の高騰、海外で生産している取引先からも連日値上げのメールやファックスが届いていて思わずため息が出てしまいます。
5月から6月にかけていろいろ値段が変わりそうです。
それにしても1ドル140円から150円になるとの話もあり、ぞっとしています。ドルだけでなく、ユーロに対しても円は安くなっていますのでベルトゥ製品やSONなども次回入荷分は影響を受けてしまいそうです。。。
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あと、ヴィンテージバイクではロッシンやデローザ、軽量TOEIデモンタなどもオンラインに掲載できました。いずれも素晴らしい逸品ばかりです。
サイズが合うようでしたら是非ご検討ください。
それと、キムラ製作所からも待望の製品が入荷しています。
グランボアオリジナルの給電式直付テールランプ・キャパシタ(コンデンサー)内蔵モデル!
走行停止後約5分程度はそのままの明るさで点灯しています。
製品の特長や使用感は後日前野店長がレポートしてくれる予定です。
お楽しみに!
再入荷とお知らせ
ようやく京都の山奥の里にも梅の花が咲き、フレームを製作するアトリエも寒々とした冬を抜けて気持ち良く作業できる季節になりました。今年の桜はどこで見ようかと思案しています。丹波篠山のお城と宮田川沿いの桜並木か、はたまた福井のおおい町・佐分利川沿いも素晴らしい桜並木が続いています。
そんなツーリングに便利なバッグサポータがようやく再入荷しました。
作っていただいてる日東さんは世界的なツーリング車ブームで大忙し、そんな中何とかやり繰りしいただいての再入荷です。でもこれまた世界的な自転車部品の値上げの例にもれず、材料原価の値上がり等があり価格が上がってしまいました。それでも日本で生産してこの価格で出していただけますので、日東さんには感謝感謝です。
合わせて一般のカンチブレーキのランドナー用のフロントキャリアも入荷しました。
関東のビンテージファンの皆様へ。
4月2・3日に東京ビッグサイトで開催のCYCLEMODETOKYO2022のビンテージバイクマーケットに出店します。今回はエルスをはじめとした10台を展示販売します。ご覧いただくだけでも充分値打ちがあると思います。ご来場をお待ちしております。
入荷のお知らせ
取り急ぎ、
パナレーサーさんの納期もジワジワ延びてきていて早目にオーダーしていても欠品してしまうことが出てきてしまいました。
今回は早めに補充できてよかったです。(38Bは5月の予定です。。)
来週からいよいよ春の陽気だそうですね!
是非、新しいタイヤでサイクリングを楽しんでくださいね~。
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そして、このブログを書いているうちに泥除けも届きました!
H80、H79のほか、GB650MLなど太めのタイヤにピッタリなサイズです。
お待たせしました!!
新入荷のお知らせ+輪行九州ツーリング
寒いですね~。
今日はフレーム製作のアトリエがある美山町でこのブログを書いています。
まずは入荷のお知らせ。
ジルベルトゥ製品が入荷しています。いつも何かしら欠品していますが、今回はバ-エンドに取付けられるバックミラーやサイドバッグ、セパレートパニアなど人気の商品が届きました。あと、チタンレールのアラヴィも数個ですが入荷しています。
SONの製品も届いています。コーキシアルアダプターやヘッドライトもが入荷しました。
そして、お待ちかねの本所の泥除け、H31CNとH31Nが入荷しました。
次の入荷予定
長らく欠品しています太めの泥除けたち(GB650ML/H80/H79)や、32Bのタイヤは来週末に入荷の予定です。そして、今年の「エキストラレジェ」タイヤや650Bのリム「パピヨン」、「サンクフィーユ」の43Tも只今生産中で5月頃に出来上がる予定となっています。「シュエット」につきましては2632は間もなく、3642は今年の秋以降。
うーん、こうやって書き出すと欠品中のものが多いですね。。
スミマセン。
ただ、完成車をご注文いただいている方の分は確保してありますのでご安心ください。
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さて、先日、親方と専務は寒い京都を抜け出して、春めく九州は出水から天草を輪行ツーリングをしてきました。
皆がそれぞれ大変なこの時代に「旅なんて、、。」と思われる方もいるかもしれません。でも、心と体のリセットに旅は一番。しかも、自転車で行く旅はいわゆる「観光地」が旅の目的ではありません。旅のプランを立て、ペダルを踏み、上ったり下っりしながら心に残るシーンを探すのが自転車旅の醍醐味です。ですのでオフシーズンにはオフなりに楽しみがあり、混み合う観光地をパスしたとしてもその旅は十分完結するのです。一人でもいいし、夫婦や、親子でも良い。ちょっとした工夫で感染のリスクは減らせます。もちろん近場のツーリングも楽しいけど、是非、ダイナミックに旅する楽しさも忘れないでいてほしい。そんな思いで綴りたいと思います。
今回のツーリングのテーマは「出水の鶴」。
そう、北の「丹頂鶴」の次は南の「真鶴」です。
【出水の鶴】
鹿児島県出水市の開拓地はシベリアから飛来する鶴たちの越冬地となっています。多くは「ナベヅル」「真鶴」「クロヅル」などで、ピークは12月から1月。その数1万羽越えというからすごいですよね。数年前からその情報は聞いていて行きたいなぁと思っていました。
詳しい情報は出水市のホームページをご覧ください。
今回のツーリングプランの鍵は昨年の9月に行った北海道ツーリングの最中にありました。
旅の終盤、厚岸から釧路へ電車で向かう待ち時間での一コマです。
親方の視線の先には「JRフルムーンパス」のポスターが。
「これは使えるかも!」とひらめいた瞬間でした。
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【JRフルムーンパス】
二人の年齢を合わせて88歳以上の夫婦を対象に、JR線のグリーン車が自由に乗り降りできるお得なきっぷ。
自転車等の大型荷物も予約さえきちんとしておけば追加料金なしで持ち込めます。ただし、新幹線「のぞみ」号「みずほ」号などは利用できないのと、「発売期間」「利用期間」「有効期間」などが決められているので旅のプランは入念に立てる必要があります。
詳しくはJRのホームページをご覧くださいね。他にもお得切符の情報も紹介されています。
旅の最中に次の旅の構想と手段が固まり、また時期についても鶴たちが北へ帰る前、ピークは逃したとしても2月中という具合にプランがまとまったのでした。
次の旅の計画が仕事の励みになります。
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【プラン】
2022年2月13日~2月16日 (3泊4日)
入出駅と宿泊地
利用切符 : JRフルムーンパス5日間用
往路
特急「きのさき」 園部-京都
新幹線「ひかり」 京都-新大阪
新幹線「さくら」 新大阪-出水
復路
JR九州天草三角線 三角-熊本
新幹線「さくら」 熊本-新大阪
新幹線「ひかり」 新大阪-京都
特急「きのさき」 京都-園部
【DAY 1】
出水-長島 鶴観察ルート
家を出たのは朝の5時半ごろ。何といっても我が家から最寄り駅まで車で40分ほどかかるのでちょっと早めのスタートです。それでも870kmも先の目的地まで移動時間は5時間ほど。12時前に着けるのですから電車の旅も良いですよ。午後から充分ひとっ走りできます。
フルムーンパスは割安なうえ、グリーン車が使えるのが良いところ。今回の旅程も正規料金の2/3ほどで済みました。自転車も予約しておけば大型荷物のスペースに近いシートを取ることができます。それにしても京都-新大阪間だというのに車内はガラガラ。たぶんGoToキャンペーンなんかが始まるときっともっと混んじゃうんでしょうね。
いつ旅に出るのか、どんな方法で旅をするのか、自分にとっての安全って???
この時代、各々でしっかり考えて旅の計画は練らないといけませんね。
出水駅は屋根の有るスペースが十分あるので自転車を組み上げるのも楽々です。
天気予報は直前まで雨の予報だったのに、着いてみると雨は上がっていました。昼食は駅前のどこか懐かしい洋食屋さん(ライラック)で済ませました。安くて美味しかったです。
走り始めると道端には菜の花、空にはヒバリの声。
少し風はありましたがやんわりと暖かくどこからか漂う梅の香りを感じます。
もう、しっかりと春が始まっています!
そして、あれに見えるは!
海沿いの開拓地から餌を求めて近隣の田畑にも鶴がたくさん飛んできています。
これらはナベヅルでしょうか。。
真鶴やクロヅルも混在しているようです。
しかもそれぞれの幼鳥もいてなかなか見分けるのが難しいです。
いやー、面白いほど居ますよ。
飛んでる姿は更に美しいですね。
翼の先が黒いのでソデグロヅル?
いやいや、喉も黒いので真鶴でしょうか?
こちらが正真正銘の真鶴。丹頂とはまた違う美しさがあります。
すでにピークを過ぎていましたがこの迫力です。
鶴の寝床になっている海辺の開拓地はこの時期は車の侵入は制限されているところもあります。
その点、自転車は自由。
日本にこんなところがあるのが嬉しくなりました。
さて、開拓地を過ぎれば海沿いの小さなアップダウンの始まりです。
この日の目的地は海を渡った長島にあります。
赤い土で育てるジャガイモがこの島の特産品。
段々畑が良い感じです。近づくとほとんどがジャガイモ畑です。
そして、あのオレンヂ色の屋根がこの日のお宿。
夕暮荘と言う名の民宿ですが、夕暮前にたどり着けて良かったです。
走行距離 34km
獲得標高 +489m/-473mm
「ランドナーで峠へ」~かめおか霧のテラス~
こんにちは、前野です。
厳しい寒さが続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の「ランドナーで峠へ」は京都市内から手軽に行ける雲海スポットを紹介します。
前回の最後に「冬場でも楽しめる京都周辺の峠を紹介します」と書きましたが、今回のスポットは登りますが峠ではありません。
京都市の西に隣接する亀岡市にその雲海スポットはあります。
JR亀岡駅から南に数キロのところにある「かめおか霧のテラス」。亀岡カントリークラブがある竜ケ王山に2018年に設置された亀岡市公認の雲海スポットです。
昨年末に初めて訪れたのですが、手軽に行ける場所にありながら壮大な雲海を見られることに感動して今回紹介することに決めました。
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亀岡の市街地は霧で真っ白
雲海と言いますがそれは標高の高い場所から見たときの表現であり、中に入れば霧です。雲海が出る日の亀岡は霧で真っ白になります。
亀岡盆地はその地形上、霧が発生しやすく晩秋から初春に発生する霧は「丹波霧」と呼ばれています。隣接する京都の市街地も盆地なので同じように霧が出てもおかしくないのですが、京都は都市化が進み緑が減ったことで霧の発生は減少していったようです。
かめおか霧のテラスへの入り口
JR亀岡駅を出発して10分ほどで京都縦貫道亀岡ICの分岐に到着、IC入り口の信号を左折します。
少し進むと縦貫道を渡る橋があるのでここが登り口になります。
写真の看板から2.9㎞は少し急な登りが続きます。カーブが多く、ゴルフ場へ向かう車も通るのでくれぐれもコーナーは注意してください。誰もいないと思って登っていると濃い霧の中から車が急に現れます…
標高が高くなると急に視界が晴れる
登り始めてしばらくは真っ白な霧の中を進むことになるのですが視界が急に晴れてきました。
霧は地面近くに発生するので霧の上まで登ってきたことになります。
標高の高い信州の峠を走っていると同じような体験をすることがありますが、まさか亀岡でこの切り替わりを体験出来るとは思いませんでした
登り途中の展望スポットから雲海と愛宕山を望む
かめおか霧のテラス手前、登りの途中にも雲海を見渡せる展望台があります。こちらは愛宕山を正面に見渡すことが出来ます。
雲海と愛宕山の雄大な眺め
登りの途中にある展望台からの眺めも壮大なのでここで満足して下らないように。もう少し頑張ればさらに奥行きのある雲海を堪能できます。テラスまでもう少し!
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霧のテラスに到着!
亀岡カントリークラブの入り口を過ぎてすぐのところに霧のテラスはあります。道路に面した場所にあるので見落として通過してしまうことは無いはずです。
どこまでも続くかのような雲の海
圧巻の雲海。おにゅう峠の雲海はそこに至るまでの経過を含めての絶景でしたが、亀岡の雲海は奥行きが凄い。手軽に来れる場所ながら感動しました。
人が少ないので撮影もしやすい
こんなにきれいな雲海を見れるのに人はまばら。土日の雲海が出る日は混むのかもしれませんがほぼ貸し切り状態です。
静かに雲海を堪能できる
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雲海が晴れてくると亀岡盆地を見渡すことが出来ます。
霧のテラス手前の展望スポットから愛宕山方面を望む
実は一面の雲海を見ることが出来たのは2回目に訪れた時で、初回は家を出た時間が遅かったので霧が晴れて雲海の名残を見ただけでした。
霧のテラスから亀岡盆地を眺める
雲海が晴れてもいい景色
テラスにはベンチが設置されています。軽食を持ってきて景色を眺めながらのんびりしたら最高の午前中になると思います。
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今回のコース
かめおか霧のテラスホームページからライブカメラで雲海の出現状況を確認できます。
早朝に雲海が出ているのをチェックしてから亀岡駅まで輪行すれば確実に雲海を見れますよ!
駅から霧のテラスまで6㎞弱なので冬場の弱った足にも優しいです。
雲海を見た後は西山の峠を走るのも楽しい
雲海を見た後はさらに南へ走れば京都西山の峠を楽しむこともできます。この時は善峯寺の激坂を経由して京都市内まで帰りました。
亀岡盆地一帯に発生する丹波霧は晩秋から初春にかけて見ることが出来るので是非一度足を運んでみてください。
次回も京都周辺の峠を紹介できたらと思います。
寒い日が続きますが怪我無く楽しく乗っていきましょう!
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~最近の入荷情報~
長い期間在庫を切らしていたハンドルが日東さんから入荷しています。
まずはグランボア平行マースバー
今回、霧テラスに行く際に乗っていたブリヂストンユーラシアにも使っているリーチが長めのドロップハンドルです。ハンドルのショルダーとドロップ部分がほぼ平行に曲げられ、美しいラインを形成しています。
フランス型ランドナーバー、フランス型マースバー、そして平行マースバーの定番3種類を使用してきましたが、このハンドルが握る場所によるポジションの変化が最も大きいです。
自分は平行マースバーを700Cロードとユーラシア、そしてグランボア1×11ランドナーの3台に使用しています。握る場所の役割がそれぞれ明確で、横から見たときの端正なシルエットが気に入っています。
コンパクトなサイズ感のパスハンターなどにおすすめのフラットハンドルです。
グランボアのオールラウンダーバーはテクトロオポジットレバーが取り付けられるようにバーエンドの内径を19mmに設計しています。もちろん一般的なダイアコンペ135ブレーキレバーなども使用可能です。
ドロップハンドルを使うことが多いグランボアの完成車での採用例は多くないですが、スポーツ用自転車に乗るのが初めての方や手の力があまり強くない方におすすめです。