アイズの独り言>

お盆休み始まりましたね。

今日の京都は少し雨に恵まれてとても過ごしやすい一日でした。

でも台風が上陸する見込みだそう。

いきなり関東へ台風が向かうのは珍しいですね。皆様、どうぞ安全にお過ごしください。

 

*****

さて、まずは入荷のお知らせ。

在庫限りとお伝えしていましたレストア用にラインナップされていたハトメの無いリム、パピヨンヴィンテージですが、今回少ロットでの生産が可能となり再販できることとなりました!  次も可能かどうかは不明ではあるのですがしばらくは在庫をつなぐことができました。

このリムはたくさんは必要ないけど、細部にこだわるレストアラーにとっては無いと困るもの代表です。

お届けできないものが多い中、今回は諦めていたものに光が見えて本当に良かったです。

 

そして、待ちに待ったアラヤのツーリストの今年のモデルが入荷しています。

フレームカラーは昨年のモデルと変わりませんが、650Aだったホイールサイズが今年から650Bになりました。タイヤサイズは650x38B。なので今までのようにホイールを作り直さなくてもグランボアのエートル(42B)やリエール(36B)、エキュルイユ(38B)などを使っていただくことが可能です。デフォルトでフロントキャリヤが付いていませんが、グランボアではスタンダードのフロントキャリヤでもキャンピーでも今ならお選びいただくことができます。サイズ展開は500mmと550mmの2種類です。

只今の納期は1-2週間ほど。夏休みの間にキャンピング仕様に組み上げてすぐに旅に出ることができますね!

入荷して1週間ですがすでに4台が売約済。メーカーにも在庫は既にありません。ですので手頃で信頼できるツーリング車をお探しの方はぜひ早急にご検討ください。

 

【アトリエ最前線】

JBTが終わってからの納車数々。

 

 

 

 

そして、最前線はここ。

Oyakata_SUSフレームで作るキャンピング車。

只今フレーム製作が完了してフォークブレード待ちです。

そして、Tさんの親方フレームランドナーは鍍金出しの研磨作業が完了したところ。これから鍍金屋さんへ依頼します。

次のTさんはいよいよ図面が書き終わりました。

 

同時にHさんのTOEI製グランボアとJさんのER650は塗装が上がったところ。

来週には組み立て開始です。

 

OさんのER700はフレームの追加工が終わり塗装待ちの状態です。

 

そのほか、レストアやオーバーホール、リペイントなども同時進行で進めていますよ。

 

お待たせしました!

 

 

 

*****

【おまけ】

暑い夏ですが行動制限のない久しぶりの夏。

私たちも9月にはちょっと遅めの夏休みをいただいてまた旅に出る準備をしています。昨日のSNSの記事で親方が楽しそうに5万図を折っているところをご紹介しましたが、今年もまた北海道。サロベツ原野を中心に天売、焼尻島にも足を延ばすプランです。親方はデジタルツールがこんなに進歩しても旅に出る前は必ず5万図を用意します。もちろん最新ツールも使いますよ。アナログ地図のほかはグーグルの航空写真とスーパー地形というアプリで2万5千分の1のデーターをダウンロードできるようにしています。地図を折るのは旅に出る前の一つの儀式。いつもとても丁寧に時間をかけて折るのを楽しんでいますよ。

 

地図が海ばかりでなんだか損した気分?

 

 

でも、こんなおまけパターンもあるので良しとしましょう。

 

今回は全部の行程(概ね500km/10日)でなんと19枚。

ちょっと荷物ですよね。。。

「画像にして持ってけば良いじゃん。」

なんて身も蓋もないことを言ってはいけないのです。

結局、スマホ頼みだと万が一スマホに何かあったらアウトですから。

 

 

さぁ、お仕事頑張るぞぉ。

夏旅、今からでも間に合いそうですよ!

 

 

つちやはるみ

2022.06.01

入荷しました!

しばらく在庫を切らしていました650Bのパピヨンとエキストラレジェのタイヤが入荷して参りました!

650Bで32Hと36Hのどちらも在庫が切れてしまうなんて初めての事でしたが、これでしばらくは安心です。でも、価格がかなり上がってしまいました。。。スミマセン。嵩高いリムの運送費はもう、メチャ高いんです。ビックリです!

 

それと、エキストラレジェのタイヤたちも昨日届きました。パナレーサーさんも今はもう大忙しで少しづづ価格も上がってはいるのですが、今回はタイヤの価格は据え置くこととしました。国内送料全国無料もそのままです。久しぶりに行動制限のない春です。ぜひ、良いタイヤで自転車ツーリングを楽しんでください。

ただ今在庫があるエキストラレジェは26C28C30C32B36B38B42Bです。23Cと32A以外はすべて在庫がございます。

 

大変おまちどおさまでした。

 

 

 

***

それにしてもJBTまであと10日!

前野店長が乗る予定のグランボアのメインの出走車は、ようやく親方のフレーム製作が完了したところです。この後、磨き仕上げ、組み立て、試走という段取り。店長の磨き作業と同時にアトリエ長がキャリアを製作し、専務がバッグを製作します。

ちなみに親方は明日は組みあがったばかりの自分の出走車でダートの試走に行くんだとか。

 

 

みんなそれぞれ集中して作業していますよ!

つちやはるみ

今日の京都は久しぶりの雨。

気温もそこそこ高いのでもう蒸し暑さを感じます。

いよいよ梅雨入りかもしれませんね。

 

さて、今日はベルトゥサイクルからサドルやバッグが入荷して参りました。

残念ながら昨今の動向にもれず、円安と運送費の高騰などで今回から12-15%程度値上げとなっています。もともと安価な商品ではないのにさらに値段を上げざるを得ないのは何とも辛いところ。。。そこで、しばらくは移行期間として「おすすめコーナー」で5%引きにてお買い上げいただけるようにしています。

よろしければ是非ご利用ください。

 

今月はあとリムやエキストラレジェのタイヤなどが入荷する見込みです。

砲弾型のヘッドライトの開発も少しづつ進んでいます。たぶん、来月のJBTにはプロトが上がるかな。今年のJBTはなんとグランボアは2台体制です。前野店長と親方がライダーで登場しますよ。グランボアの新しい自転車と合わせて、ライダーたちの応援にぜひ高山村まで来てくださいね。

 

 

 

*****

今年はアイズの軒先のツバメの巣に再びツバメがやって来ました!

数日前から抱卵しているようで1羽が巣を離れません。

 

 

 

今年の春はいろいろ楽しみです。

つちやはるみ

こんにちは、前野です。

今回ご紹介するのは個人的に待ちに待った待望の新製品になります。

シートチューブに直付けするダイナモ給電のテールライト。グランボアにはキムラTL-06Aという製品が存在していました。

2019年のパリブレストパリを走ったグランボアコンクールマシンにも装着している小ぶりなLEDテールライトです。

コンパクトでスッキリした外観、点灯中の明るさには不満はなかったのですが、夜間も走り続けるブルべで使う上で不満な点が一つ。

ダイナモの回転が止まるとライトも一緒に消えてしまうのです。

夜間走行に重点を置かなければ停車してすぐにライトが消灯しても気にならないかもしれませんが、信号待ちの際などにテールライトが消えてしまうのは安全性の面でも少し不安が残りました。

パリブレストパリ走行中は他のライダーに囲まれ、日本のように信号で止まることも殆どなかったので全く問題ありませんでした。

しかし、普段走っている日本の道路環境では停車時にテールライトが消灯してしまうのは何かと不安が付きまといます。

泥除けにリフレクターを付けたりバッテリー式のテールライトと併用すればいいかもしれませんが、理想はダイナモテールライト1つで充分と言いたいのです。

 

ことあるごとにスタンドライト機能の追加を希望していたのですが、その願いが叶う日がやってきました。

キムラさんがスタンドライト機能を追加したTL-06を作ってくれたのです!

新しい製品の名前は「TL-06D」

TL-06Aにスタンドライト機能を追加したモデルになります。

外観は殆ど変わりませんが、コンデンサーを内蔵した関係でTL-06Aより若干大きくなっています。

最大の特徴、スタンドライト機能はダイナモからの給電が止まっても輝度を維持したまま点灯を続けます。

SON Edelux2などのドイツ系ダイナモライトはダイナモからの給電が止まると輝度を少し下げた状態で一定時間(4分程度)点灯を続けます。これらのライトはコンデンサーに電力が残っていたとしても一定時間で消えるよう設計されています。

それに対してキムラTL-06Dは給電停止後も輝度は変わらずに点灯を続け、コンデンサーが空になるまで光り続けます。コンデンサーの電気で走行中と変わらない明るい状態を維持するのは5分程度で徐々に暗くなっていきます。

例えば補給でコンビニに入店して10分程度店内にいたとしてもTL-06Dは点灯を続けています。

 

 

凸型レンズによりに光は上下左右に拡散します

 

取り付け台座はTL-06AやLUNEと共通のM5台座を使用します。(M6台座の場合は取付穴の拡大が必要です)

シートチューブ直付けはある程度フレームが大きくないと出来ないのが難点ですが、左右をシートステーに挟まれた位置になるので輪行時や、万が一自転車が倒れてもライトが破損する可能性は低いです。

キムラTL-06Dと合わせるフロントライトは性能を取るならSON Edelux2がおすすめです。

実は2014年の暮れから7年以上使い続けてきたダイナモライトSON EdeluxからEdelux2に交換したのですが明るさ、照射範囲全てにおいて圧倒的な性能に驚きました。

 

 

早速、深夜の峠を走ってきました。午前2時に自宅を出発して京北方面へ。

井戸峠を登り常照皇寺へ抜けたあたりで夜が明けました。

誰もいない国道162号線を京北に向けて北上する

 

井戸峠の登り、低速でも充分な明るさ

 

夜明け前の井戸峠、TL-06DとEdelux2のスタンドライト状態。

前後ライトがしっかりしていると安心して夜道を走ることが出来ます。

TL-06DとEdelux2がSR600などの過酷なブルべに挑戦する後押しをしてくれそうです。

これからランドナーのオーダーを考えていてライトはダイナモライトを検討されている場合は自信をもってTL-06Dをおすすめさせていただきます。

ブルべでのハードな使用を視野に入れるならハブダイナモはSONデラックスワイドボディ、フロントライトはEdelux2、そしてテールライトはキムラTL-06Dの組み合わせで。

 

TL-06Dはハブダイナモを使わないヴィンテージ部品で組む自転車に合わせても違和感なく馴染んでくれるはずです。夜通し走らない方にもメリットはあると思いますよ。

 

そしてグランボアではTL-06Dにぴったりのフロントライトを開発中です。

まえの

イデアルからサドルなどが入荷しましたのでお知らせします。

そして、悲しいお知らせ。

今回の入荷分から円安の影響が大きくこれらも近日価格を上げざるを得ない状況です。今月いっぱいは「おすすめコーナー」に掲載する予定ですが、それ以降は価格が変わります。ご購入を悩まれている方はこの機会に是非。4月中は旧価格の5%引きです。

 

国内メーカーも材料費の高騰、海外で生産している取引先からも連日値上げのメールやファックスが届いていて思わずため息が出てしまいます。

5月から6月にかけていろいろ値段が変わりそうです。

 

それにしても1ドル140円から150円になるとの話もあり、ぞっとしています。ドルだけでなく、ユーロに対しても円は安くなっていますのでベルトゥ製品やSONなども次回入荷分は影響を受けてしまいそうです。。。

 

***

あと、ヴィンテージバイクではロッシンデローザ軽量TOEIデモンタなどもオンラインに掲載できました。いずれも素晴らしい逸品ばかりです。

サイズが合うようでしたら是非ご検討ください。

 

それと、キムラ製作所からも待望の製品が入荷しています。

「キムラTL06D」

グランボアオリジナルの給電式直付テールランプ・キャパシタ(コンデンサー)内蔵モデル!
走行停止後約5分程度はそのままの明るさで点灯しています。

 

製品の特長や使用感は後日前野店長がレポートしてくれる予定です。

お楽しみに!

 

 

つちやはるみ

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