アイズの独り言>

こんにちは、スタッフの前野です。
10月のピックアップ商品はダイナモ、ライト、リフレクター関連商品ということでちょっぴりお買い時になっているのですが、その中からSONのハブダイナモを特集したいと思います。

グランボアにはSON28とSONDeluxWideBodyの2種類がありますがぱっと見殆ど違いはありません。どちらも出力6v3w。それでも2種類を取り扱っているのには理由があります。

どちらのハブダイナモも似通った形をしていますがフランジ間距離が異なります。
SON28のフランジ間距離62㎜に対してDeluxWideBodyは68㎜。僅か6㎜ですが広くなっています。

SON28も十分なフランジ間距離を持っていますが、フロントフォークの寸法ギリギリまで広げられたDeluxWideBodyはより横剛性に優れた強固なホイールを組むことができます。一般的なハブダイナモは小径車用のエンド幅74㎜とハブボディを共用して左右のスペーサーでエンド幅を100㎜に調整しているものも多いので、実はハブダイナモでフランジ間距離が普通のハブと同じくらい広いのはこの2つくらいです。(ちなみに普通のSONDeluxはフランジ間距離50㎜)

 

次は重量。SON28は実測444g

SONDeluxWideBodyは413g

ボディの横幅が僅かに広いSONDeluxWideBodyの方が重そうですが、内部のダイナモの関係でDeluxWideBodyの方が30g軽くなっています。少しでも軽くしたいならSONDeluxWideBodyの方が良いですね。

 

ハブの寸法、重量ともにSONDeluxWideBodyの方が優れている印象ですが、そしたらSON28を選ぶメリットは何でしょうか?
SON28は700Cなど大径車輪に最適化された内部のダイナモ機構を持っているので外径の大きな700Cや650×42Bなどのホイールで使用した際に低速で大きな発電量を得られるようにできています。(700Cホイールの場合約16㎞/hで3wに到達)

省電力LEDライトのEDELUX2などで使用する際は大きな違いにならないのですが、ハロゲン球を使用したE6ヘッドライトを使用する場合や外部機器に給電しながら走る場合など、低速でも大きな発電量が必要な走り方に向いた設計になっています。
それに対してSONDeluxWideBodyは、もともとSON20という小径車向けのハブダイナモが始まりです。SON20がSONDeluxという名前にモデルチェンジし、その内部機構そのままにエンド幅100㎜用のより広いフランジ間距離を備えてSONDeluxWideBodyとして誕生しています。SONDeluxは700Cなどの標準サイズのホイールよりも回転数の多い小径車向けに作られているので内部のダイナモ機構に要求される発電能力は少なく済み、SON28に比べて生成できる電圧のピークがより高い速度域にある代わりにダイナモの抵抗が少なくなっています。(SON28と同条件の場合、約20㎞/hで3wに到達)

なのでキャンピング車や外部の電子機器に電力を供給したり、低速で少しでも明るく照らしたい場合はSON28。ダイナモの抵抗、重量を少しでも減らして速く楽に走りたい場合はDeluxWideBodyを選んでいただければいいと思います。

ちなみにDeluxWideBodyは28穴も選択できるのでより軽くホイールを組み上げたい場合は最適です。


昨年のPBPで走ったグランボアコンクールマシンもフロントハブはSONDeluxWideBodyの28穴を使用しています。パピヨンWアイレット650BリムとDTSwissRevolution#14スポークで組み上げました。少なめのスポーク本数ながら広いフランジ間距離のおかげで剛性不足もなく、1200㎞の走行中一度も不満を感じることのない優秀な前輪兼発電機として活躍してくれました。

両モデルともにハブサイドのコネクターによる抜き差しが不要になるコネクターレスモデルの設定があります。使用するには専用のエンドを備えたフロントフォークが必要になるのでオーダー車向けですが、輪行やパンク修理の際ちょっぴり面倒なコネクターの抜き差しが不要なので便利です。見た目もよりスッキリします。オーダー車制作の際はご検討ください。
コネクターレスは導入できないけど少しでもケーブルの抜き差しを簡単にしたい場合はコーキシアルアダプターを使用してください。ケーブルの脱着がスムーズになります。

 

現在、グランボアのオンラインショッピングとアイズバイシクル店頭ではこれらのハブダイナモやライト、キムラ製作所のリフレクターなどが5%オフになっています。
未来の愛車用としてはもちろん、ハブダイナモを使用したホイール組みも喜んで承ります。

 

SONのハブダイナモを使うならライトもSONのEDELUX2ヘッドライトが最適です。自動車のヘッドライトのような配光は対向車を眩惑せず、遠くまで均一に明るく照らします。(写真は旧型のEDELUX。これも十分明るいです)
なかなか一晩中走る人はいないかもしれませんが、優れたヘッドライトとハブダイナモの組み合わせは日没後の峠へ走りに行く後押しをしてくれるかもしれません。もちろん、気軽な街乗り車やそこまで夜は走らないけど……という方もそんなロマンを愛車に装備してもいいんじゃないでしょうか。

 

ちなみに僕はSON28ハブダイナモとEDELUXヘッドライト(旧モデル)を前のフレームから5年以上使用していますがどちらも故障知らず。ライトは新しいEDELUX2に更新したいと思っているのですがそのタイミングはいつ来ることやら!
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11月3日(火)文化の日は日吉ダム近くで「コンセントレーションひよし」を開催します。
8月に中止になったコンセントレーションおにゅうと同様に参加申し込み必要なし、走るコースも自由なイベントです。
詳細は親方の記事をご覧ください。

当日は集合地点のスチールの森日吉でグランボアエコバッグを特別価格500円で販売します。大ぶりなサコッシュ形状なのでたすき掛けにして自転車に乗ることもできます。リフレクターもついているので日没後のお買い物でも安心です!

それでは皆様日吉ダムで会いましょう!!

まえの

葉っぱリング出来ました~!!!!!

2017年のコンクールマシンで生まれたグランボアのサンクフィーユ、通称葉っぱリングですが、11速のフロントシングルで乗るならやっぱりナローワイドが欲しいねということで製作に至りました。歯数は40T、前回のサンクフィーユ同様レリーフがきれいなポリッシュ仕上げです。

ナローワイドとはチェンリングの歯先形状のこと。普通のチェンリングと比べてみると違いがよく分かります。

左が普通の歯先、右がナローワイドの歯先です。
ナローワイドの方は、幅がNarrow(狭い)歯とWide(広い)歯が交互に並んでいます。
フロントシングルで走るにあたりリアの段数が多段化すると、その分チェンのねじれが大きくなり、結果チェンが落ちやすくなってしまいます。
そこで、チェンの脱落を防止するため、このナローワイドの歯でがっちりチェンを掴もうというのがフロントシングル専用のチェンリングです。逆に言うと、ナローワイドという特別な歯の形状のため、フロントシングルでしか使うことができませんのでご注意ください。

普通の葉っぱリングと、ナローワイドのこのチェンリングどちらも使って走っているのはスタッフ前野は、「従来のチェンリングでも走れるんですけど、漕がずに流してるような時にふとチェン落ちることがあったんですよね」とのこと。彼はナローワイドの試作品を2年ほど使っていますが、ナローワイドにしてからは一度もチェンが落ちてないそうです。
前野のランドナーは11-42Tの11速フロントシングル。試作品のチェンリングは42Tだったので、出来立てほやほやの40Tナローワイドに付け替えてさっそく林道を走りに行ったようです。「やっぱ40Tにするとダートの上りが楽だった」そうです。どんなところを走ってるのかは前野のインスタで。

もちろん従来品もフロントシングルで使うことができます。前野はじめ親方やはるみさん、アイズスタッフが今まで走ってみた経験では、8速までのフロントシングルだと普通の歯の葉っぱリングでもチェン脱落に気を遣わずに走ることができています。
通常版は43T、ナローワイド版は40Tと歯数に差がありますので、その点でもお選びいただく事ができますね。

ちなみに私は学生時代からの愛車に通常版のサンクフィーユをダブル仕様で使っています。毎日の自転車通勤、かわいい葉っぱリングを見ると気分が上がります♪
(ですが、インナーリングの在庫がもう無くて、ダブル仕様のサンクフィーユセットは残りあと1セットです。ゴメンナサイ。。。)

従来の葉っぱリングと同じく、ナローワイドの葉っぱリングも、皆様どうぞよろしくお願いします。

なっぱ (2021年退職)

2020.09.11

RIDE & HIKE

「ツーリングに行きたい!」

春からずっとまともなツーリングに出かけておらず、とうとう親方のフラストレーションが爆発しました。というとちょっと大げさかもしれませんが、あの台風10号の翌日だというのに、まだ暑いというのに、もう少し待てば紅葉が始まるというのに、我慢できずに徳島は剣山まで1泊2日で出かけてまいりました。

もう、ずっと旅に出たいと思っていたのです。

 

【1日目ルート】

道の駅貞光ゆうゆう館(標高50m)→国道438(貞光川沿)→ラ・フォーレつるぎ山(標高1500m)

 

 

 

台風一過。だけど暑い!この日の天気は晴れ。最高気温は33.5℃。この日も京都から徳島まで移動して午後からのスタートです。

水分はもちろん、首には保冷剤を巻き、塩飴やエナジードリンクも忘れずに。この間の高山村のことがあるので周到に暑さ対策をして臨みました。

往路はずっと貞光川沿いを緩やかに登っていきます。距離は40km弱ですが、なんといっても目指すお宿は標高1500m。出発地が標高50m地点なので1450mアップです。久しぶりのツーリングなのでなまった体を確認しつつゆっくり上がっていきました。

 

 

序盤から川は谷深くを流れ、山は連なり、景色はとてもダイナミックです。

 

 

そして、行けども行けども人家がその山々に張り付くように点在していて驚かされました。毎日の生活はどうされているんだろう、そんな素朴な疑問が頭から離れません。車が入れる道が通っていれば何とかなるのかな。

 

 

 

と、もやもやしていると謎を明かすかのように現れたモノレールの駅。

ここから使える交通手段はこのモノレールだけとのこと。

へぇ。すごい。日本にもこんな所があったんだ。

戻ってきてから少し調べてみたところ、このモノレールはすでに動かすことはできないようですが、今もこの十家地区にはお一人の方が生活されているようです。徒歩でここから1時間、山道を歩いて辿り着く我が家。

おぉ、美山での生活なんて便利そのものですね!

 

 

 

 

 

そして、この日はルート上にたくさん見所がありました。

つるぎ町一宇の「土釜」。

土釜ってなんだろ、と思って道を少し外れて観光してきました。流れる水の勢いで岩が削られて猛々しくも美しい滝を形成していました。この日は台風の影響もあってか水量もあり迫力満点でしたよ。きっと紅葉の頃はさぞかし人気のスポットなんでしょうね。

 

 

 

滝といえば、この日は本当にたくさんの滝!

ルート上には数えればきりがないくらい様々な滝が出現していて、いくつも息をのむような美しい姿を見せてもらえました。

きっとその多くは日頃は姿を消している「幻の滝」で、台風後のこの日に限り、しかも自転車のスピードだから目に留まる、そんな景色だったのかもしれません。

 

 

 

 

あちこち寄り道しつつ、休憩しつつ、ゆっくり上り、お宿まで2キロ手前のスキー場にたどり着いた頃には影も随分長くなっていました。

ここからお宿までは勾配もきつくありません。

今回のお宿はラフォーレ剣山。夫婦池の畔に立つ町営のお宿でお手頃です。

 

 

 

 

 

*****

【2日目】自転車→ハイキング→自転車

ラ・フォーレつるぎ山→自転車→剣山観光登山リフト起点の見ノ越駅(標高1420m)→リフト→西島駅(標高1750m)→歩き→剣山山頂(標高1995m)→歩き→西島駅→リフト→見ノ越駅→自転車→国道438(穴吹川沿)→中尾山高原→国道438(穴吹川沿)→国道492(穴吹川沿)→美馬→道の駅藍ランドうだつ→吉野川沿自転車道→道の駅貞光ゆうゆう館

 

 

 

 

朝9時始発の剣山観光登山リフトに乗るべく8時30分頃スタート。天気は少しどんよりしていますが、暑くなく、寒くなく、気持ちの良い朝です。

 

 

 

 

始発の見ノ越駅から西島駅まで約20分。

こんな剥き身のリフトに乗るのはホント久しぶりでちょっとドキドキしましたが、鳥のさえずりや、景色や気温の変化が直接伝わり、何とも言えない気持ちの良い時間でした。

振り返ると自転車で走ってきた道がずーっと見えています。

 

 

目指すは剣山頂、矢印のところ。

うーん、いやな雲が近くにあります。。。

 

 

 

雲はありましたが、幸いなことに周りの景色はしっかりと見えました。

これから下る道が見えています。

 

 

うーん、あれって小豆島?

 

 

 

 

夏の剣山はキレンゲショウマの群生が見られるとのことで有名なようですが、この日はすでに花は終わっていました。でもまだ夏色の草木の葉は美しくみずみずしい。夏と秋の間のこの数日は、きっと一般的にはオフシーズンなのでしょうね。でも、私的には大満足。

自然の移ろいにオフなんて無い。いっつも完全に圧倒されてしまう。

 

 

山頂付近はきれいに板が張られていて整備が行き届いています。

足元はハイキング用の靴に履き替えていますので歩くのも快適です。

ところが、山頂に立った途端に雨が降り出し、山頂近くのヒュッテで30分ほど雨宿りする事となりました。ただ、これから先の道中を考えるとゆっくりもしていられません。雨雲の動きを見ながらまだ雨が降る中下山を開始しました。

 

 

御塔石(おとうせき)

この石の下にある大劔神社のご神体で、その形は剣に似ていることから山の名前の由来にもなっているとのことです。

神社には先客が雨宿りされていて立ち寄らず。また今度お参りしよう。

 

 

 

 

帰りのリフトに乗る頃には雨が上がり、次の雨雲が到着するまで2-3時間は持ちそうです。

さぁ、一気に下るぞ!

さっきまで立っていた山の頂がもうあんなに遠い。

 

 

 

雲のかけらの向こうに人家の屋根。

昨日とは違うルートで下ってきているのですが、やはりこの地域の特徴なのか、人家が山にへばりつくように点在しています。まだまだ知らないことがたくさん身近にありそうです。

 

 

 

リフト乗り場からの65キロほどの内、後半の30キロくらいは概ね平坦路です。雨にあたらないようにと昼食もとらずに下ってきたので結構しんどかった。やっとこさ辿り着いた美馬の「道の駅藍ランドうだつ」で遅めの昼食を食べたのは2時を回っていました。。

「うだつ」のある家々が今も見れる美馬の町。

 

美馬の道の駅から車をデポした貞光ゆうゆう館までは日本三大河川の一つ四国三郎こと、吉野川沿いを行く自転車道があります。ただ、自転車道と言っても交通量の多い国道の歩道を利用したような道なのであまり趣はありませんが。

 

いろいろと見どころ満載のツーリングとなりました。

ツーリング後の親方の第一声は「あー、すっきりした!」でしたよ。

皆さまもそろそろいかがですか?

 

 

 

*****

【おまけ】

私の自転車。

親方フレームER仕様650x38B(エキュルイユ)、フロントシングル(ナローワイドサンクフィーユ試作)、クランク(サンエクシード)ブレーキ(シュエットモダン)、ブレーキレバー(東京サンエス)、サドル(イデアルスタンダード)、フロントバッグ(ランブイエ2019試作)、ペダル(ウェルゴー輪行ペダルグランボアSP)

フロントバッグにはタオルにティッシュはもちろん、携帯にipad-mini、工具やチューブ1本のほか、救急セット+コロナ対策セット、おやつ各種、保冷剤3つ、エナジードリンク2つ、雨具上下にウィンドブレーカー、あと小さめのお化粧ポーチ。少し大きめのカメラも入ります。

 

 

親方の自転車。

親方フレームER仕様、650x38B(エキュルイユ試作)、フロントシングル(秘密)、ブレーキ(ミラン)、ブレーキレバー(東京サンエス)、サドル(イデアルチタン)、フロントバッグ(アンベール2017特別サイズ)、パニアバッグ(グランボアバコーズ製)、ペダル(ウェルゴー輪行ペダルグランボアSP)

パニアバックには2人分の着替え一式とハイキングシューズ、駐輪用の鍵2本が入っています。

 

 

【今回撮影できた鳥たち】

ゴジュウカラ

 

 

 

ヒガラ

どちらも小さくてすばしっこい。宿の近くの池の畔にたくさんいました。

 

 

 

トリカブト

登山中にたくさん見かけました。今が旬なんですね。

 

 

そして、こちら。

ヤツガシラ

2日目の朝一番に道先を案内してくれた鳥を撮影したものだったのですが、帰ってから画像を明るくしてみたらビックリ!とても珍しい鳥が映っていたのです。だけど一番特徴的な冠羽が電線に隠れてしまっていてかなり残念。それでもこの出会いは嬉しかったなぁ。

 

鳥の話は興味ない方が多いのはわかっているんですけど、ちょっと誰かに見てもらいたい。たぶんね、ポケモンゴーとかされていた方には、この撮影できた時の喜びをわかってもらえそうな気がするんだけど。。。

つちやはるみ

ものすごく大きな台風が接近しつつあるこの週末。京都は今回は中心から外れていますが、今までにあまり経験のない大きさなのでちょっと心配しています。大きな被害とならないよう祈りつつただ過ぎ去るのを待つしかないのですが、ちょっと落ち着かない、ソワソワしてしまいますね。。。

 

さて、オンラインストアのおすすめコーナーの商品を入れ替えましたのでお知らせします。今回はなっちゃんの意見を取り入れて「革製品」をピックアップしてみました!

 

ですので大方は革サドルなのですが、グランボアの革バーテープも対象となっています。革サドルはあまりたくさん在庫はないのですが、この期間にご予約の場合でも5%引きにて承りますのでどうぞご利用ください。イデアルは11月、ジルベルトゥのサドルはおそらく10月にはご用意できるかと思います。ブルックスはうちでなくてもほかのショップさんでも買えるので載せてなかったのですが、常に在庫は持つようにしていますので今回は一緒におすすめコーナーにアップしています。

 

あと、ギャラリーページの更新も少し進みましたよ。

 

 

 

只今2018年分をアップしていますのでホームページのトップページからご覧いただくのが良いかと思います。こうやって振り返ってみるとホントいろんなお仕事させていただいていてあらためてありがたいなぁと思っています。お見せできていない素敵な自転車はまだまだいっぱい溜まっていますので頑張ってアップしていきますね。

つちやはるみ

ご無沙汰しておりました、なっぱです。育休が明けて、7月末よりお仕事へ復帰しました。お店には平日にいることが多くなりますが、皆様またどうぞよろしくお願いします!
 
 
アイズでは換気のためにドアを開けているのですが、昨日は珍しいお客様。

クロアゲハさん!・・・コウモリじゃないですよ。
 
 
夏の青空と自転車を狙ってスマホを構えていたところにやって来られました。どうやら一番興味深かったのは、PBPモデルの自転車だったようです。

 
 
 
夏は暑くて出かけるのも嫌になりますが、みなさんはどう過ごしていらっしゃいますか?私は夏と言えば自転車で北海道!というイメージがあり、今日入荷したこちらの商品を見て、ちょうどこのフロントバックで2年前に行ったな~としみじみ思いだしていたところでした。

グランボア アンベール2017
え?フロントバック?これが?と思われた方がいらっしゃれば嬉しいんですけど、このフロントバックはこんなふうに折りたたんで収納できるんです(私の好きなポイント)。
ランドナーに似合って、超軽量かつ耐久性のあるフロントバックを目指して考案されたこのバック。一般的な帆布のフロントバックに使われている生地に比べると、薄手で適度なハリがある生地を選んで作ってもらっています。生地が薄手なので使わないときにはたたんで収納しておけるし、それにバック本体の重量が軽いことが輪行の時にこんなにも楽だったとは・・・と驚いたことを思い出しました。
 
 
さらに、ポケットが以外と容量があります(これも好きなポイント)。

パナレーサーのハチサンチューブ。グランボアの650B用チューブL’aileだともっと余裕があります。フロントバックのここのポケットにしかチューブ入れたくないんですよね。
 
 
そして、なんといってもバック本体が以外と大容量。荷物の多さに合わせて、びよーんと上蓋が伸ばせる仕組みになっているからです(一番好きなポイント)。
どういうことかと言いますと・・・
 

普通のとき


 
 
荷物が増えたとき


 
 
これがものすごく便利でした。自転車で走って寄り道していたら、いつの間にか荷物って増えるんですよね。2年前の北海道ツーリングでは伸びる蓋を最大限に活かして寄り道を楽しみました。

 
 
 
 
アンベール2017は今までワンサイズのみでしたが、親方の要望でひと回り大きなサイズも製作中です。こちらは1-2か月のうちに出来上がってくるかと思いますので、また改めてお知らせしますね。
とにかく、フロントバックを新調しようかなと思われてる方、これいいですよ!

なっぱ (2021年退職)

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