アイズの独り言>

“Concentration to Utsukushigahara”

今年3度目の美ヶ原ツーリング、今月もやります!

今度はおそらく良い天気で気候も良いので皆様も一緒にいかがですか? 現地集合大歓迎です! ただ、急なお誘いですし、しかも平日ですので参加できる方は限られるでしょうが。。。

 

日時 9月15日(火曜日)

集合時間 午前10時

集合場所 美ヶ原道の駅駐車場

 

コースは前回と同じ。ランドナー向きのコースです。昼食は各自用意をお願いします。少し早めの紅葉狩ができるかも、と楽しみにしています。

 

そう、そう。欠品してましたマグネットライト、再入荷しています! お待たせしました。

 

 

 

 

*****

この度の関東方面での大雨では大変な被害が出てしまい、被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。家が丸ごと濁流に飲まれてしまう映像なんて、もう、一生のうちで目にすることは無いだろうと思っていたのに、こんなに早く見ることになるなんて。。。

つちやはるみ

樺太旅行以来すっかり船旅に魅力を感じた私は、佐渡島に訪問することに決定しました。佐渡島は沖縄本島に次ぐ面積を有しており、1周すると200km程あります。国際トライアスロン大会や佐渡ロングライドというサイクリングイベントも開催され、自転車には馴染みがある島といえるでしょう。旅行中も「トライアスロンの練習か」と数人に声をかけられました。

 

本州から佐渡島へのアクセスは北から新潟港、寺泊港、直江津港からの3通りあり、その内フェリーは新潟と直江津から出ています。今回は直江津港発の高速カーフェリー「あかね」に乗船しました。ちょうど小木港でアースセレブレーションという祭の開催中で多くの外国人とすれ違いました。船は今年の4月に就航したばかりのオーストラリア製の新造船で、直江津―小木間をわずか100分で結びます。11月3日までキャンペーン中で名前が「あかね」さんの方は記念品がもらえるそうです。

 

酒蔵見学と佐渡随一の名所佐渡金山を観光し、この日は両津の旅館に1泊することにしました。翌朝、道の駅「芸能とトキの里」に移動します。この道の駅以前は物産館、展望レストラン、そしてロボットが能を演じる能楽館があったそうですが、現在は閉鎖され大学の施設になっています。トイレと駐車場は使用できるので車を置き、雨が振りだした為ヤッケを着て出発します。

 

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道の駅を出発する
 

 
 

県道81号線を北西に進行し、佐渡島の最高峰金北山の北にあるドンデン山に登ります。両津の港町、加茂湖が見下ろせる急勾配のワインディングが続き、かなり気合が要ります。峠には山荘があり山頂からは鳥海山や立山連峰が一望できるそうです。この日は残念ながら天候不良の為展望はありませんでしたが、登り甲斐があると思います。外海府の国民宿舎に1泊し、景勝地大野亀に向かいます。

外海府海岸を北上します。日本海の荒波で削られた独特の地形に岩をくり抜いたトンネルが続き爽快に走ります。

 

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トンネルが続く海岸線

 

 

大野亀は標高167mの1枚岩で迫力があります。5月下旬から6月頃にはトビシマカンゾウという黄色の花が一斉に咲くそうです。訪れた8月下旬は草原でしたがとても開放感のある場所でした。

 

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大野亀を望む

 

 

温泉で旅の疲れを癒し、最終便の「あかね」で北国佐渡を後にしました。今回はカーサイクリングで佐渡を楽しみましたが、新幹線輪行してフェリーに乗船するのも面白いと思います。関西方面からは北陸新幹線上越妙高駅から直江津港に連絡バスが出ています。また、佐渡には配流された日蓮にゆかりがある寺社や霊場も多数存在し、史跡めぐりも可能かと思います。次の旅に夢が広がります。

 

大介店長 (2018年退職)

2015.08.23

嬉しい予感

先日、親方に新しい自転車を作っていただきました。その名もピスタッシュ号!(色の名前です。ピスタチオです。)
学生時代からずっと私の走るペースはゆったりまったり、のぼり坂ともなると蛇行しまくりの「もったり」サイクリングでした。そんな中で親方が考えて下さったのが「軽量フレーム」と「軽いペダリング」です。

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▲ピスタッシュ号(左)とはるみさんのTypeER 700Cランドナー(右)
グランボアのセミオーダー車TypeER。ピスタッシュ号は泥除け・キャリアが付いた状態でなんと重量10.9キロ!650×42Bという太いタイヤサイズで10キロ台です。
学生時代から乗っているランドナーを持ち上げて運ぶときと比べると、拍子抜けするくらい軽くて驚きました・・・!せーのっ、と持ち上げなくていい自転車に感激!これは、フレームを作る基となるパイプの厚みが当時作った入門モデルのランドナーより薄いからです。(ちなみに学生時代に作ったランドナーは13キロほどありました。)

 
 
 

また、以前からビンディングペダルを使えば楽になるよと勧められていたのですが、ビンディングは速く走りたい人が使うもので、靴の裏に付けるクリートという金具が自転車を降りたときに歩きにくくて、両足がペダルに固定されるなんて自由に動けずじれったい、というイメージがありました。私はゆっくり走るのが好きだし、クリートが歩くたびに地面に当たってコツコツ音が鳴るのも嫌だし、立ち止まりたいところがあったらすぐ自転車を停めたいし、、、とビンディングペダルを使うことは自分には合わないと思っていたので、今までトークリップも使わず、ベタ踏みで自転車を漕いでいました。

 
 

が、今回ピスタッシュ号のペダルがWellgo RINKOペダルだったのでビンディングペダルに初挑戦。
ビンディングの装着と脱着は、コツが分かれば難しくありませんでした。とくに脱着はもっと苦労するものだと思っていたのですが、足首を普通の力でクイッとひねるだけで簡単に外れました。
また、足がペダルに固定されているという感覚はぜんぜんありませんでした。景色のいい場所で止まって写真を撮ろうとしたときに、ビンディングだったことを忘れていてあやうく転びそうになったくらいです。また、自転車を降りてコンクリートの舗装路を歩くときも思っていたほどコツコツ鳴らず、クリートが付いている部分の違和感もなかったです。

 
 
 

一番驚いたのは、店長に言われて気づいたのですが、「今日蛇行してないじゃないですか!」
そう、栗尾峠を蛇行せずに登っていたのです!しかもギア(これも44×28と軽いギアにしてもらいました。)がまだ2段階も残っていたんです。
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ビンディングペダルを使ってみて、今まで自転車を「漕ぐ」という動作が、ひと漕ぎひと漕ぎヨイショ・ヨイショとブツ切りの動作だったことが分かりました。ビンディングを使うと、両足が流れるように「回転」しました。この足元の感覚の違いはとても印象的で、自転車を颯爽と漕げる人はいつもこんな感覚を味わっているのかなぁ、それは気持ちいいはずだわ・・・と心の中で考えていました。

 
 
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京北までの往復はいつものとおり店長のサニトラに便乗。
18歳のときにランドナーを作って大学の4年間汗だく乗っていましたが、軽やかに心地よくランドナーに乗りたいと思う28歳の私には、この軽量TypeERがとても相性の良い自転車だという予感がしています。

なっぱ (2021年退職)

2015.08.17

黄金色の麦畑

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「6/23にドイツのフルダを出発しフルダ川自転車道路から、ヴェーザー川自転車道路をハーメルンまで約400kmを旅してきました。私の方はヨ-ロッパを走るのは4度目ですが、妻は生まれて初めてのロングツーリングでした。」

 

8月のはじめにこんなメールをお客様からいただきました。ご夫婦でツーリングをするためにと奥様の自転車TOEIのモディファイのご依頼をいただいており、その自転車でツーリングをなさったとのこと。写真やメールの文章から、とても楽しまれた様子が伝わってきました。
とても素敵だったので、コースを教えてもらい、地図にしてみました。また、写真もいただきましたので皆様にもぜひご紹介したいと思います!

 

▼吉村さまのドイツツーリング全体行程地図

 

おふたりの旅はフランクフルトからはじまります。
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旅の前半は雨に降られたとのこと。雨あがりのドイツ、石畳が美しいです。
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ドイツにはサイクリングロードが整理されており、他のヨーロッパの国に比べて自転車での旅はしやすかったとのこと。

また、ドイツ中央部から北へ向かう川沿いの道は平坦で、ゆったりと走るにはとてもいい道だそうです。渡し船で川を渡ったり、サイクリングロードを馬と一緒に走ったり(馬も通行可とのこと!)というのは、海外ツーリングならではのシーンだと感じます。

奥様は黄金に輝く麦畑のサイクリングロードに感激されておられたとのことでした。そんな経験が次のツーリングに駆り立てるんですよね。

加えて6月は一年で最も昼のながい季節。宿さがしに焦ることがないのも良かったとのことでした。知らない国で日が暮れていくときの心細さは心のゆとりを奪いますよね。

 

 

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貴重な経験をシェアして下さり、爽やかな風を届けてくださった吉村さまご夫婦。どうもありがとうございます。

どうぞこれからも素敵なツーリングを!

 

 

なっぱ (2021年退職)

2015.08.07

夏の美ヶ原

夏のツーリングはできるだけ涼しいところで快適に走りたい。

そんな思いを汲んで親方がふと思い立ったのが美ヶ原。関西からだと車で5-6時間ほどで標高2000メートルの展望台まで行けます。時間に余裕があれば、もちろん宿泊してじっくり楽しめるといいのですが、今回は老猫たちのこともあり、日帰りでコースを組んでみましたよ。

美ヶ原 武石峠


美ヶ原高原美術館に車をデポして牧場内を通って武石峠へ、そして上田市側から上り返すルートです。

 

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メンバーはアイズの店長、大介君とアルバイトに来てくれている現役女子大生のブンちゃん。そして、親方と私の4人。

晴天。出発時の気温は22度。後で聞けばこの日の京都市内は39.1度を記録したとのこと。こうも違うんですね。

 

 

 

印象的な美しの塔(UtsukushinoTou)。

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この日は思ったほどの人手ではありませんでしたが、この塔の周りには下界から涼を求めた人たちが集っていました。

 

ちなみにこちら↓は7月に走ったときのもの。雨でしたのでほとんど人気はありません。

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この先の王ヶ頭(Ougatou)までは牧場の間を抜けていきます。なだらかな勾配の未舗装路が続きます。

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王ヶ頭手前では少し急な坂もありますが、高原を見渡せる絶好のビューポイント。ホテルがあり、食事もできるので是非ゆっくりしたいところです。

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看板の前では一応記念写真を。。

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王ヶ頭の先には王ヶ鼻(Ougahana)。ちょっとした岩場が続き、担いで進まなくてはならないところも少しあります。

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だけど、更に素敵な景色が広がっていますよ。

 

 

 

武石峠までは下り基調の緩やかなアップダウンが続きます。車も少なく、とても快適!

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木々は皆どれも 夏の葉に覆われて木陰を作って迎えてくれます。

 

 

武石峠。

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ここから一気に900mほど上田方面へ下ります。

 

 

上りは概ね12キロ。平均勾配7.4%。写真は約4キロ上ってきたところです。

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水場で大休止。

運動不足の足腰には後半辛かった。。。

 

 

 

美しい白樺平。

ここからゴールまであと2キロほど。

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結局、36キロほどのコースを5時間もかけて存分に楽しんで帰ってまいりました。

事情があっての日帰りツーリングでしたが、許されるのなら夏の間中高原で過ごしたかった。道も良く、車も少なく、おまけに涼しいこのコース、なのに、この日すれ違ったサイクリストはたったの一人。  勾配が少し急なのと、周回でコースを組もうとすると未舗装路が入ってくるせいでしょうか。太目のタイヤと補給食もたくさんフロントバックで運べるランドナー向きのコースなのかもしれませんね。

 

 

 

*****

こちらは7月に行ったときに美ヶ原の山本小屋から撮影した写真です。雨上がりのわずかな間に富士山まで見る事ができました!

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つちやはるみ

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