アイズの独り言

2019.05.04

訃報

フレームビルダーの入部さんが昨日亡くなられました。

いままでたくさんのグランボアフレームを作っていただき、大変お世話になりました。心より哀悼の意を表します。

 

最初の出会いは20年程前のことでしょうか、常連のお客様に連れられてひょいとアイズに遊びに来られたのでした。それからいくつかのフレームの修理・加工を依頼して行き来して、フレームにまつわるいろいろな相談に乗っていただいていたのです。ところが、そのころ競輪界でちょっとした事件があった影響で大量の注文を抱えることとなり、連日夜遅くまで仕事していて血管のご病気で入院してしまったのです。

その後、無事退院されたものの体調は十分でなく、本業の競輪フレームとは別にランドナーフレームを作っていただけることになったのです。私は自転車のプロデューサーとして作り手と注文主の間を仲介する立場で無理難題をお願いしたり、逆に製作方法について宿題を出されていろいろ調べて回ったこともありました。難しいランドナーのフレーム作りをたくさん引き受けていただきました。

最後にお会いしたのは3月の上旬でした。工房を訪れるといつものように歓待いただき、業界のよもやま話で盛り上がったものでした。そしていつものように次のフレームの製作をお願いしてお別れしました。ところが、先月、4月の半ばに再々入院されるとのお電話をいただいきました。近いうちにお見舞いにお伺いしますと云ったのですが、残念なことにそれは叶えられませんでした。

 

つい先日の30日に初のオーナーズミーティングが有志の呼びかけで開催され、入部さんの作られたランドナー・レーサー・マウンテンがたくさん集まりました。入部さんこんな仕事もしていたのかと改めて目を見張りました。新しい入部さんの作品を見られなくなったのは残念ですが、たくさんの人々に愛される自転車を残されました。本当にありがとうございました。

なお葬儀はご家族のご意向で密葬で執り行われるそうです。四十九日の法要の後に改めてお別れの会が催されるとのことです。

 

昨年12月にアイズ店内にて

 

親方


こんにちは、スタッフのチョコです。4月20~21日に開催されたオダックス近畿主催のブルベBRM420近江八幡400kmに参加してきました。

今回の400㎞を完走すれば今年度分200、300、400、600kmの認定が揃い、晴れてSR獲得となります。SR獲得はPBP出走の必須条件でなのでこれを完走できるか否かで今後の予定にも大きくかかわってくるのです。そして近江八幡400kmは昨年の同じ時期に挑戦して豊岡でDNFした因縁のコース。大きな峠はなく、400kmとしては平均的な獲得標高なので普通に走れば完走できると踏んで昨年はエントリーしたのですが、昼間の気温が高く徐々に調子が狂って豊岡でDNFしたのでした・・・(昨年のBRM421近江八幡400㎞はこちら
 

昨年と同様、8:00に近江八幡駅近くをスタート。田園地帯を抜けて琵琶湖の湖岸道路へ向かっていきます。青空と比良山系が美しい!交通量が多いので周囲に気を使いつつ進みます。

 

琵琶湖大橋を渡って鯖街道方面へ。実はブルべの2日ほど前から体調を崩し、下痢と発熱で金曜日はお休みをいただいていました。安静にしたおかげでブルべ当日の朝に熱は下がり、どうにかスタート地点に立つことができました。この近江八幡で400㎞の認定を得ないとPBP出走に関わるのはもちろん、GWに控えるBRM503京都1000kmの出場資格を失うので背水の陣で臨みました。作戦は単純。制限の27時間をフルに使って体への負荷を最小限に抑えて完走することです。

 

このブルべの最高地点、花折トンネルに向けて登ります。身体が気怠くパワーが出ないので歩くような速度しか出ませんが、それでも0ではないので無心になって回しているうちに花折トンネルに到着。標高300mを越えるとご覧のように桜の花はまだ満開でした。

83㎞地点小浜のPC1には11:42到着。ここではゼリーで補給を済ませ、広域農道のアップダウン区間へ突入します。去年はここで頑張りすぎて城崎手前での大失速、DNFにつながりました。今日はスタートからパワーが出ないので最小限の力でペダルを回して丘を越えていきます。

 

120㎞地点、舞鶴の赤レンガパークに到着。ここはPCとは別の通過チェックに設定されています。スタート時に受け取ったハガキにスタンプを押して通過証明とします。このはがきは、この先通ることになる出石市内の指定されたポストに投函するまで持っていなければなりません。

 

昨年のブルべでは赤レンガ倉庫はチェックポイントに設定されていなかったのでただ通り過ぎただけでした。

 

舞鶴から宮津までの間にも小さなアップダウンが連続します。昨年走ったコースなので土地勘があり、少し走りやすく感じました。去年のことを思い返しながら走っているうちに宮津の天橋立に到着。今年も晴天ですが気温は低め。天橋立を抜けた先にある159㎞地点のPC2には15:45に到着。補給を済ませ、日の入りに備えてアームウォーマーとレッグウォーマーを付けて出発です。

 

昨年はもっと明るい時間に城崎温泉に到着しましたが、今年は日の入りを迎えてから城崎大橋を渡ります。

 

207㎞地点、城崎温泉のPC3に18:52到着。気温が下がってきたのと夕食時だったのでここでは暖かい紅茶で一息つきます。ゼリーやプリン主体の補給でここまで走ってきたのでそろそろしっかりしたご飯を体に入れたいところ。PC直前に寄ったトイレでは腹の調子は朝に比べたらマシになってきたので、次のPCがある福知山まで進んだらがっつり食べても大丈夫そうです。

230㎞地点で出石の城下町にある郵便局のポストに舞鶴でスタンプを押したハガキを投函します。出石を出発して福知山までの道のりが緩やかな登りで速度がのらず、なかなか過酷でした。

276㎞地点、福知山のPC4に22:48到着。この後、国道9号線を淡々と走って346㎞地点京都市のPC5に3:58に到着。この先は制限時間付きのPCはなく、通過チェックのみなので11時までにゴールの近江八幡に着けば大丈夫です。3時間弱仮眠をとって再スタート。走り慣れた京都の道を通って江文峠を越えて大原へ。写真だけ見返すと大原に朝サイクリングに来たみたいですね。

途中越えから琵琶湖大橋を経由して湖岸道路へ。ここまで来たらゴールの近江八幡まであと少し。

 

 

10:08に408㎞地点のゴールに到着しました。認定時間は26時間8分。400㎞の制限時間は27時間なのでパンクなどのトラブルが起きても多少の余裕は残した状態で完走です。今回のブルべは体調万全とは言い難い状態でのスタートだったのでとにかくオーバーワークにならないように抑えて走ることに専念しました。これが数年前の自分だったらごり押しで走って前半で力を使い切りDNFしていたと思うので、ブルべの回数を重ねるごとに走り方に対する柔軟性が増してきたように感じます。
ゴール受付で通過証明のレシートとブルべカードのチェックを行い、スタッフさんに「オダックス近畿のピンバッジください!」と言ったところ「今日持ってきた分は全部売れちゃいました~」と。あぁ~完走後の楽しみ、オダックス近畿のピンバッジが無いなんて…
写真はスタッフさんの私物を撮らせてもらいました。心の中でピンバッジゲットです。いいんです、並べて飾るわけじゃないので。でも、「もう少し早くゴールしていればピンバッジ買えたかもな~」なんて帰りの輪行中に悔やんだりもしました。

 

 

 

さて、今回の400kmを完走したことで無事にSRを獲得、PBPへの切符を手に入れたことになります。次のブルベは5月3日に京都をスタートして岩手県花巻市まで走るBRM503京都1000kmに参加します。初の1000km、苦しい時間もあると思いますが入念に準備して花巻の地へたどり着けるように頑張りたいです。

【今後のスケジュール】
BRM503京都1000㎞
5月21~SR600紀伊山地
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM622紋別600㎞
BRM727守山300km
8月18日パリブレストパリ1200㎞

まえの


2019.04.29

今年のコッパ

毎年4月29日は春のアイズラリー。そう、今日がその日でした。

ここのところ、アイズのイベントは何故だか微妙なお天気続きで、今回も一週間前の予報だと80%雨。ところが、日も差し迫ったころに開催可能な予報へと変わってくるのです。これでは参加者も例年ほどは集まりません、ですが、雨でなければやりますよ。今年も古ーい棒式変速機を使った自転車でタイムを競う、棒式変速機優勝杯~Coppa del Cambio Bacchetta~開催しました。

 

 

第一走者はスタッフの拓未君。最新機材よりもヴィンテージ系を好む彼はウェアもウールジャージ。もちろん自前ですよ。

 

坂の手前でローギアに変速。

難無くこなしていきます。

 

 

 

変速ポイントにはちゃんとカメラマンと審判がスタンバイ。

 

 

 

2017年チャンピオンのMさん。これまでのコッパの様子はこちらからご覧くださいね。

 

ちょっと遠いけど変速の様子。こんな風にメインのグラウンドでは毎年野球少年たちが野球をしています。桜も概ね終わっているのですが、今年は八重や枝垂れは少し残っていました。

 

 

 

 

Sさんのスタート風景。

がんばれーっ!

 

 

 

 

こちらはよりにもよって皆が待機している本部前でチェーントラブルを起こしてしまったNさん。フロントダブルで泥除け付きだとこういう時は特に厄介です。

トップギアで挽回してください!

 

 

 

こちらは毎回奥様に後れを取ってしまっていたMさんのご主人様。今年は調子良さそうです。しかも、Mさんは3週目のチェーントラブルでタイムがあまり伸びませんでした。チャンス!

 

さて、結果は。。。

おぉ、初めてMさんより抜きん出ましたよ!やったーっ!

 

 

 

 

このご夫婦、普段からとても仲良し。しかも自転車の趣味だけでなく自転車のサイズまでも同じなのですよ。お二人の仕事終わりの待ち合わせ場所が時々アイズバイシルになっているのもなんだか微笑ましく、そして、とても嬉しいです。

あぁ、ゴメンナサイ。。ピントがあっちこっちに飛んじゃって。。このカメラ、まだあまり慣れていないのです。

 

 

 

 

 

さて、いよいよ上位3名による決勝戦です。タイムトライアル1位はMさん、そして、2位がチョコ、3位は。。。

知る人ぞ知る、持越峠の主、Kさん! やっぱり、つっかけですか⁉

 

 

 

 

 

よーい、ドン!


良い感じにスタートしていきましたが、

 

 

 

 

 

2週目。

前を行くチョコの後にMさんがピッタリ着いています。あれ?Kさんは?

 

 

 

しばらくしてちょっと照れ臭そうに戻ってこられました。

あれー?どうしましたかぁ?

 

 

 

 

 

 

Kさんが早々に戦線離脱した後はMさんとチョコの一騎打ち!

結果はいかに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、チョコですか。。。

主催者側としてはMさんに平成最後のトロフィを貰ってほしかったのですが、、、。最終的にチョコの見え見えの「勝ちを譲る」小細工に甘んじることなく、Mさんは2位に留まりました。当然と言えば当然なのですが、今のチョコにはちょっとやそっとでは勝つことはできません。今夏のPBPに向けて仕上げている最中ですから、スタミナは並みではありません。ですのでこのトロフィはまた次回へ持越ですね。いったいいつ、誰が獲るのかな。。みんなが諦めるまで勝ち続けたらチョコのものかな。

 

 

 

 

 

閉会のご挨拶は親方から。

 

 

 

 

おまけのハイライト。

 

Aさんとビットリアマルガリータ仕様の無名の一台。テンショナーがうまく働かずやむなくDNF。自転車もあえて生地状態にしてクリア塗装で仕上げてあります。オーナーのウェアもとても素敵。

 

 

 

親方の変速風景。

ことらはKさん。足の間から手を入れます。

 

 

 

 

 

 

今年は8台、11名参加。DNFは1名でした。

 

ありがとうございました。また、遊びましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

つちやはるみ


2019.04.28

明日

天気予報回復してきました。

明日のコッパは予定通り開催します。

楽しい一日になりますように!

つちやはるみ


3の付く平日、アイズバイシクルは明日はお休みをいただきます。親方と専務も久しぶりに終日お休みします。通販も業販も出荷は24日以降となりますのでよろしくお願いします!
 
あと、週末にSRがかかっていたBRM400に出走していたチョコくんはお腹を壊しながらも無事完走! これでPBPへの参加資格を得ましたのでひと安心です。
 
それと、昨日、なっちゃんがカワイイ女の子のママになりました。予定より少し早かったのですが、母子ともに元気です。
 
アイズはほんわかといい日が続いています。感謝。

つちやはるみ


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