アイズの独り言>

こんにちは、スタッフのチョコです。3月23~24日に四国で開催されたオダックス近畿主催のブルベBRM323高松600kmに参加してきました。

 

 

コースは高松をスタートして四国を斜めに往復(!)する600kmです。こんぴらさん、大歩危小歩危、高知の太平洋岸沿い、折り返し地点の大月町千本桜など見所に尽きないコースを二度楽しめます。

 

スタート地点は高松駅。京都から高松へ行くには全区間輪行か三宮まで輪行して神戸港‐高松港をフェリーで行くどちらかで考えていましたが、今回は家を出る時間を遅くしたので全区間輪行で行きました。

 

夕方に高松駅に着いて輪行解除。スタート地点とゴールを確認した後、名物のうどんを夕飯に食べて宿へ向かいました。宿に着いてからは持ち物の最終確認。写真はフロントバッグに入れている装備のほぼすべてです。写真を撮った後、より吟味してレインパンツと輪行用のフレームプロテクターを装備から外しました。写真に写っていない財布、スマホ、カメラは基本的にジャージのバックポケットに入れて携行します。前回の小倉300㎞と同様、今回もハブダイナモを使用しないので予備のバッテリー関連が普段より多めです。

 

朝6時のスタートに向けてブリーフィング、車検といつもの流れです。前日はよく眠れて身体、自転車共にコンディション万全で臨めました。

 

スタートからしばらくは平坦区間が続くのでパックになって走行。30km地点にある琴平の町を通過していきます。この後、50km地点のPC1で補給を行い、峠越えが始まります。

 

三好市から小歩危、大歩危と谷沿いの道を走っていくと四国の山間部らしい風景が広がります。

 

途中、景色のいいところがあると自転車を停めて撮影会。そのまま通り過ぎるのはもったいないし今回の道のりは600km。急いだところで大勢に影響はありません。

 

高知の市街地に設定された148.6㎞地点のPC2に12:09に到着。PC2のコンビニは焼きたてパンにおいしそうな弁当、広々としたイートインがあったのでサンドイッチを買って少しのんびりと昼食をとりました。

 

高知の市街地を抜けて須崎まで行くと太平洋が左手に見えてきます。朝は瀬戸内海側にいたのに7時間ちょっとで太平洋を眺めているのは自分で走ってきたのに不思議な感覚です。

 

しばらく海岸線を走った後、内陸側に逸れて七子峠へ。標高289mと決して高い峠ではありませんが、遠くに太平洋を望むダイナミックな景色が現れます。

一人で走っているときもあれば数人でパックになって走行することもあるのが普段のツーリングと違うブルベの醍醐味。ひとりだったらペースが落ちてしまうような状況でも、同じ目的地を目指すほかのライダーがいれば走り続けられる。ひとりだったらほとんど寝ないで600kmを走るなんて相当な意志や目的がないと出来ません。

 

19:41、折り返し299.1㎞地点のPC4に到着。ここではPCでレシートを取得するほかに、月光桜という大きな桜の木と自転車を一緒に収めた通過証明を撮ります。桜のライトアップは始まっていたものの、残念ながら開花はしていませんでした・・・

 

昼間は15度以上あった気温も日没と共に下がり始め、日付が変わる頃には0度近くまで低下。幸い今回のコースはルート沿いに宿泊施設やコンビニなどが多数存在するので、眠気や疲労を感じたらその都度停車して屋内で休むことが出来ました。0時から日の出までの間にPCのコンビニを含めて4回近く休憩。眠気を感じなければ先に進んで早くゴールにたどり着きたいのですが安全には代えられません。夜間休憩の二回は1時間ずつ仮眠をとったので眠気で苦しむ時間はかなり抑えることが出来ました。

 

往路で太平洋をバックに撮影した展望台。来た道を引き返して高松まで戻るので、この先何があるか大体把握して見通しが立てやすいので未知の土地を走るのに比べたら大分楽です。

 

明け方の高知市街を抜けると再び山間部へ入っていきます。往路で豪快な下りがあった場所は復路では大きな壁となって立ちはだかりますが、一回走ってきたことに変わりはないので全く初めての峠を登るよりは気持ち的に楽です。

 

峠を越えて下り基調に入った大豊町のあたりから雨に降られました。事前の天気予報では雨予報はなかったので持っていたのは防寒具を兼ねたレインジャケットのみ。それでも泥除けがあるおかげで脚を冷やさずにすみました。

 

往路でも感動した山村風景。この斜面に家が張り付いている景色を見れるだけでも四国の山岳地帯を走る甲斐があります。

 

三好市に戻ってきたあたりから気温がぐんぐん上がり始め、重ね着していた服を脱いで温度調整。24時間以上外にいるので状況に応じて重ね着をして対応するのが必要です。

レポートの途中ですが、僕が普段使っているフロントバッグについて。写真奥に写っているジルベルトゥ製のグランボアフロントバッグは防水性に関してはバイクパッキング用などに作られたバッグに劣るかもしれません。耐久性の高い帆布は多少の雨ならレインカバー無しでも中身をドライに保ってくれます。しかし、1日中雨の中を走れば防水生地、構造ではないので当然の如く縫い目や蓋の隙間、終いには生地伝いに浸水してしまいます。これは帆布製バッグ共通の弱点です。しかし、この点は濡れたら困るものは小分けの防水バッグに入れることでほぼ解決できるので不便に感じたことはありません。(被視認性を向上させ、メイン荷室にアクセスできる専用のレインカバーも用意があるのでそれを使うのも手です)。
荷室は後ろ開きの蓋とその下にある左右の荷物抑え蓋で封をします。この構造のおかげで乗車中、蓋を閉めた状態でも手を中に入れることが出来るので補給食を引っ張り出したり、暑くなったらグローブを外してしまうことだって簡単です。ゴム紐とフックという単純な構造のおかげで荷物が多少荷室に収まらなくても蓋で抑えをすることだって可能です。ロールトップ式や防水ジッパーのバッグではこうはいかないでしょう。そして、バッグを構成している帆布と革は使用状況に応じて表情を変えていきます。個人的にはこのバッグは新品の時よりも、使い込んで少しヤレたくらいからがかっこよさの旬だと思っています。最新のものに比べると良くも悪くもルーズですが、その点が道具として優れた点ではないでしょうか。

 

 

大歩危、小歩危を通過して最後の峠を越え、550㎞地点大野原町のPC7に到着。軽く補給を済ませ、ゴールまでの残り50㎞を気分良く走ります。明け方の寒さは嘘のようで、少し熱いぐらいに太陽がゴールまでの道のりを照らしていました。残り数キロのところで道を間違えて戻るトラブルもありましたが24日の14時過ぎに32時間9分でゴールしました。

 

ゴール後、同時刻にゴールした方と談笑してから、宿のチェックインまで時間があったので近くのうどん屋さんへ。心地よい疲労感で食べた1杯はトッピングのスダチがさわやかで絶品でした。

 

 

次回のブルベは4月20日近江八幡駅スタートの400kmです。これを完走すれば200~600kmの認定がすべて揃い、SR獲得でPBPへの切符が確実になります。それとゴールデンウィークの京都1000kmもSRの基準を満たしていないと出走できないので確実に走りきれるよう準備を進めたいところです。

【今後のスケジュール】
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM622紋別600㎞
BRM727守山300km
8月18日パリブレストパリ1200㎞

まえの

ブルベレポート BRM309近江八幡200km

こんにちは、スタッフのチョコです。先週末、ラリーグランボアの前日に開催されたオダックス近畿主催のブルベBRM309近江八幡200kmに参加してきました。

コースはJR近江八幡駅をスタートして日野 → 伊賀上野 → 斑鳩 → 信楽 → 近江八幡に戻ってくる200kmです。そういえば今回のブルベカードはPBPデザインになっています!!

今回のブルベは6:30から30分刻みで全4ウェーブからスタート時刻が選択できるのですが、一番遅い8:00スタートを選びました。近江八幡駅までの移動時間を考えると京都から始発で輪行すれば6:30スタートでもギリギリ間に合いますが、時間に余裕を持ってスタート地点に行きたかったのが理由その一。そしてその二は気温です。3月に入って昼間こそ暖かくなってきましたが、朝夕の冷え込みはまだ厳しいものがあります。実際、当日の近江八幡の天気予報は最高気温16度、最低気温0度でした。なるべく暖かい時間で完結させたかったので日が昇って気温が上がり始める8:00スタートを選んだのです。
いつものようにスタート前にブリーフィングと車検を受けてスタートです。

スタートしてしばらくは平坦な道が続くので他の参加者と共に進んでいきます。今回の参加者はなんと100名以上!いつものように単独走になることがほとんどありませんでした。

途中、事前には知らされない抜き打ちのチェックポイント”シークレット”がありました。ここではスタッフの方にサインをもらって通過証明ゲットです。

天理ダムから一気に奈良盆地へ下り、交通量の多い市街地を進んでいきます。法隆寺近くのコンビニがPC2に設定されていたのですが、注意して進んでいたにもかかわらず見落として4km以上進んでから引き返す失敗がありました。ブルベを走るときはキューシート(写真手前の表)をフロントバッグのマップケースに入れ、ハンドルに取り付けたGPSの情報と照らし合わせることで設定されたコースを辿っていくのですが、キューシートに表記されているチェックポイントの距離とGPSに表示されている走行距離に誤差が生じてくることがあります。走行距離に比例してその誤差は拡大していくのですが、今回の場合はPC2のコンビニがあるはずの113kmに達しているにも関わらず走れど走れど目的のコンビニは見えてきません。コンビニの住所は法隆寺近辺のはずなのに、自分がいる場所が全く関係ない場所まで来たところでようやく通り過ぎたことに気がついて引き返しました。

 

 

PC2見落とし事件の後、頭を冷やすためにコンビニで補給と休憩を長めにとって再出発。コース沿いに朱雀門があったので思わず脚を止めてパシャリ。

コース中盤の平坦区間が終わると、和束の茶畑を見ながら標高を上げていきます。予報どおり気温が高く、場所によっては15度を超えていました。汗をかなりかいていたので脚を攣らないか心配でしたが、塩分の摂取を忘れなかったのとブルベ前1週間の間にある程度乗れていたので杞憂に終わりました。

正真正銘、本日最後の峠です。この日登った中で一番パンチの効いた峠でした。押し歩きで登っている人もいたほどです。

ブルベ中、何度か聞かれたのですがリアのカセットスプロケットは10-42Tを使っています。フロントチェーンリングの42Tと組み合わせると最大ギア比4.2、最小ギア比1となります。これは下りでは50-12より重たいギアが使え、急勾配の峠では脚に負担をかけない登り方が可能です。11Tトップだと下りで回しきってしまう感覚がありましたが10Tがあるとフロントシングルでも不満のない使用感です。

日没を迎える前にゴールの近江八幡駅付近が見えてきました。当初の予定通り、暖かい日中で200kmの走行を完結させることが出来ました。

認定時間は9時間39分。ミスコースで8km余分に走るアクシデントがありましたが、それ以外のメカトラや身体の不調はなく1日を終えることが出来たのが今回の収穫です。そうそう、ゴールしてから滋賀の名物サラダパンをいただきました。刻んだタクアンのマヨネーズ和えをコッペパンで挟んだもので素朴な味がゴール後のからだに染み渡りました…

 

近江八幡駅から京都の自宅まで50km程なので自走も考えましたが、翌日はラリーグランボアが控えていたので行きと同じく輪行で帰りました。輪行袋は今回もオーストリッチのウルトラSL-100を使用しています。超軽量且つもの凄く小さくなるのでフロントバッグ常備品に仲間入りです。

 

 

次のブルベは3月23日高松駅スタートの600kmです。600kmは年始にDNFしているので、苦い思い出を教訓に確実に走りきりたいです。
【今後のスケジュール】
BRM323高松600㎞
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM727守山300km
8月18日パリブレストパリ1200㎞

まえの

ブルベレポート BRM216小倉300km

こんにちは、スタッフのチョコです。2月の半ばに九州で開催されたブルベ、BRM216小倉300kmに参加してきました。

 

 

北九州市の小倉駅近くをスタートし別府湾まで南下、国東半島を経由して小倉に帰ってくる300kmのコースです。

普段のブルベは朝早くスタートすることが多いですが、今回のスタート時刻は午前10時。平均速度20kmh、15時間で完走するとゴール時刻は深夜1時になります。普通の300kmは眠たくなる前にゴールできるのですが、深夜1時ごろゴールとなると残り60kmくらいから眠気を感じながら走る可能性があります。スタートゴールの北九州市付近は交通量の多い道を走ることになるので気を引き締めていきたいところです。


オダックスランドヌーズ福岡のブルベに参加するのは今回が初めて。とはいえ、いつものように装備チェック、ブリーフィングを聞いてスタートします。参加者は35名でスタート地点の雰囲気はアットホームな感じです。地元の方との交流もあり、リラックスしてスタートを切りました。
 


序盤は信号、交通量が多く快走路とは云い難い道でしたが、しばらく走ると交通量が減り、雰囲気のいい道になってきました。農道の細かいアップダウンをこなしながら南下していきます。
 


別府の手前、アフリカンサファリへの登りが今回の最高標高地点になります。まだ150km以上残しているので後半に響かないように気をつけながら登っていきます。
 


別府の地獄めぐりを上からたどるような形で下っていきます。そういえば今回、フロントフォークやホイール回りがいつもと違うので気になっている方もいるのではないでしょうか。これはいろいろな部品、要素のテスト中だからです。フロントのガードも仮のものなのでステーの角度もちぐはぐです。
 


16時前に別府のPCで補給し、国東半島へ向かっていきます。高台から見渡すと別府が温泉の町であることが実感できます。
 


国東市で日没を迎え、ナイトランに突入。前を走っている方は地元北九州のNさん。別府のPC2以降約170kmをゴールまで協力して走りました。暗くなってから一人で走るのと、協力して走る相手がいるのでは体力、精神面で大きく差が生まれます。国東半島では予想外の雨に降られましたが、一人の時と違ってペースを落とすことなく走り続けることが出来ました。
 


ゴールに近づくにつれて信号が増え停まっている時間が増えました。日付が変わった0時16分、ゴールに到着。認定時間は14時間16分での完走となりました。
 


京都までの帰り道はもちろん輪行。今回使用した輪行袋オーストリッチウルトラSL-100は少し特別なのですがわかりますか?自転車をパッキングした姿は普通の縦型輪行袋と変わりません。では、輪行袋を畳んで収納状態にすると何が特別かお分かりいただけると思います。

そうです、この輪行袋はめちゃくちゃ小さくなるんです。濃いグレーの巾着が輪行袋ですよ!今まで、輪行袋の定位置はボトルケージ、サドル下、それかフロントバッグのメイン荷室でしたが、これならグランボアフロントバッグの前ポケットに余裕で納まります。従来の輪行袋で最軽量クラスのものでもフロントバッグの前ポケットに納まるものは無かったのではないでしょうか。ここまでコンパクトになるということは生地もそれなりに薄いものを使っているわけですが、この記事執筆時点で4回輪行して穴が開くなどのトラブルはありません。縦型の輪行袋に慣れた方なら神経質にならず使っていただけると思います。少しでも輪行関連の荷物をコンパクト且つ軽くしたい方、緊急時の備えにおすすめです。
 

次回のブルベは今週末BRM309近江八幡200kmです。3月はBRM323高松600kmが控えているのでそれに向けた調整の為のブルベになると思います。
そうそう、200kmブルベの翌日はラリーグランボア!皆様と一緒に走れるのを楽しみにしています。
 

 

【今後のスケジュール】
BRM309近江八幡200㎞
BRM323高松600㎞
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM727守山300km

8月18日パリブレストパリ1200㎞

まえの

こんにちは、スタッフのチョコです。

オダックス近畿主催のブルべ、BRM114淡路200㎞に参加しました。

 

 

 

 

と、その前に今年のグランボアカタログをご覧になった方はお正月の600㎞ブルべはどうなったの?と気にかけてくださる方もいるかもしれませんのでご説明を…
今年は8月にフランスで4年に1度開催される、1200㎞ブルべ、パリブレストパリの完走を大きな目標として挙げていて、正月のBRM102神戸600㎞から2019年のブルべを走る計画を立てていました。本来なら、PBPに出走するためには7月ごろまでに200、300、400、600㎞の認定をとれば良かったのですが、今年は足慣らしもかねて5月上旬に京都スタートの1000㎞ブルべに出走することを計画していて、5月までにSR取得の必要が生じていたのです。
BRM102神戸600㎞には出走しましたが、行程の半分300㎞を走ったところで眼の調子が悪くなり、夜間走行を続けるのが困難になったのでDNFに終わりました。後日、眼科で検診を受けたところ、原因は使っていたサングラスの度が合わなくなっていたのと、300㎞走った疲労が重なって夜間に視界が霞む症状を引き起こしていたようです。神戸をスタートして瀬戸内海沿いに山口の周南市まで西進する平坦基調のコースなので1月でも600㎞を完走できると踏んでエントリーしていたのですが、思わぬトラブルで認定を落としてしまいました。

 

 

 

 

 

そういうことで正月早々つまずいていたのですが眼の不調の原因もわかって眼鏡も新調し、気を取り直して淡路島へ行ってきました!
コースは淡路島北端に位置する岩屋をスタートしてR28で福良→南あわじ水仙ラインで由良→洲本城→湊→弁天島→道の駅うずしお→福良→湊→最後にサンセットラインで岩屋に帰る201kmです。標高の高い峠はなく全体の獲得標高も少ないですが、淡路島南部はパンチの効いた坂が多く海沿いの平坦路も風向き次第で消耗するので200kmとはいえ油断はできません。

 

 

スタート地点で青いグランボアを発見!
昨年末にブルベも走ることを視野に入れてオーダーいただいたO様のTypeER650B です。同じ8:30スタートだったのでスタート地点でお会いできました。

 

 

スタートから約50km地点まで追い風で平坦基調、他の参加者とパックになって走行し快調なペースで進みます。南淡路市の市街地を抜けたところから単独になり、予定よりも早く60km地点のフォトチェック1南淡路展望広場に到着しました。

 

 

第1フォトチェックの後は海沿いを北上していくのですが、pc1までの海岸平坦区間は向かい風に晒され踏んでもスピードが乗らない我慢の時間が続きました。向かい風区間が終わると立川水仙峡へ一気に標高を上げていきます。今回のコースに長い登りはありませんが、パンチの効いた坂が多かった…

 

 

PC1は由良のローカルなコンビニ。ここで補給を済ませ後半戦に備えます。今回のブルべはいつもと違ってPCに設定されているコンビニは1か所のみ。ブルべによってはPCが全てコンビニの場合もあるので今回のフォトチェックがメインの形式は新鮮でした。淡路島で補給に困る場所はほとんどありませんが、なるべく補給で止まる回数を減らしたかったのでここでは補給を多めにフロントバッグに入れて出発しました。PC1からすぐにフォトチェック2洲本城に到着。洲本城は高台にあるのですが例にもれず勾配のきつい登りでした。しかし、淡路島にもお城があったんですね。

 

 

前半に通過した洲本と南あわじ市の市街地を再び通過し、フォトチェック3弁天島とPC2道の駅うずしおへ向かいます。
フォトチェック3弁天島の渡しは事前の説明では”朱色”と言われていましたがこれは…?

 

 

pc2の道の駅うずしおからゴールのファミリーマート岩屋店までは60km。一気に走れそうな距離ですが疲労と空腹を感じて途中で休憩を取りました。
サンセットラインを北上していくのですが予想していた向かい風は無く、30〜35kmhで快調に飛ばせました。南部のアップダウンで序盤に稼いだ平均速度は22㎞h台前半まで下がっていましたがこの区間で23㎞h台まで復活しました。夕陽を見ながら追い風に乗ってゴールに向かえるなんて最高です。何せ道路の名前がサンセットラインですから。

 

 

 

 

ゴールのファミリーマート岩屋店には日没直前に到着。8時間38分で認定となりました。

こちらは毎年楽しみにしているオダックス近畿オリジナルのピンバッジ。今年のデザインモチーフはジャージです!

 

 

 

 

 

さて、今回のブルベではルイゾンボベのウインターグローブ”トレーニング”を導入しました。初めてこのグローブを触ったとき、少し薄手で1月2月の気温では頼りないかな?というのが正直な感想でした。厳冬期用グローブは多層構造、裏起毛で嵩張るものと思っていたからです。グローブを嵌めて実際に走るとその不安は稀有に終わりました。ソフトシェル生地で構成された手袋の中はスエードのような生地で肌触りがよく風雨をシャットアウトし保温性に優れて快適です。

手のひらにはカンガルーレザーを使用しクッションは薄めです。カンガルーレザーはバーテープ に吸い付くようにフィットし透湿性に優れています。気温が10度近くに上がった淡路島でのヒルクライム中もオーバーヒートすることなく手袋内は快適でした。寒い日にブルベを走るときは真冬用グローブと少し薄手の長指グローブを両方持って行って時間帯によって使い分けたりもしたのですが、今後はこのグローブ1つで大丈夫。適応温度が広いので晩秋から春先まで出番は多そうです。
この手袋、機能はもちろんいいのですが外観は落ち着いているので、その名の通りジャージを着た”トレーニング”から普段着での街乗りにも使える汎用性があると思います。そうそう、親指と人差し指はタッチスクリーンに対応してるので手袋をしたままスマホなどを操作できますよ。そんなこんなでべた褒めですが、使い勝手がよさ過ぎてサイクリングの時だけではなく通勤時も使用しているお気に入りです。

 

 

 

今後の予定ですが、正月の600kmで認定を取れなかったのでパリブレストパリまでのスケジュールを組みなおしました。2月以降のブルべとイベントの予定は以下のとおりです。(BRMの後に続く数字の並びがブルベの開催月日を表します)

BRM216小倉300㎞
2月23,24日ハンドメイドバイシクル展2019
BRM309近江八幡200㎞
BRM323高松600㎞
BRM420近江八幡400㎞
BRM503京都1000㎞
BRM518米原600㎞
6月15,16日第一回ジャパンバイクテクニーク
BRM727守山300km

8月18日パリブレストパリ1200㎞
 


そういうことで、2月は九州でブルべを走ることになりました。九州は学生時代にツーリングで走って以来なので今からワクワクしています。目指すところはパリブレストパリ完走!6月のジャパンバイクテクニークに使用するフレームの製作も始まり、今年の2大イベントに向けて気を引き締めて一つ一積み重ねていきたいです。

次回のレポートはBRM216小倉300kmの予定です。お楽しみに!

まえの

こんにちは、チョコです。9月15~16日に開催されたオダックス近畿主催のブルベ、BRM915米原600kmに参加しました。

 

 
コースは米原駅をスタートして北陸の山間部を通って石川の千里浜ドライブウェイまで北上し、富山から高山、ひるがの高原を通って郡上市、岐阜、最後に関ヶ原を超えて米原へ戻ってくる600kmです。

 

 

スタートの前日、仕事を終えると輪行で米原へ向かいました。電車までの時間が限られているので素早く支度ができるtypeERの輪行システムは非常に助かります。

今回、スタートが朝の5:00で京都から始発輪行では間に合わないので米原駅前のホテルに前泊です。米原に到着してからは少しでも睡眠時間を確保するために緊張しない程度に急いで寝る支度を済ませ、ほぼ予定通りの23:30に就寝。しっかり熟睡できて3:45にアラームで起床しました。スタートはホテルから出て10秒のところにあるので余裕を持って支度が出来ます。

さて、今回のブルベでもっともポイントになるのが天候です。今回のブルベは前日の金曜日から雨が降っていて予報では走行初日の15日も夜まで雨。日中の気温は23度ほど。翌日は曇りか晴れの予報で場所によっては30度近くまで気温が上がる予報でした。夜間に通過する予定の高山市の気温は17度、場所によっては体感15度を下回るところもあると予想しました。雨と気温差に対応するためにフルジップの半袖ジャージ、ビブショーツ、ウールソックスの基本セットにアームカバー、長袖のウールインナー、ニッカーパンツ、上下レインウェアを気温と天候に合わせて組み合わせます。また、雨除けと日差し除けの為にヘルメットの下にサイクルキャップを常時着用していました。長指グローブも念のため携行していたのですが着用するほど冷えることはありませんでした。雨対策の一環として普段のブルべより多めに股ズレを予防するシャモアクリームを塗ったのですが、これは途中で塗りなおせるように携帯しておいた方がよかったです。初日の雨と汗でほとんど流れてしまいました。

 

 
いつもの様に受付でブルベカードを受け取り車検、ブリーフィングを済ませます。初日の雨が確定していたのでエントリー104名に対し出走者は50名ほど。今回、僕はこのブルベを完走すると2018年のSR(スーパーランドナー)認定が貰えるのですが同じように米原600でSRがかかっている人が何人かいるようで、主催者からは無理しすぎないようにとお達しがありました。

 

 

5:00スタート。木之本あたりまで信号が多いのでストップアンドゴーが続きます。自分のペースで走りたいのと前走者が跳ね上げた水を浴びたくないのでなるべく前に出て走りました。斜め上からあたる雨粒はキャップのひさしで防げますが、前走者の自転車が跳ね上げた飛沫は防ぎようがないので厄介です。

 

 

最初の登りは椿坂峠。出走前はトンネルか旧道の峠どちらを通っても良いことになっていましたが旧道はゲートが降りて通行止めになっていたのでトンネルを通過しました。
365号線を走っていて椿坂峠とセットになるのが栃木峠。こちらはピークにスキー場があるのでそこを目指して登って行きます。椿坂峠と栃木峠は一ヶ月前に同じ方向から走っていたのでペース配分に自信を持って通過できました。土地勘があるのとないのではペース配分、精神的な余裕に差が出てきますね。栃ノ木峠を越えると福井県に入ります。

 

 

石川県まで8号線沿いに走ればほぼ平坦ですが今回は越前大野、勝山を経由して山越えで石川県に入りました。写真のように明るくなってからも雨の勢いは衰えず、我慢の時間が続きます。

 

 

勝山から白山への道は北陸のらしくスノーシェードがあったり路面が派手に荒れていたりと変化に富んでいて楽しいです。雨の中走るのは大変ですが、写真のようなどこか幻想的な景色が見られるので雨も悪くないなと思います。

 

 

白山市に入る直前、福井ラプトルの像がありました。小さい頃、勝山の恐竜博物館に連れて行ってもらったのを思い出しながら写真撮影。白山市に入ってからも恐竜の像があってひとりにやけていました。こういう小さいことでも楽しいと思えると走り続けるモチベーションにつながっていきます。

 

 

手取湖沿いを走っている頃は小雨になりレインウェア無しでも走れそうな状況に。ただ予報ではこの後も雨雲の下を走る可能性が高く、レインジャケットを着ていても不快な気温ではなかったのでレインパンツだけ脱ぎました。
白山市から金沢市に入ると雨は止み、束の間の太陽が覗きます。

 

 
しかし金沢の市街地を抜ける頃には一転激しい雨に変わり、交通量の多さと視界の悪さに気を使いました。
早い所交通量の多い金沢市を抜けたかったので先を急いでいると左ペダルの感触がなくなりスルッと外れました。最初はクリートのボルトが緩んだのかと思いましたが左足を地面につけると違和感が。なんとペダルボディは靴裏についたままでシャフトだけクランクに残っていました… どうもシャフトとボディを固定するナットが緩んでいたようです。クリートからペダルボディを外せないので一旦靴を脱ぎ、ペダルボディにシューズがくっついたままシャフトに戻してナットを手で締めて固定することで復旧させることができました。今まで走行中にペダル関連のアクシンデントは起きたことがなかったので焦りました。ちなみにナットを手で締めてボディとシャフトを固定したペダルですが幸いにもゴールまでの400km、緩むことなく仕事をしてくれました。

 

 

ペダルもげ事件から復帰し七尾市に入ると雨は止んで路面もドライに。久々の乾いた路面に喜びながらPC2千里浜ドライブウェイに到着しました。ここではスタッフの方に直接サインを貰って通過証明となります。雨が止んでいるのと綺麗な景色にホッとして思わず長居。下の写真は通過チェックで待機されていたオダックス近畿のスタッフの方に撮影していただ来ました。撮影ありがとうございます。

 

 

千里浜を出て富山方面へ向かうのですがすぐに雨雲の下に入りました。富山の市街地を走るころは雨の勢いが増し、一日目の総仕上げのような様相を呈していました。ちょうど富山市でコースの半分300㎞になるのと、この先高山まで宿泊施設がほとんど無いことから富山市内に宿をとった参加者も多かったようです。僕はいつものように最小限の仮眠でゴールするつもりでいたので富山市内ではコンビニでの補給のみにとどめました。

 

 

一日中雨にさらされ、チェーンに抵抗感が出てきたのでオイルを刺します。今回のブルベで持ってきてよかったものトップスリーに予備のチェーンオイルはランクイン確定です。フロントシングルのドライブトレインはチェーンのオイル切れを起こすと一気に抵抗感が増すように感じます。

 

 

富山の市街地を抜けると高山までしばらく補給できる場所がないので多めに補給食を持ちました。真夏のブルベでは溶けてしまうチョコレートも20度前後なら大丈夫。ちなみに最近のマイブームは梅干しです。カロリーは期待できませんが甘いものがメインの補給食の中に混ぜておくと口の中がリセットされてすっきりします。クエン酸による疲労回復効果も期待できますね。

 

 

富山から高山までの区間を走っている間、22時を過ぎたあたりから眠気に襲われました。普段の感覚だと24時を回ってから眠くなるのですが日中雨に打たれ続けたせいで思ったより疲れていたようです。猪谷駅をすぎて国道41号から360号に分岐するのですが、ここを見落としてしまい長いトンネルを通って2㎞ほど進んでからコースを逸れていることに気が付きました。結局慢性的な眠気は取れず、高山のPC3に着くまでに道の駅のベンチ、バス停などで計2時間の仮眠をとりました。

 

 

PC3高山に着いたのが午前4時。仮眠を取ってもまだ眠かったのと、しっかりした食事を摂りたかったのでチキンカツ弁当を食べました。今までのパターンだと夜間走行中に油物を摂ると調子が悪くなったのですが今回はガッツリ食べてから目が冴えて走行ペースも徐々に回復していきました。やっぱり基本の朝昼夕3食はブルべ中であっても補給食とは別枠でしっかりとったほうが良いのかもしれません。長距離走行時の食事の配分は難しいです。

 

 

高山を出るといよいよこのコースの仕上げにかかるように長めの登りが連続します。まずは小鳥峠。「ことり」ではなく「おどり」と読みます。小鳥の鳴き声がこの辺りは多かったような?

 

 

高速道路の最高地点でもある松ノ木峠。高速道路のように緩やかな登りでした。

 

 

そして少し下ってひるがの高原へ登り返します。ひるがのって漢字表記にするとゾワッとする地名ですね。

 

 

ひるがの高原のコンビニがPCに設定されているのでここで補給食を買い足します。600㎞の後半になってくると食欲が落ちるというより何を食べたいのか考えるのが面倒になってくるのでひるがの高原以降はほとんどゼリー飲料で済ませていました。食事というより燃料補給です。

 

 

ひるがの高原から先は下り基調で大きな登りはありません。とはいっても川沿いの小さなアップダウンがあったりしてゴールまで足を止めるわけにはいかないのですが。下は郡上八幡近くで撮った写真で、あまりにも気持ちのいい景色だったので橋の上でつかの間の旅気分を味わいました。昨日は一日中雨の中で今日は山をバックに写真が撮れるほど穏やかに晴れている。ここまでいろんな地名も見てきました。たった二日の出来事ですが1週間のツーリングをしたような錯覚に陥る濃密な時間です。まるで小旅行、これが僕の思う600㎞ブルべの魅力かもしれません。

 

 

郡上から先も順調に距離を稼ぎ、太陽の光を浴びてペースアップしながらゴールを目指していた575㎞地点、垂井市を走っているときにそれは起きました。前方の信号が変わるのが見えたのでブレーキをかけてゆるやかに減速しているときに前輪から勢いよく空気が漏れる音が。あっという間にタイヤはペシャンコになったのでバーストだと予想は出来たのですが、なんとサイドウォールではなくトレッドゴムに覆われている部分が裂けていました。サイドカットをすることはかなり稀で、昨年のコンクールマシン初日のダートでやらかして以来ですがトレッドが裂けているとは思いませんでした。正直、タイヤのサイドカットに関してこのレポートに書くか迷いましたがこんなこともあります。鋭利な金属片かガラス片を踏んで切れたのだと思います。予備タイヤは携帯していなかったのでタイヤブートで応急処置を済ませコースに戻りました。

 

 
垂井でバーストしてからそれまでの勢いがなくなり、ポタリングモードでゴールまで走りました。バースト前は勢いで越えてしまおうと考えていた関ケ原の登りが何と長く感じたことか… 最後にアクシデントがありましたが無事にゴールの米原市公民館に到着、認定時間34時間25分で完走です。6月の紀伊半島一周より早い時間で帰ってきたかったのですが、雨が降るとそう簡単にはいきませんでした。

 

 
ゴール受付ではバームクーヘンの丸太が待っていました。ごちそうさまです!

 

 
そうそう、今回のブルべで初めてルイゾンボベのメリノウールソックスを導入したのですが、靴が浸水するような状況になっても気持ち悪くなく、濡れた状態でも不快感を感じずに走行を続けられました。雨の日はどんなに防水性の高いものを使っていても生地ではなく隙間から浸水してしまうので、濡れてからも不快感が少ないものを選ぶのが良いかと思います。メリノウールの防臭性、保温性からくる快適さはもちろん気に入っているのですが、何せ靴下の名前が「ブルべ」ですから出走したブルべで無事に認定がもらえるように今後も履いていこうと思います。
さて、次のブルべは今週末のBRM1005中部1000㎞を予定しています。新たに発生した台風25号の動きにハラハラしていますが次回も完走報告ができるよう準備している次第です。

 

 


記事冒頭のルートラボはデータの間引きを行っているのでより細かい情報はSTRAVAでご覧いただけます。

まえの

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