アイズの独り言>

こんにちは、チョコです。9月15~16日に開催されたオダックス近畿主催のブルベ、BRM915米原600kmに参加しました。

 

 
コースは米原駅をスタートして北陸の山間部を通って石川の千里浜ドライブウェイまで北上し、富山から高山、ひるがの高原を通って郡上市、岐阜、最後に関ヶ原を超えて米原へ戻ってくる600kmです。

 

 

スタートの前日、仕事を終えると輪行で米原へ向かいました。電車までの時間が限られているので素早く支度ができるtypeERの輪行システムは非常に助かります。

今回、スタートが朝の5:00で京都から始発輪行では間に合わないので米原駅前のホテルに前泊です。米原に到着してからは少しでも睡眠時間を確保するために緊張しない程度に急いで寝る支度を済ませ、ほぼ予定通りの23:30に就寝。しっかり熟睡できて3:45にアラームで起床しました。スタートはホテルから出て10秒のところにあるので余裕を持って支度が出来ます。

さて、今回のブルベでもっともポイントになるのが天候です。今回のブルベは前日の金曜日から雨が降っていて予報では走行初日の15日も夜まで雨。日中の気温は23度ほど。翌日は曇りか晴れの予報で場所によっては30度近くまで気温が上がる予報でした。夜間に通過する予定の高山市の気温は17度、場所によっては体感15度を下回るところもあると予想しました。雨と気温差に対応するためにフルジップの半袖ジャージ、ビブショーツ、ウールソックスの基本セットにアームカバー、長袖のウールインナー、ニッカーパンツ、上下レインウェアを気温と天候に合わせて組み合わせます。また、雨除けと日差し除けの為にヘルメットの下にサイクルキャップを常時着用していました。長指グローブも念のため携行していたのですが着用するほど冷えることはありませんでした。雨対策の一環として普段のブルべより多めに股ズレを予防するシャモアクリームを塗ったのですが、これは途中で塗りなおせるように携帯しておいた方がよかったです。初日の雨と汗でほとんど流れてしまいました。

 

 
いつもの様に受付でブルベカードを受け取り車検、ブリーフィングを済ませます。初日の雨が確定していたのでエントリー104名に対し出走者は50名ほど。今回、僕はこのブルベを完走すると2018年のSR(スーパーランドナー)認定が貰えるのですが同じように米原600でSRがかかっている人が何人かいるようで、主催者からは無理しすぎないようにとお達しがありました。

 

 

5:00スタート。木之本あたりまで信号が多いのでストップアンドゴーが続きます。自分のペースで走りたいのと前走者が跳ね上げた水を浴びたくないのでなるべく前に出て走りました。斜め上からあたる雨粒はキャップのひさしで防げますが、前走者の自転車が跳ね上げた飛沫は防ぎようがないので厄介です。

 

 

最初の登りは椿坂峠。出走前はトンネルか旧道の峠どちらを通っても良いことになっていましたが旧道はゲートが降りて通行止めになっていたのでトンネルを通過しました。
365号線を走っていて椿坂峠とセットになるのが栃木峠。こちらはピークにスキー場があるのでそこを目指して登って行きます。椿坂峠と栃木峠は一ヶ月前に同じ方向から走っていたのでペース配分に自信を持って通過できました。土地勘があるのとないのではペース配分、精神的な余裕に差が出てきますね。栃ノ木峠を越えると福井県に入ります。

 

 

石川県まで8号線沿いに走ればほぼ平坦ですが今回は越前大野、勝山を経由して山越えで石川県に入りました。写真のように明るくなってからも雨の勢いは衰えず、我慢の時間が続きます。

 

 

勝山から白山への道は北陸のらしくスノーシェードがあったり路面が派手に荒れていたりと変化に富んでいて楽しいです。雨の中走るのは大変ですが、写真のようなどこか幻想的な景色が見られるので雨も悪くないなと思います。

 

 

白山市に入る直前、福井ラプトルの像がありました。小さい頃、勝山の恐竜博物館に連れて行ってもらったのを思い出しながら写真撮影。白山市に入ってからも恐竜の像があってひとりにやけていました。こういう小さいことでも楽しいと思えると走り続けるモチベーションにつながっていきます。

 

 

手取湖沿いを走っている頃は小雨になりレインウェア無しでも走れそうな状況に。ただ予報ではこの後も雨雲の下を走る可能性が高く、レインジャケットを着ていても不快な気温ではなかったのでレインパンツだけ脱ぎました。
白山市から金沢市に入ると雨は止み、束の間の太陽が覗きます。

 

 
しかし金沢の市街地を抜ける頃には一転激しい雨に変わり、交通量の多さと視界の悪さに気を使いました。
早い所交通量の多い金沢市を抜けたかったので先を急いでいると左ペダルの感触がなくなりスルッと外れました。最初はクリートのボルトが緩んだのかと思いましたが左足を地面につけると違和感が。なんとペダルボディは靴裏についたままでシャフトだけクランクに残っていました… どうもシャフトとボディを固定するナットが緩んでいたようです。クリートからペダルボディを外せないので一旦靴を脱ぎ、ペダルボディにシューズがくっついたままシャフトに戻してナットを手で締めて固定することで復旧させることができました。今まで走行中にペダル関連のアクシンデントは起きたことがなかったので焦りました。ちなみにナットを手で締めてボディとシャフトを固定したペダルですが幸いにもゴールまでの400km、緩むことなく仕事をしてくれました。

 

 

ペダルもげ事件から復帰し七尾市に入ると雨は止んで路面もドライに。久々の乾いた路面に喜びながらPC2千里浜ドライブウェイに到着しました。ここではスタッフの方に直接サインを貰って通過証明となります。雨が止んでいるのと綺麗な景色にホッとして思わず長居。下の写真は通過チェックで待機されていたオダックス近畿のスタッフの方に撮影していただ来ました。撮影ありがとうございます。

 

 

千里浜を出て富山方面へ向かうのですがすぐに雨雲の下に入りました。富山の市街地を走るころは雨の勢いが増し、一日目の総仕上げのような様相を呈していました。ちょうど富山市でコースの半分300㎞になるのと、この先高山まで宿泊施設がほとんど無いことから富山市内に宿をとった参加者も多かったようです。僕はいつものように最小限の仮眠でゴールするつもりでいたので富山市内ではコンビニでの補給のみにとどめました。

 

 

一日中雨にさらされ、チェーンに抵抗感が出てきたのでオイルを刺します。今回のブルベで持ってきてよかったものトップスリーに予備のチェーンオイルはランクイン確定です。フロントシングルのドライブトレインはチェーンのオイル切れを起こすと一気に抵抗感が増すように感じます。

 

 

富山の市街地を抜けると高山までしばらく補給できる場所がないので多めに補給食を持ちました。真夏のブルベでは溶けてしまうチョコレートも20度前後なら大丈夫。ちなみに最近のマイブームは梅干しです。カロリーは期待できませんが甘いものがメインの補給食の中に混ぜておくと口の中がリセットされてすっきりします。クエン酸による疲労回復効果も期待できますね。

 

 

富山から高山までの区間を走っている間、22時を過ぎたあたりから眠気に襲われました。普段の感覚だと24時を回ってから眠くなるのですが日中雨に打たれ続けたせいで思ったより疲れていたようです。猪谷駅をすぎて国道41号から360号に分岐するのですが、ここを見落としてしまい長いトンネルを通って2㎞ほど進んでからコースを逸れていることに気が付きました。結局慢性的な眠気は取れず、高山のPC3に着くまでに道の駅のベンチ、バス停などで計2時間の仮眠をとりました。

 

 

PC3高山に着いたのが午前4時。仮眠を取ってもまだ眠かったのと、しっかりした食事を摂りたかったのでチキンカツ弁当を食べました。今までのパターンだと夜間走行中に油物を摂ると調子が悪くなったのですが今回はガッツリ食べてから目が冴えて走行ペースも徐々に回復していきました。やっぱり基本の朝昼夕3食はブルべ中であっても補給食とは別枠でしっかりとったほうが良いのかもしれません。長距離走行時の食事の配分は難しいです。

 

 

高山を出るといよいよこのコースの仕上げにかかるように長めの登りが連続します。まずは小鳥峠。「ことり」ではなく「おどり」と読みます。小鳥の鳴き声がこの辺りは多かったような?

 

 

高速道路の最高地点でもある松ノ木峠。高速道路のように緩やかな登りでした。

 

 

そして少し下ってひるがの高原へ登り返します。ひるがのって漢字表記にするとゾワッとする地名ですね。

 

 

ひるがの高原のコンビニがPCに設定されているのでここで補給食を買い足します。600㎞の後半になってくると食欲が落ちるというより何を食べたいのか考えるのが面倒になってくるのでひるがの高原以降はほとんどゼリー飲料で済ませていました。食事というより燃料補給です。

 

 

ひるがの高原から先は下り基調で大きな登りはありません。とはいっても川沿いの小さなアップダウンがあったりしてゴールまで足を止めるわけにはいかないのですが。下は郡上八幡近くで撮った写真で、あまりにも気持ちのいい景色だったので橋の上でつかの間の旅気分を味わいました。昨日は一日中雨の中で今日は山をバックに写真が撮れるほど穏やかに晴れている。ここまでいろんな地名も見てきました。たった二日の出来事ですが1週間のツーリングをしたような錯覚に陥る濃密な時間です。まるで小旅行、これが僕の思う600㎞ブルべの魅力かもしれません。

 

 

郡上から先も順調に距離を稼ぎ、太陽の光を浴びてペースアップしながらゴールを目指していた575㎞地点、垂井市を走っているときにそれは起きました。前方の信号が変わるのが見えたのでブレーキをかけてゆるやかに減速しているときに前輪から勢いよく空気が漏れる音が。あっという間にタイヤはペシャンコになったのでバーストだと予想は出来たのですが、なんとサイドウォールではなくトレッドゴムに覆われている部分が裂けていました。サイドカットをすることはかなり稀で、昨年のコンクールマシン初日のダートでやらかして以来ですがトレッドが裂けているとは思いませんでした。正直、タイヤのサイドカットに関してこのレポートに書くか迷いましたがこんなこともあります。鋭利な金属片かガラス片を踏んで切れたのだと思います。予備タイヤは携帯していなかったのでタイヤブートで応急処置を済ませコースに戻りました。

 

 
垂井でバーストしてからそれまでの勢いがなくなり、ポタリングモードでゴールまで走りました。バースト前は勢いで越えてしまおうと考えていた関ケ原の登りが何と長く感じたことか… 最後にアクシデントがありましたが無事にゴールの米原市公民館に到着、認定時間34時間25分で完走です。6月の紀伊半島一周より早い時間で帰ってきたかったのですが、雨が降るとそう簡単にはいきませんでした。

 

 
ゴール受付ではバームクーヘンの丸太が待っていました。ごちそうさまです!

 

 
そうそう、今回のブルべで初めてルイゾンボベのメリノウールソックスを導入したのですが、靴が浸水するような状況になっても気持ち悪くなく、濡れた状態でも不快感を感じずに走行を続けられました。雨の日はどんなに防水性の高いものを使っていても生地ではなく隙間から浸水してしまうので、濡れてからも不快感が少ないものを選ぶのが良いかと思います。メリノウールの防臭性、保温性からくる快適さはもちろん気に入っているのですが、何せ靴下の名前が「ブルべ」ですから出走したブルべで無事に認定がもらえるように今後も履いていこうと思います。
さて、次のブルべは今週末のBRM1005中部1000㎞を予定しています。新たに発生した台風25号の動きにハラハラしていますが次回も完走報告ができるよう準備している次第です。

 

 


記事冒頭のルートラボはデータの間引きを行っているのでより細かい情報はSTRAVAでご覧いただけます。

まえの

台風24号の接近に伴い、京都も朝から雨が降り続いています。

明日30日(日)、アイズバイシクルは臨時休業をとらせていただきます。ご来店予定だった方々には申し訳ありませんが、なるべく外出は控え十分にお気をつけてお過ごしください。

 

 

と、書きつつ、

実は先だっての台風21号が関西に上陸する直前、私は1週間ほど休みをもらってツーリングに行っておりました。最初は1人旅で考えておりましたが、大学の後輩になるT君が同行してくれるというので、2人でキャンプツーリングを計画。今回の旅の目的地は、学生のときから気になっていたあるものから決まりました。

 

新日本海フェリーの敦賀~秋田間の便に乗りたかったのです!

 

なんで学生のときに乗らなかったの?と疑問に思う方もいると思います。なぜかというと、この便は一週間に一便しか運航していないんです。タイミングが合わず、今まで乗る機会がありませんでした。私自身個人的にフェリーに乗っている間の時間が好きなのもあるのですが、週に一便しか運航していないこのフェリーに乗る機会なんて滅多にありません。今年はどこに行こう?と考えた時、このフェリーのことがすぐに頭に浮かびました。なので、このフェリーの運航日に合わせて、お休みをいただき、ツーリングを企画したのです。

 

旅のはじまりは花園駅。

敦賀駅まで輪行し、そこから自転車を組み立て、港まで行きます。台風接近により、フェリーの運航状態が気になりましたが、問題なく運航するようなので敦賀まで急ぎます。フェリーの受付の時間までに間に合うように行くには、鈍行であれば京都駅発の始発に乗らないといけません。朝早く起きるのは構わないのですが、京都駅まで自走するとなると7㎞弱走らなければなりません。京都駅まで走って輪行するのは帰りならまだしも、行きのときに早朝の薄暗い中走ってから輪行はやりたくない・・・。

 

 

そんな時は特急列車サンダーバード!

サンダーバードに乗れば1時間近く短縮できるので、自宅から最寄りの花園駅で輪行することができます。サンダーバードの特急券は京都~敦賀間自由席で1180円。まさに時間をお金で買うとはこのことですね。学生の頃なら京都駅まで走っているでしょうね(笑い)

 

 

そして今回の自転車はこちら。

学生の頃より乗り続けているグランボアのランドナー。

フロントのサイドには寝袋、テントなどが括りつけられています。フロントのサイド枠は最近追加したものです。なぜこの形かというと、サイドバッグをつけるのを想定していないからです。私個人的な考えですが、大きなサイドバッグ2つでは輪行の時に大変なので、荷物はフロントバッグと後ろに取り付けるサドルバッグになるべく収める。寝袋、テントなどはフロントサイドに括り付けて、輪行時は輪行袋の中に自転車と一緒に収める! これであればフロントバッグとサドルバッグ、そして輪行した自転車と3点を持ち運べば大丈夫です。

 

自転車の重量は12kgほど。荷物がだいたい8kgほどなので、総重量は約20kgあたりでしょうか。なぜ、重さのことにふれたのかといいますと、帰りは飛行機で帰る予定でしたので、重量を超えると超過料金、あるいはこれ運べません!なんてことになりかねないので、少し荷物の重さにも気を配りました。

例えば、今回テント泊でのツーリングでしたが、キャンプ用品はなるべく持ちませんでした。

ですが、雨具は雪山用のシッカリしたものを持ち運んでいます。学生の頃使っていた雨具は、なるべく軽量タイプのものを使用しておりました。使いたての頃はしっかり水をはじいていましたが、生地が薄いので、気付くと性能が愕然に落ちてしまい、転倒した際にはすぐに破れてしまう(破れてしまえば効果云々の話ではありませんが)など、私個人的には満足のいくものではありませんでした。軽量タイプのものに比べて、収納時の大きさは倍ほどの大きさになりますが、丈夫さを優先しています。

 

 

敦賀駅から港までは5kmほど離れています。途中にフェリーの中での食料を買い込み、港を目指します。そして、実際の乗船時間は約20時間。途中新潟港を経由して、朝5:30過ぎに秋田港へ到着します。

 

フェリーの中に並ぶ自転車。この自転車と再び陸に上がるときは東北です。期待に胸を弾ませて、到着まで待ちます。(大半は寝ておりました)

 

天気は快晴。夜には台風の影響で大雨の予報ですが、走りだしは好調です。

まずは、秋田港より北上し、男鹿半島・寒風山を目指します。

 

 

 

写真スポットらしいので巨大なまはげをパシャリ。

 

 

寒風山は標高350mほどの高さしかないので、あっという間に上れてしまったという感じでしょうか。

 

 

 

 

ですがこの見晴らし。周囲に山が見えないので、すごく開放的で、空が広く感じました。

 

 

ササっと降りてきまして、道の駅にて昼食をいただきました。

またかい!と突っ込まれそうですが、そばをいただきました。おいしゅうございました。

 

 

この日は大潟村近辺のキャンプ場に泊まる予定でしたが、台風が心配でしたので、もう少し北の能代市まで進み、宿泊施設を利用することになりました。

 

 

翌朝、朝早くから輪行して、鰺ヶ沢を目指します。

今回の旅は輪行を最大限活用して、短期間で目的地を目指す段取りでしたので、ショートカットできるところは電車に乗っちゃいます。

 

向能代駅。情緒ある佇まいで、待合室もこの通り。

 

 

ですが、問題発生・・・・・

昨日の台風の影響で電車が止まっていたのです。倒木が線路に数カ所あるとのことで、午前中の運航は厳しいとのこと・・・・

 

この日の目的地までいけるのかと肩を落としていたところ、バスによる振替輸送があると駅員の方が教えてくれました。大きな駅目指して一気に行けるわけではなく、私たちのように小さな駅から電車に乗ろうと考えている人がいるかもしれないので、一つ一つバスで駅を回ります。

 

 

 

 

当初の予定より2時間オーバー程で鰺ヶ沢駅に到着。

午後からの行程で鰺ヶ沢より北に40km弱の十三湖付近まで走るのはしんどいと思いながらも、走るしかありません。 走り始めて間もなく、正午もとっくに過ぎてましたので昼食をとりました。

 

店の方にお勧めを聞いたところ、このちゃんぽんが出てきました。

写真ではすごく伝わりづらいですが、この器すごく大きいんです。上にはホタテ、エビ、ズワイガニ、サザエがのっており、上の具だけ食べてもかなりの満足感。T君に大いに手伝ってもらい、なんとか完食。アイズでの昼休憩の時、いつもけっこうな量食べてるはずなんですが、これだけは「あ、ムリだ」と悟ってしまうくらいでしたね。

 

十三湖付近にはお風呂屋さんがないため、途中にある車に力と書いてしゃりき温泉に寄ることに。

 

地元の方々の憩いの場になっているようで、夕方前でもたくさんの人が。サウナに入ったところ、喋っている会話がまったく聞き取れません。ん?おかしいぞ?と思い、必死に聞き取ろうと頑張り、ん?台風の話してるのか?とわかったときには脱落、水風呂へ撃沈でした。おなじ日本語のはずなのに、ここまで聞き取れない言葉は初めてでした。津軽弁、大変興味が湧きました。

 

次の日の行程、竜飛岬に備え、十三湖のキャンプ場に泊まりました。この時、ニュースでちらっと見た関西国際空港の状況、東北でも感じられた台風の影響などもあり、仙台空港から関西国際空港まで飛行機で帰る予定だったのを変更し、行きと同じくフェリーで帰る方法を考えました。フェリーから芽生えた今回の旅、またフェリーで帰るのも良しと思い、帰路を探しました。明日、竜飛岬を攻略、そのまま三厩駅まで行き、青森駅まで輪行、そのまま八戸まで行き、フェリーで苫小牧へ渡り、苫小牧から敦賀までさらにフェリーに乗り、京都まで帰るプランを練りました。次の日の行程も朝早くから竜飛岬を攻略するつもりでしたので、フェリーの予約も朝起きてからにしようと早く就寝しました。

 

その晩、強い揺れに目が覚め、そして長く揺れることに違和感を感じましたが、周囲の様子も特段変化はなかったので、その時はそのまま寝落ちしてしまいました。翌朝、北海道で大きな地震が起きたことを知りました。この時は得ている情報も少なかったので、廻りの状況も変化はなく、竜飛岬まで走り出しました。

 

竜飛岬までの道のり、竜泊ライン。天気もよく快走でした。

 

道端にはススキが!

 

 

 

 

はるみさんに「飛ばされないようにね!」と忠告を受けていた竜飛岬までの道のり。ものすごく風は強かったですが、押すなりしてなんとか見晴らしの良い眺瞰台までたどり着きました。

 

 

雲がかかっていて見えなかったのですが、なんと、雲がなければ北海道が見えるそう。

 

岬までは下りなのであっという間。車で出張郵便局をしている方がいらっしゃったので、「いつもこんなに風は強いんですか?」と伺ったところ、「今日は特別強いよ~」と返答。

 

え~・・・・竜飛岬っていつも風強いんじゃないのぉ~・・・(ガックシ)

もし、穏やかな竜飛岬に行かれた人がいましたら是非教えてください。

 

 

竜飛岬を後にし、帰りのフェリーに備えてテントやシュラフなどを京都まで送ろうと郵便局を訪れた時、北海道の状況を知りました。フェリー会社の苫小牧支店に電話したところ全然つながらず、どうしたものかと考えていた時、父親から電話が。

秋田・青森に旅行に行くとは事前に知らせていたので、北海道の地震のニュースを見て、心配して電話をかけてくれたのです。

父「どこにいるんだ?」

拓「津軽半島におりますが?」

父「バカたれ」

 

父からも地震の話を聞き、とにかく急いで三厩駅まで行くことに。

 

14時過ぎ青森駅に到着したところで、帰路について考えました。空、海の便が絶たれた今残すは陸の便しか選択肢にない状況、あと1つしかない陸の便が絶たれた時、帰れなくなる恐怖、色々なものが頭の中をめぐり、気付いた時には緑の窓口の前に立っていました。

 

 

何よりも恐ろしいのは、午前中に津軽半島の岬にいたはずが、その日の夜には京都駅まで戻ってこれているということです。恐るべし新幹線。

 

 

こうして私の東北ツーリングは予定していた行程の半分ほどしか走ることはできませんでしたが、この先も忘れることのない大変貴重な旅になったと思います。

 

台風21号、そして北海道胆振東部地震と立て続けに起きた災害。私は無事京都まで辿り着くことができましたが、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早く日常が取り戻されることを切に願うばかりです。そして、今回の台風でも大きな被害が出ませんように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

takumi

例の変則台風以来少し暑さが和らいでいる京都です。

今日からお盆休みの方も多いでしょうね。皆様どこに行かれるのでしょうか?

私たちは先日、昨年の12月に80歳を迎えた父と一緒に大台ケ原ツーリングに出かけてきましたよ。もちろん、麓から上り始めたわけではありません。伯母峰峠の駐車場まで車で上がり、そこから自転車で走り始めました。目指す大台ケ原ビジターセンター(1570m)まではおおよそ16km。勾配もところどころ10%を超えるところもありましたが、ずっと2車線で舗装路です。何より標高おおよそ1000mからスタートですので気温も比較的低く、ヒートアップすることなく楽しめました。大台ケ原から1695m日出ヶ岳山頂までは森の中をハイキング。週末ともなれば行列が出来るほど人気のスポットですが、盛夏の平日は人気も少なく、絶景を存分に楽しめました。

 

標高990m地点、伯母峰峠駐車場からスタート。

 

 

SRAM eTapを搭載したIRIBIグランボアのロードレーサーが愛車。年齢を重ねるにつれ少しづつ乗車ポジションが変わってきましたが急勾配も自転車から降りることなく走破しました。何といっても大台ケ原のヒルクライムレースに過去10回近く出場していますので私たちよりコースには馴染みがあります。

 

途中、きれいな声で鳴いていたのは「ホオジロ」。

 

 

大台ケ原山頂着。

観光バスもやってくる人気の観光地も平日は人気もまばらで食堂もお休み。カップヌードルやレトルトカレーなどでお腹を満たしました。

 

 

 

そして、日出ヶ岳まで森の中をハイキング。

ずっと木陰で気持ち良い。

 

 

 

そして、頂上付近の展望台では周りの山々の向こうに海が広がっています!

空が澄んでいれば富士山まで見えるんですって。。この日もとっても良いお天気でしたが、中部から東日本にかかる雨雲で富士山までは見えませんでした。中々条件が揃わないと難しいですね。でも、すばらしい景色でした。

 

 

 

そして、山頂付近にはゴジュウカラ。他にもヒガラにも出会えました。新米バードウォッチャーには嬉しい出会いでした。

 

つちやはるみ

毎日毎日信じられない暑い日が続きましたが、昨日今日は台風の影響か少しましな京都です。

皆様、お元気にお過ごしでしょうか。。

私たちは先日のお休みの日にこの暑さをなんとか凌ごうとツーリングに出かけてまいりました。

 

1962年に北陸トンネルが開通するとともに廃線となった北陸本線旧線、敦賀-今庄間です。

 

 

「杉津(すいづ)越え」は当時「日本一の鉄道難所」といわれていたそうで、大小さまざまなサイズの隧道が当時のまま国の有形文化財として残されています。

街灯も素敵。出口が見えていると少々暗くても大丈夫。

 

ですが、先が見えないとちょっと怖いのは私だけでしょうか。。。

親方は嬉々として行ってしまいます。

 

特にこちらのトンネルは中央あたりに冷気の溜りが白い靄となって見えてます。実際、中は冷蔵庫のようにヒンヤリ。。。

上からは水滴が絶えずポタポタ。

ヒャーーー。

不気味~~。。

暗いところ苦手な方には肝試しでもありますよ!

ホント、夏のツーリングにピッタリですね。

 

 

 

 

 

 

全ての隋道を走破した峠では上りと下りの汽車がそれぞれをやり過ごすための行き止まりの隋道も残されています。

更には少し先では北陸新幹線のトンネル工事も始まっていました。いよいよ次の時代が来ているのですね。

 

 

 

山間部では珍しい真直ぐな道が続いています。

1000ぶんの25の勾配は2.5パーセント。鉄道にとっては大変な勾配だったようですが、自転車にとっては程よい傾斜。ご機嫌に走れました。

 

 

 

 

***

今庄駅。

帰りは日本海沿いを帰るか、輪行するか決めてなかったのですが、シッカリ満足したので輪行して帰ることにしました。ですが、次の電車まで1時間半もあります。。。

 

 

駅前の北国街道は平日だからかひっそりしていましたが、唯一1軒開いていたお蕎麦屋さんでおろし蕎麦をいただきました。そのお蕎麦の美味しかったこと。普通なら食べる前の写真なのでしょうが、あえて食後の写真です。実物は是非現地で味わってくださいね。

まだ時間があったので親方が検索で見つけたカフェにもお邪魔してきました。なかなか斬新なメニューですがこちらもとても美味しかったです。

 

 

*

さあ、そろそろ時間も頃合です。

この後車をデポした敦賀まで戻り、今度は車で敦賀温泉リラポートで温泉に浸り、帰宅。

短いツーリングコースですが、リフレッシュできてかなり満足度の高いプランでしたよ。

おススメです。

 

つちやはるみ

あっという間に1週間たってしまいました。先日、臨時休業をいただき社員旅行で信州へ行ってきました。せっかくですのでルートをご紹介させていただきます!

***
早朝5時、夜明けとともに京都を出発。ハイエースで走ること6時間弱、前日入りしていた親方・はるみさんとの待ち合わせは、小布施IC近くの高山村という長野県北部の町。ここから1泊2日のツーリングが始まります。先のブログにもあったように野田店長の送別ツーリングでもありました。前日、スタッフたくみ君、チョコ君と3人で、急いで作った旅のしおり。
衣装、同じでした。

 

お昼11時を過ぎたころに走り始めました。長野県は涼しいと思っていたのに、暑い・・・そして走り始めて10分もたっていないのに、きつい勾配に気持ちが負けそうになります。だってまだ周りは畑、山道に入ってないんですよ。。
わたしは蛇行運転中。

 

湯沢林道に入ったところで、勾配がちょっと楽になりました。初日のコースは水場がないと聞いていたので、水場を発見してここぞとばかりに汲みました。

ちなみに水場は林道に入ってわりとすぐのところに2か所だけでした。トイレもありません。

 

舗装がなくなりました。ですがゴキゲンで走っていられそうなダートが続きます。

 

 

 

野田店長がタイヤの空気を抜いています。
タイヤがはねると走りにくいので、ダートを走るときは舗装路を走るときよりも多少空気圧を低めにしておくのだそうです。

 

 

閻魔橋まで走ってお昼ごはんを食べました。ここで林道の5分の2くらいでしょうか。
この橋から、きれいな渓谷が臨めましたよ!

 

 

橋から先の記憶は、ひたすらコレです。


押して、押して、押して、なんと4時間も、ひたすら歩きました。ところどころ乗ることができましたが、すぐに深い砂利にタイヤを取られてしまいます。

 

 

 

 

そして、いつのまにかタイヤサイドが。。。

パンクする前に発見できたのでタイヤブートで応急処置をしました。この日のタイヤはなんと全員エキストラレジェ。最新のエキュルイユがほとんどですが、今回のサイドカットはいつから使い始めたか不明の30Cだけでした。

 

 

そんなダートで、やぶ蚊にまとわりつかれたりもして・・・

めちゃバテているのがお分かりいただけますでしょうか。
誰も虫よけスプレーなど持ってきていませんでしたが、野田店長の常備薬の台湾製タイガーバームがよく効きました。耳の裏や首、足元にタイガーバームを塗ったあとは、噛まれずに済みました。夏の林道では、虫除け対策も必要ですね。1週間たってもここで噛まれた痕は赤いままで痒いです。

 

 

 

万座道路と合流したら、目指す峠までもうすぐ!

日暮れ、雨雲と追いつけ追い越せで、何度か霧雨にあいましたが、これはなかなか夏らしくて気持ちよかったです。

 

 

午後6時、地の果てみたいなところに着きました。


毛無峠という名前のとおり、なんにもないところです。この峠は「行き止まり」で有名だそうです。

 

 

 

毛無峠からは下り調子。どこからともなく硫黄臭が漂います。においはするのに、温泉街が見えてこないな、まだかなまだかなと思うころにようやく温泉街が現れました。午後7時に万座温泉へ到着。宿泊する宿に到着したとたん、雨がざっと降りました。
ラッキーでした。
 

***
2日目は9時スタート。夜ごはんも朝ごはんもバイキングを食べて満腹で出発。目指すは国道最高地点の渋峠です。
ジグザグ道を登ったあと、渋峠へ至る道の景色が最高でした!

 


 

 

 

白根山の噴火の影響でしょうか。噴煙が出ています。
すでに標高1800mの万座温泉からだと、渋峠までの登りはそんなにきつく感じませんでした。

 

 

日本国道最高地点。11時ごろに到着!

 

いったんぐっと下り、、、

 

また登ります。渋峠までの登りより、こっちの登りのほうがきついです。

 

 

 

休憩中。うん、やっぱりかわいい。。

葉っぱリングのことです。
はるみさんの自転車は、やっと製品化が出来た葉っぱリングを、なんとダブル仕様で!チョコの自転車のようにシングルで使用すると、もちろんスッキリまとまりますが、ダブル仕様にもできたらいいのにな~(欲しいな~)と考えていたところ、親方が出発前にはるみさんのER700にインストール!この葉っぱリング(そして、もう一つこの自転車のおもしろいところ)については、後日もう少し詳しくお伝えできるかと思いますのでお待ちくださいね!

 

さて、ふたつめの山田峠に到着したのはおなかが空いてくる時間帯。笠岳の山小屋は開いていませんでした。

またぐんぐん下ります。途中、眼下に見える山田牧場がとてもかわいかったです。

 

13時を過ぎたころ到着した山田牧場でお昼ご飯。こちらのお店で大盛りのタコライスをいただきました。店主の方にとても親切にしていただきました。とてもおいしかったです!

この先は、ぜんぜん写真がありません。下りは一瞬で、あっ!という間もなくゴール地点(=スタート地点)へ到着しました。
全行程はこちらです。

車は、事前にYOU游ランドにお願いして2日間留めさせていただきました。

 

あぁしんどかった!でもまた行きたいな。
毛無峠にて!
 

なっぱ

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