アイズの独り言

9月の初旬、親方とまた旅に出ました。

今回もまた北海道。

日本海側の海岸線を北上し、礼文島、利尻島を含むサロベツ国立公園を満喫するツーリングです。ゴールは日本最北端の宗谷岬。今も昔も学生たちが良くプランニングするこのコースは「懐かしい」のコメントも多くいただきました。車で良いとこ取りサイクリングも忙しい年代にはピッタリで楽しいものですが、やはり何日もかけて一筆書きのように旅をつないでゴールにたどり着くというのは格別です。旅自転車ランドナーの性能が最も活かされ、リフレッシュ感も満足感も別次元でした。

ちょっと長旅でしたのでまとめるのが難しいのですが頑張ってお役に立ちそうなところを選別してご紹介してみようと思います。

 

旅程 11泊12日

総走行距離 約600km

獲得標高 約3800m

旅の目的はただ一つ、「利尻山をいろんな角度で眺める」

荷物を最小限にしたかったので全て宿泊。キャンピングは無し。

 

 

*

9月5日

自宅から伊丹空港までは車で移動し、車は旅の間は空港内の駐車場に預けておきます。

KIX/ITMカードがあると駐車料金の割引あり)

伊丹空港から千歳空港まで飛行機で、千歳空港からは隣接しているJR千歳線で札幌まで輪行。

そして、札幌泊。

札幌駅前のビジネスホテルを予約したのでこの日は輪行を解かずそのまま移動できました。

13:25発のANAに乗ると札幌到着はなんと16:33分です。

札幌のお天気は小雨でしたが夕食がてら夕暮の札幌の街をブラブラ歩いて観光もできましたよ。

 

 

**

9月6日

6:35発のJR宗谷線。

 

札幌から深川まで特急ライラックで向かいます。

そこからJR留萌線に乗り換えて留萌まで輪行。これで留萌に9時前に到着できます。そこで初めて輪行を解き、いよいよツーリング開始です。

 

余談ですが、JR留萌線は2023年9月で廃止が決まったそうで鉄道マニアの方で車内は意外と賑わっていましたよ。

 

留萌から羽幌。 走行距離 約60km。

台風の影響で強い風がありましたが、南風で追い風でした。なまった体をスイスイと推し進めてくれて楽ちん! ただ、追い風に乗って走るとほぼ無風状態になり、いつもより汗をかきます。宿についたらさっそくコインランドリーを借りてお洗濯。北海道のお宿はたいていコインランドリーを備えていますので長期の旅行でも毎日でも洗濯できます。ですので持参する衣類は気温に合わせて調整できるものに厳選できますね。

 

国道232、通称オロロンライン。

概ね平坦路ですが、海沿いで強い風が吹くことが多く風向きによって大きく難易度が変わります。ですのでギリギリのプランを立てず、余裕を持たせたプランニングが楽しいツーリングのコツかもしれません。それに、バイクや普通車だけでなく、大型トラックも結構なスピードで走ってますので歩道があるときは歩道を走り、脇道があるときは迷わずそちらを選びます。

途中、黄金岬小平鰊番屋に寄り道しました。

黄金岬は夕暮がきっと良いんでしょうが、無理して立ち寄るほどでも無いかな。

小平鰊番屋は道の駅にもなっていますし、国と道の両方で重要文化財に指定されている鰊番屋が歴史資料館として公開されています。数百円の料金が必要ですが、想像以上に豪華で大きなお屋敷で見ごたえありました。

 

 

道を挟んで立派なモニュメントと北海道を命名したと言われる松浦武四郎の立像があります。

江戸時代にこの地を旅するってどんなだろう、鰊で賑わうヤン衆の活気って、なんて想像を巡らせながらゆっくり時間があってよかったなと思える場所でした。

ただ、利尻はまだ見えず。

 

 

 

 

 

***

9月7日

プランではこの日は焼尻島から天売島にわたる予定でしたが、台風の影響で島へ渡る船がすべて欠航となってしまいました。。。しかたなくこの日の宿を探すことになり、片っ端から電話しても軒並み満室で部屋が取れません。やっと10件目で予約が取れた宿は遠別のホテルノーザンライトさん。口コミが??だったのですが、実際は83歳のおかみがフロントを務めるペンションスタイルのお宿で清潔でとっても好印象でした。もし、同じように旅の途中で宿が取れなくて困ったら是非訪ねてみて。

羽幌~遠別 約50km

 

初山別までは大きくアップダウンを繰り返す道が続きます。風向き次第ではかなりハードですが幸いこの日もほぼ追い風です。

寄り道は初山別のみさき台公園金浦原生花園、遠別町 河川公園、道の駅えんべつ富士見など。

 

みさき台公園は雲一つない青空ですがとにかく風が強く、竜飛崎で経験した風を思い起こさせるほど。しかも、期待した利尻は全く見えませんでした。。。

 

金浦原生花園もしかり。エゾカンゾウも利尻山もお留守。こうなると青空がむしろ空しくもありますが、秋らしいと言えば秋らしいですね。人気のない木道を自転車押しながらゆっくり散歩しました。

6-7月はきっと素敵ですよ。。

 

 

結局この日も「富士見」と名の付く道の駅でも利尻は見えず、写真映えする河川公園で自転車の写真を撮ってしばし遊んでから宿入りしたのでした。

 

 

 

****

次はいよいよサロベツ湿原へ。

まだ利尻山ちっとも見てないね~。

つちやはるみ


こんにちは。伊藤です。

学生がランドナーの整備に来ている今日この頃です。

どこに走りに行くんでしょうか。

 

 

 

さて、先日納車させていただいたトーエイのランドナー。

ハイテンフレームなのですが、珍しくユーレーエンドがついています。

 

フレームと部品の持ち込みでのアセンブルのご依頼です。

 

フレームの塗装はそのまま、オリジナルの雰囲気を残しつつ、組み上げました。

 

今回の着目点はこのフロントキャリア。

フルオーダーはもちろん、ERフレームに追加でキャリア製作ばかりが最近のキャリア製作事情だったのですが、持ち込みでのご依頼ももちろん大歓迎です。

小ぶりなサイドバックをつけたいとのご希望で、ワンオフで製作しています。

 

 

 

 

パイプの接合部がどちらがロウ付けで盛っているのかわからないような造作や、フォークブレードのアールに揃えて曲げている支柱部分。

 

全てオーダーメイドだからこそできるこだわりです。

 

 

オーナー様もご満悦の様子。

 

 

このフレームはカンチ台座使用なので、フォークブレードに2か所ダボを溶接してタッチアップ処理していますが、センタープル使用のフレームでフロントキャリア用のダボが既についていれば、火をいれることなく取り付け可能です。

フロントエンドの上側にダボがあることも条件です。(ダボがなくても、ダボを溶接してタッチアップ処理もできます)

 

フレームの再塗装の際にフロントパニアも・・・も可能ですが、今回のようにタッチアップ処理であればコストも抑えることができます。

 

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

takumi


2022.09.04

旅の準備

また大きな台風が来ていますが、今日の京都は良いお天気に恵まれています。気温は30度を超え、風は微風、なんとなく秋を感じる日差しです。

あれだけ大きな台風ですので直撃されれば大変ですが、昼のニュースだと台風はなんとなく逸れていきそう。

でも、どこかで被害を受ける方がいるんだろうな。

 

山火事、洪水、台風、戦争。

世界中が大きな力に翻弄されていて、毎朝のように誰かの泣いている姿がニュースになっている。

今朝はパキスタンの洪水のニュースに言葉を失いました。

 

防ぎようのない悲劇があちこちにあって、誰もがいつその只中に放り込まれてもおかしくない時代。

平穏な日常を過ごせていることにただただ感謝です。

 

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明日から親方とまた旅に出ます。

今度はなんと10泊!

2019年のランブイエでのコンクールで製作したバッグに、今年はJBTでパニアバッグを新たに追加して、それらをこの1か月前からいろいろ修理しておりました。そして、親方の分も新たに製作。

縫ってはほどき、縫ってはほどき。

ようやく昨日すべてが完成!

 

パニアバック一個78グラム。

 

お、2個でほぼ倍!

適当にサイズを決めている割に概ね正確ですよ。

 

生地はリップストップと撥水性のある布を組み合わせて作っています。着替えはすべてジップロックに小分けして圧縮して入れていきます。

 

 

全部そろうとこんな感じ。

カメラは雨具やウインドブレーカーが入っているフロントバッグにピッタリ収まります。サドルバッグには輪行バッグと工具。

今回はヴィンディングシューズをあきらめてオンオフ両用の靴で行くことにしたので靴を持っていく必要がありません。なので10日も行く割に荷物が少ない気がします。。。

今夜もう一度再チェックですね。

 

パニアバッグの中にはリュックも入っています。

これはいつものように輪行時にはパニアバッグ2個分を収める用です。

旅先のトレッキングにも使えるので便利ですよ。

 

 

 

*****

【入荷のご案内】

しばらく欠品扱いとしていました輪行用のヘッド小物が諸事整って再販開始しています。

 

 

そして、大物。

良いサイズのエルスのタンデム

2008年にお納めしてからずっと大切にされてきたのがわかる素敵なコンディションですよ。

店頭に置いていますので是非ご覧になってご検討いただければと思います。

 

 

 

つちやはるみ


こんにちは、前野です。

店のシャッターを閉める時間でもまだ明るかったのが、気が付けば行き交う車や自転車はライトを点灯しています。あっという間に9月ですね。
先日、8月の最後を締めくくる楽しいサイクリングに行ってきたので紹介します。

8月も終わろうかという頃、福岡から”旅の自転車店プラットホーム”の大介店長とそのお客様のNさん、息子さんのつばさ君が京都に来てくれました。

大介店長が京都に来る前日に電話したところ、初日はみんなで沢ノ池へサイクリングに行くということなので、ちょうど休みの自分も混ぜてもらいました。

 

妙心寺で3人と待ち合わせ

大介店長と走るのもだいぶ久しぶりですが、Nさん親子と会うのは今回が初めて。

Nさん親子とは以前からインスタグラムで繋がっていたので対面でお会いするのは初めてでしたが、自己紹介も少なめに会話が弾みました。

 

熱心に撮影していただいて恐縮です…!

Nさんは早速カメラで自転車の撮影会。チェーン周りしっかり洗ってくればよかった…

 

NさんのグランボアTypeERもフロントシングル

Nさんの自転車はプラットホームで組まれたグランボアTypeER650B。変速はリア11速のフロントシングルです。オーダーされる際に自分の乗っているグランボアをベースにされたというので嬉しい限りです。

チェーンリングはサンクフィーユ、ブレーキはカンチブレーキ”ミラン”、フロントバッグはアンベール2017をチョイスされています。大介店長によるベルやシフトレバーの肉抜き工作もポイントです。そして自転車はとてもキレイに手入れされています。

御経坂峠は旧道で

妙心寺を出発して国道162号線で沢の池へ向かいます。この日は土曜日で交通量が多かったのですが、旧道は車一台通らず快適です。

 

苔むした道を下って中川へ

高雄の観光駐車場で一息ついて、中川に向けて国道を登っていきます。トンネルを抜けてしまえばすぐに中川集落なのですが、ここは普段通らない旧道ルートで回り道。

つばさ君は古いマスプロ車をレストアしてサイクリングを楽しむ大学生。写真にも表れていますが、元気いっぱいで勢いがあります。

 

菩提の滝に寄り道

中川の集落入り口から沢の池方面へ分岐して狭い道を登っていきます。沢の池に続く道の途中には菩提の滝があるので寄り道です。

みんなは自転車を置いて滝まで歩いていくのですが、つばさ君はギリギリのところまで自転車を担いで下りて行きました。

 

 

沢の池に到着!

濡れた足で菩提の滝を後にして、さらに登っていくと沢の池に到着します。池のほとりに自転車を立てて写真を撮ったり、座って池を眺めたり。のんびりとした時間が過ぎていきます。

 

 

中川の集落を通って杉坂口へ

沢の池から下って元来た道に戻ると、集落内を通る国道162号線の旧道で杉坂口、京見峠を目指します。

 

道風神社で運試し

杉坂口から京見峠に向けて登っていくと、途中に道風神社があります。山の中の小さな神社ですが境内は綺麗に手入れされていて、おみくじもあります。

 

楽しい時間をありがとうございました

最後は山の家はせがわでハンバーグランチ。僕もご一緒したいところでしたが、私用が有ったので泣く泣く京見峠を下って先に帰路に就きました。

午前中だけの30㎞程のサイクリングでしたが、学生の頃の原点に戻ったような充実した時間でした。大介店長、Nさん、つばさ君楽しい時間をありがとうございました。また一緒に走れる日を楽しみにしています。

 

 


 

 

【アイズバイシクル9月の予定】

・定休日:13日(火曜日)

・親方と専務は10日程ツーリングに出かける予定です。オーダーやレストアのご相談を希望される方は事前にお問い合わせください。

 

 

先月入荷したアラヤツーリストは500mmが青のみとなりましたが、550mmは3色全てご案内できます。
アイズバイシクルではアラヤツーリストの後ろ泥除けを輪行簡単仕様に加工、カンチブレーキのアーチワイヤーとチドリを交換、ステムを適正な長さに変更して納車します。
バッグを載せるためのフロントキャリアの追加や各種部品の交換なども是非ご相談ください。

輪行方法もロードバイクとは少し異なりますのでレクチャー致します。

 

秋は自転車に乗るのに適した季節です。
これからランドナーに乗ってサイクリングを始めたいと考えている方、ン十年ぶりにサイクリングを再開してみようという方、増車をご検討の方、ご相談お待ちしています!

まえの


お盆休み始まりましたね。

今日の京都は少し雨に恵まれてとても過ごしやすい一日でした。

でも台風が上陸する見込みだそう。

いきなり関東へ台風が向かうのは珍しいですね。皆様、どうぞ安全にお過ごしください。

 

*****

さて、まずは入荷のお知らせ。

在庫限りとお伝えしていましたレストア用にラインナップされていたハトメの無いリム、パピヨンヴィンテージですが、今回少ロットでの生産が可能となり再販できることとなりました!  次も可能かどうかは不明ではあるのですがしばらくは在庫をつなぐことができました。

このリムはたくさんは必要ないけど、細部にこだわるレストアラーにとっては無いと困るもの代表です。

お届けできないものが多い中、今回は諦めていたものに光が見えて本当に良かったです。

 

そして、待ちに待ったアラヤのツーリストの今年のモデルが入荷しています。

フレームカラーは昨年のモデルと変わりませんが、650Aだったホイールサイズが今年から650Bになりました。タイヤサイズは650x38B。なので今までのようにホイールを作り直さなくてもグランボアのエートル(42B)やリエール(36B)、エキュルイユ(38B)などを使っていただくことが可能です。デフォルトでフロントキャリヤが付いていませんが、グランボアではスタンダードのフロントキャリヤでもキャンピーでも今ならお選びいただくことができます。サイズ展開は500mmと550mmの2種類です。

只今の納期は1-2週間ほど。夏休みの間にキャンピング仕様に組み上げてすぐに旅に出ることができますね!

入荷して1週間ですがすでに4台が売約済。メーカーにも在庫は既にありません。ですので手頃で信頼できるツーリング車をお探しの方はぜひ早急にご検討ください。

 

【アトリエ最前線】

JBTが終わってからの納車数々。

 

 

 

 

そして、最前線はここ。

Oyakata_SUSフレームで作るキャンピング車。

只今フレーム製作が完了してフォークブレード待ちです。

そして、Tさんの親方フレームランドナーは鍍金出しの研磨作業が完了したところ。これから鍍金屋さんへ依頼します。

次のTさんはいよいよ図面が書き終わりました。

 

同時にHさんのTOEI製グランボアとJさんのER650は塗装が上がったところ。

来週には組み立て開始です。

 

OさんのER700はフレームの追加工が終わり塗装待ちの状態です。

 

そのほか、レストアやオーバーホール、リペイントなども同時進行で進めていますよ。

 

お待たせしました!

 

 

 

*****

【おまけ】

暑い夏ですが行動制限のない久しぶりの夏。

私たちも9月にはちょっと遅めの夏休みをいただいてまた旅に出る準備をしています。昨日のSNSの記事で親方が楽しそうに5万図を折っているところをご紹介しましたが、今年もまた北海道。サロベツ原野を中心に天売、焼尻島にも足を延ばすプランです。親方はデジタルツールがこんなに進歩しても旅に出る前は必ず5万図を用意します。もちろん最新ツールも使いますよ。アナログ地図のほかはグーグルの航空写真とスーパー地形というアプリで2万5千分の1のデーターをダウンロードできるようにしています。地図を折るのは旅に出る前の一つの儀式。いつもとても丁寧に時間をかけて折るのを楽しんでいますよ。

 

地図が海ばかりでなんだか損した気分?

 

 

でも、こんなおまけパターンもあるので良しとしましょう。

 

今回は全部の行程(概ね500km/10日)でなんと19枚。

ちょっと荷物ですよね。。。

「画像にして持ってけば良いじゃん。」

なんて身も蓋もないことを言ってはいけないのです。

結局、スマホ頼みだと万が一スマホに何かあったらアウトですから。

 

 

さぁ、お仕事頑張るぞぉ。

夏旅、今からでも間に合いそうですよ!

 

 

つちやはるみ


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