いよいよ明日がアイズラリー。
振り返ってみれば2019年のコッパから4年半ぶりの開催です。
お天気も良さそうで親方はじめスタッフもとても楽しみにしています。
この片波川流域は西日本屈指の巨大杉群落の森があり、京都府の自然環境保全地域として指定された第1号の地域です。太古からの自然が残る素晴らしいルートですが、普通のサイクリストはまずは走らないルートともいえます。スタッフ全員が試走し、十分に時間的にも余裕を見ていますが、サポートに車が入れない箇所もありますので準備は念入りにお願いします。
集合は8時30分、スタートは9時を厳守でお願いします。(やむを得ず当日遅れる方は、残念ですが参加をお控えください。) お弁当、補給食、替チューブ、タイヤブート、防寒具など走りきるための準備は参加者が必ずご用意ください。
参加受付は本日18時までです。参加表明は必ずご本人様から「緊急時の連絡先」と合わせて「ラリー参加希望」と明記し、申込をお願いします。
コースの詳細と更なる注意事項は今一度こちらを参照ください。
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今回走るコースは実は2018年の「秋のアイズラリー」のコースとして組んだものでした。
ですが、その年の夏に関西を襲った台風の影響でルート上はところどころ倒木の嵐、道の欠落で断念したコースなのです。
この時の試走は親方と2人で出かけましたが、走り切るのが大変でした。
道が陥没し大きな木が累々と倒れている景色は今思い出しても悲しくなります。
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今月8日の様子。
上りではたくさん押しましたが、道は良好で紅葉もまずまず。
でも、下りで一気に体が冷えて、下り切ったところで足が攣りました。。
お天気は良さそうですが、体を冷やさない防寒対策をくれぐれも忘れずにお願いしますね。
こんにちは、前野です。
11月上旬は半袖で仕事ができる日もあったのですが、急に冬になったような寒さに震えております。
こちらは定休日の13日に撮った写真ですが、愛宕山に雪が被っていました。日が差すといつもの愛宕山に戻りましたが、冬の訪れを感じる景色でした。
さて、本題です。
今月の初頭の650×36Bリエールに続き、700×26Cセールブリュが入荷しました!
細身なサイズながら、グランボアタイヤに共通する乗り心地の良さを感じていただけるモデルです。
泥除け付きのスポルティーフからロードバイクまで多くの自転車にお使いいただけます。
グランボアのタイヤはアイズバイシクル店頭では1割引き、オンラインストアでは日本国内送料無料です。是非お試しください。
12月下旬から700Cエキストラレジェタイヤの入荷も予定しております。
そして最後に紹介するのはアメリカからご来店されたお客様。
10年以上前にオーダーされたEBISUの650Bランドナーを日本国内で輪行しやすくするためにご来店いただきました。
泥除けはもともとついていた物と同じ本所H79を新調し、リアはグランボアERジョイントを装着して簡単着脱仕様に加工しています。SONのハブダイナモにはコーキシアルアダプターを追加してケーブルの抜き差しを簡単に。
そして写真には写っていませんが、最後にキムラの42㎜リフレクターを追加されて京都の町へ駆け出していきました。
来日前に輪行袋を入手されて何度も輪行の練習をされたそうです。今回の加工が日本での移動に一役買ってくれたら嬉しいですね。
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11月23日(木)勤労感謝の日に開催予定のアイズラリーは参加者募集中です。
寒い中の林道サイクリングとなりそうですが、すでに20名近い方からお申し込みをいただいており、にぎやかな1日になりそうですよ。
参加をご希望の方はブログを参照の上お申し込みください。
こんにちは、伊藤です。
2週間以上も前の事なんですが、4年ぶりの開催となりましたポリージャポンに行ってきました。10月の第3土日に毎年開催されます自転車エンスーによるこのイベント、コロナの影響で中止を余儀なくされ続け、ようやく今年開催されることとなりました。そして今年はなんと私より若い人がスタッフの方含め、4人も参加していたとか。内2人は9月に行きました四国ツーリングのT君とI君なので、身内みたいなものなんですが(笑) いずれにしても同世代の仲間が増えることは大変嬉しい限りです。
ポリージャポンのメインイベントとしては、テーマに沿って作られた自転車を競うテーマ部門と車種問わずレストアの技術と知識を競うレストア部門でコンクールデレガンスが行われます。
4年ぶりということでコンクールデレガンスのテーマも忘れかけていましたが、「色を語る自転車」に今回初めて自身で製作した32Bランドナーをエントリーさせることができました!
恐れ多くも今井・新田賞を賜りました。
テーマ部門「色を語る自転車」はとても抽象的で、特殊な色で塗られた自転車について語る方、あるいはその塗られた色に対しての思いを語る方、皆さん各々「色」に対して様々な角度からアプローチをされていて、私自身も後者・塗られた色に対しての思い、この小豆色のフレームと水色の差し色について平たく言えばこじつけでプレゼンをさせていただきました。プレゼンを終えて、次回はこうしようなど反省点ばかり思い浮かぶ始末でしたが、なによりも自身で製作した自転車を出展できたことが大変うれしかったです。
1993年にポリージャポンは始まり、私の生まれた年でもあります。歴史あるポリージャポンの中でこのような賞をいただけたことはこれからより精進する励みになりました。
テーマ部門 一位
Kさんご夫妻のTOEIプロムナードペア
レストア部門 一位
Yさんの片倉シルク 東京64年オリンピックモデル
自転車のことしか話していないのですが、本当に飽きることはありません。とても刺激になりますし、日々精進しなければとそう強く感じます。
いつもなら記念写真を撮った後は自転車の写真を撮ったり自転車談義が始まるのですが、この日ばかりは早々に退散することとなりました。
そのわけは、せっかく信州まで行くので4人で少しランをしようという話になりました。行先は蝶ヶ原林道です。車で行きますので周回コースを組もうとすると信州の山々はかなり上りますので軽く1000mアップは覚悟しなければなりません。その日のうちに帰るので今回は良い所取りだけしようということで、保福寺峠まで車で上り蝶ヶ原林道(約7km)のダート道をピストンして走ることにしました。
保福寺頂上付近、なにもない広々したスペースで走る準備に勤しみます。
なんでも親方は20代後半の時に蝶ヶ原林道に走りに来たことがあるようで、
「ここにドライブインがあったんや」と教えてくれました。
後日店でこんな写真を見せてくれました。
写真に写るもの全てに時代を感じていたのですが、自転車だけはおなじスタイルのまま・・・
私はポリー用にもってきた32Bランドナーで走りました。(タイヤが細くて大変でした・・・・)
4人全員の自転車はグランボア。
親方は最近もっぱらステンレス号。T君とI君のグランボアもせっかくなので紹介したいと思います。
社会人になって間もない頃にオーダーしてくれたT君のTypeERです。ごく普通のスペックなんですが、サドルは旧イデアル90に革のバーテープと体に馴染みやすい乗りやすいランドナーになっています。ちなみにこのフレームは私が作ったものです。
I君のグランボアはなんとアルビー仕様の渋いスペックです。泥除けの先端にはピン球がマウントされていて、チェーンステー前方にひっそり佇むダイナパワーから給電されています。
約9割近くが未舗装路で、かなり走りごたえのある林道でした。
すこぶる天気は快晴で、山々がキレイに見渡せました。
7㎞ちょっとの林道を往復で15km弱しか走っていないのですが、本当に走りごたえのある林道で天気の良さも相まって素晴らしい1日でした。
信州まで行くのはちょっとばかり大変ですが、京都の北山とはまた違った雰囲気でまだまだ行きたいところはたくさんあります!
おしまい。
こんにちは、前野です。
10月に入った頃は毎日Tシャツ短パンで自転車通勤していましたが、ようやく朝晩肌寒くなり長袖シャツに長ズボン、風が吹く日はウインドブレーカーを羽織っています。
暖かい冬になりそうですが、あっという間に年末ですね。
11月の予定
・5日(日) 第1回オータムフェスタフリーマーケット(岐阜羽島BLOCK47)
・13日(月) 定休日
・23日(木) アイズラリー (アイズバイシクルはお休みです)
・26日(日) シクロジャンブル(大阪服部緑地公園)
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岐阜羽島のBLOCK47さんで開催される「第1回オータムフェスタフリーマーケット」に5日(日曜日)のみ出店します。
以前は岐阜羽島サイクルフリーマーケットとして開催されていたイベントで、自転車関連のフリーマーケットから、自転車の試乗まで幅広くお楽しみいただけるカジュアルなイベントです。
グランボアはタイヤの他、ヴィンテージのウールジャージなど衣類の販売を予定しております。
BLOCK47の屋内では「第3回私たちの自転車展」も開催されます。ビンテージから最新のオーダー車までご覧いただけるようです。
日程:11月4日(土),5日(日)10~16時 グランボアの出店は5日のみです
場所:BLOCK47
お次は、23日(木曜日)勤労感謝の日
先日のブログでも紹介したアイズラリーです。
京北発着で未舗装林道を含んだ50kmほどのコースを楽しみます。
スタッフも全員参加しますので、この日はアイズバイシクルお休みになります。
人数把握の為、参加を希望される方はブログ記事を参照の上、お申し込みください。
そして26日(日曜日)は大阪服部緑地で開催されるフリーマーケット「シクロジャンブル」に出店します。前回は部品を持っていきましたが、今回は何を持っていくか検討中です。お楽しみに!
・午前9時から午前12時 雨天中止
・場所 大阪府服部緑地 西中央広場北側「集いの原っぱ」
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在庫を切らしていた650×36Bリエールのスタンダードモデルが入荷しています。
程よい太さのリエールは多くの650Bランドナーでお使いいただけるオールマイティなタイヤです。出来立てほやほやのタイヤで紅葉を見に出かけませんか?
アイズラリーに参加される場合は、より丈夫なリエール・ルートフォレスティエールがお勧めです。
他にもクールストップのマハック型ブレーキシューやサンエクシードの650Aリム等届いています。
入荷した商品はショッピングサイトのトップページに掲載していますのでチェックしてみてください。
オーダー、修理のご相談などお待ちしております。ご来店前に日時をお知らせいただけるとしっかり対応できますので、お電話またはメールで事前にお問い合わせください。
それでは11月もよろしくお願いいたします。
こんにちは、前野です。
今日は11月23日開催予定の「アイズラリー」についてお知らせします。
コロナ禍になってからアイズラリーではなく、「コンセントレーション」という形で、集合場所と時間を決めて、そこまでのルートは参加者各々でプランニングしていただき1日サイクリングを楽しむという形で開催していました。
今回、久々に開催するアイズラリーは、私たちがプランニングしたルートを参加者みんなで走って楽しむ集団でのサイクリングになります。
秋のアイズラリーを開催しようとなったわけですが、どこを走るかが問題です。
親方の第一声は「丹波広域基幹林道!」
京都市と南丹市のほぼ境を東西に約60km整備されている大規模な林道です。
8年前、2015年のアイズラリーでは西側の一部区間を走りました。今回走るのは東側、具体的には片波~林道峠までの区間を走ります。
今回プランニングしたルートは距離48km、獲得標高900mで、見どころの丹波広域基幹林道は未舗装路を含みます。正直、万人向けのルートではありません。
林道区間は自動車の立ち入りが出来ず、アイズラリーではサポートカーの用意などもありませんので基本的に参加者の方は林道区間に入ったらご自身の力で走り切っていただく必要があります。
※11/20コースの一部を修正しました
距離の割に獲得標高が多く未舗装路を含むハードなルートになります。覚悟して参加していただけるように、先日行った試走の様子を交えつつアイズラリー2023のルートをご紹介します。
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集合場所は京北合同庁舎第二駐車場
アイズバイシクルから北へ20km程です。8時半集合、9時スタートの予定です。
もし京都の市街地から自走で向かわれる場合は、登り基調になりますので時間にゆとりをもってお越しください。
コンビニは近くにファミリーマートがあります。道の駅ウッディ京北、スーパーマーケットのサンダイコーは朝9時からの営業なのでスタート前の買い物は出来ません。
川沿いの砂利道
まずは国道477号線と並行する裏道を走ります。
砂利道が終わると橋を渡って国道477号線に合流します。
477に合流すると交通量が増えるので、くれぐれも長い列にならないよう前の方と車間を調整してください。
8km 常照皇寺前、公衆トイレが有ります
今回のアイズラリーは林道がメインなのでコンビニや飲食店、トイレがほぼありません。
常照皇寺の手前に立派な公衆トイレがあるのでここで最初の休憩を予定しています。
17km 片波への分岐
常照皇寺を出発してしばらく走ると、国道477号線から片波への分岐に到着します。
道の駅ウッディ京北からここまで1時間半ほどを見込んでいます。
この先は林道区間です。広域基幹林道まで約6.5kmを登ります。
最初は緩やかですが…
緩やかに登って片波の廃村跡を過ぎると林道の分岐にあたります。
ルートは道なりではなく、急坂が見える右です。ここから先は持越峠雲ケ畑側のような急坂が続きます。
お楽しみの林道はまだ先なので無理せず、きつかったら押してください。皆でワイワイ歩けば楽しいはずです。
倒木、落石当たり前
片波川源流区域に入ると落石や倒木が有っても驚かないでください。
この辺りは片波川源流域京都府自然環境保全地域としてに特別区指定されていますが、今回のアイズラリー開催、試走にあたり、自転車での林道内の走行は問題が無いことを管理している京都府に確認済みです。林道外は立ち入り禁止です。野生動物との遭遇も想定されます。集団で声を出し、なるべく一人で走らないようにしてください。
どんな場所を走る時もそうですが、くれぐれもゴミなどの置き土産を残さないようお願いします。
荒目の砂利
しばらく登って斜度が緩くなると、路面は砂利に変化します。一部区間は砂利が荒く、乗車が難しい場所もあるので無理せず進んでください。
ちなみに今回の試走では650×38Bタイヤのランドナーで荒い区間も走ることが出来ました。ただ、余裕を持つなら650×42Bのようなさらに太いタイヤが良いでしょう。空気圧を下げるのも有効です。
砂利の目が細かくなり、走りやすくなると広域基幹林道に到着します。
尾根沿いのアップダウンが続く
広域基幹林道に平坦な場所は殆どありません。標高700m前後の尾根沿いで登りか下り、基本的に砂利道で所々に舗装区間が有ります。
見晴らしのいい広場に着いたらお昼ご飯です。
お湯を沸かしてラーメンなどを食べるのもいいですね。
当日は11月下旬で気温が低いことが予想されます。休憩時の防寒対策は忘れずにお願いします。コンパクトなダウンジャケットがあるといいですよ。
グレーチングの隙間に気を付けて!
広域基幹林道には所々排水溝のフタ(グレーチング)が道を横切っている場所が有ります。数か所ですが、道路中央付近のグレーチングに隙間が有ったのでくれぐれも嵌らないように注意してください。
下りの途中にグレーチングがある場合も多いので、普段以上に予測運転でお願いします!
32.5km 林道峠
コシキ峠を過ぎて登り区間が終わるとゲートが見えてきます。
ここが林道峠です。写真右側に下ると八丁林道を通って佐々里へ通じます。
アイズラリーではここを左に降りて国道162号線に向かいます。
薄暗い未舗装区間
林道峠からしばらくは未舗装路が続きます。
長い下りなのでブレーキにつかれたら無理せず休みましょう。
この区間は落ち枝が多く、泥除けへの巻き込みに気を付けてください。
泥除けと言えば、広域基幹林道内には排水用のゴム板が道路を横切るように設置されています。
自分の自転車にはマッドフラップが付いていますが、この排水用ゴム板を乗り越える際に干渉していたので、枝の巻き込み対策も兼ねてマッドフラップは外した方がいいかもしれません。
舗装路になっても気を抜かずに
下りの途中で舗装路に切り替わりますが、落石や落ち枝が多いので油断しないように。
写真のようなウェットなコーナーもあります。終盤なので集中力が切れてくるころでもあります。
疲れたら自転車を停めて休みましょう。
38km 国道162号線に合流
林道峠から6kmほど下って国道162号線に到着します。林道区間おつかれさまでした。
ウッディ京北までは国道162号線を走れば到着しますが、これはアイズラリーです。
すぐに国道を離れてのどかな裏道を走ります。
ここまで来れば厳しい登りや未舗装路はありません。
15時台にゴール、解散を予定しています。
繰り返しになりますがパンク、サイドカット対策や、寒暖差に対応できる服装をお忘れなく。
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今回のアイズラリーに適したタイヤですが、グランボアのタイヤなら以下の2種類をお勧めします。
なるべく太い方が未舗装路を走りやすいですし、リム打ちのリスクも減ります。グランボアタイヤのルートフォレスティエールモデルは重量を抑えながらサイドカットに強いケージングを採用しているので、特に未舗装路ではスタンダードモデルよりも安心です。
最低でも650×32Bシプレ、700×30Cシプレ700などの30mm以上の幅があるタイヤを推奨します。
未舗装路を走るので予備チューブ、ポンプもお忘れなく。
サイドカット補修用のタイヤブート、予備チューブが尽きたときに役立つパッチキットなども持っていると安心です。
路面が荒かったり、きつい場所は無理せず押し歩いたらいいんです。
ただ、より安全に楽しく林道を走るなら太くて傷に強いタイヤをお勧めします。
必ず自転車のメンテナンスを済ませた状態でご参加ください。当日まで1か月ありますので、不安な方は早めにメンテナンスをご相談ください。
ハードなルートですがとても楽しい1日になるはずです。皆様のご参加お待ちしております。
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【アイズラリー2023】
日にち:11月23日木曜日(祝日)
集合場所:京北合同庁舎第二駐車場
集合時間:午前8時半集合、9時出発
ルート:距離約48km、獲得標高約900m
必須の持ち物:昼食、防寒具、雨具、予備チューブ、ポンプ
自転車保険の用意はありません。各自でご加入ください。
参加申し込みは店頭、お電話、またはこちらからお願いします。
(お名前、当日連絡がつく電話番号をお知らせください。)
今回のアイズラリーは決して初心者向けではありませんが、林道サイクリングの楽しさを味わっていただけるルートです。皆様のご参加お待ちしています。
参加に際し、ご不明な点等ありましたらお気軽にご相談ください。